まさやん＠スバル乗りのブログ一覧

今年ネッツトヨタ京都レーシングチームの監督兼アドバイザーとしてだけでなく、なんと自らヴィッツレースにグッドイヤーから参戦する田ヶ原章蔵さんの練習に岡山まで付いてきました。
監督自らの参戦に、チームメイトへ良い刺激になっているようで、事実開幕戦はみんな揃って上位に食い込み良いムード・・・。
むむむ～、僕も何とかそこへ食らい付いていきたい！少しでも何かヒントになるものがあればと一緒にコースイン。
クールダウンラップだったのかグッドイヤー号を「僕の走りを見てもらえますぅ？」と言わんばかりにパス。それを察して頂けたのかぴったり付いてくるグッドイヤー号。そこから約1周逃げるも逃げるが裏ストレートであっさりパスされる。
てか、近過ぎますって、章蔵さぁん！！(汗) ＞画像
続いて、僕が追いかける番。「プロのテク盗むでぇ！」
・・・ええっ、そんな曲がり方あるんやぁ！うお、ぶ、ブレーキはぁ？すげぇ。
「無理ーーーーー！盗めん！！」
ピットへ戻りしばしレクチャー。
ご自身の練習周回を割いてもらって申し訳無かったのですが、でもプロ相手に2台でコース上レッスン・・・楽しかった。ん～、何て幸せなぁ。
貴重なこの時間を無駄にしないように頑張らなくちゃ。

なワケはなく、レースから帰ってしばらくこういう事になります・・・。
ジャマだと思うでしょ？でも人間慣れてくると「まぁいいか」って思えてくるのが怖い。
って単なる面倒臭がりやん。

先の決勝レポートにあるように今回残念な事が起こってしまったくろちゃんこと黒岩唯一選手。
そんなくろちゃん自身の動画コンテンツ「黒岩スタイル WEB TV」で、スタートからの車載動画がご自身の解説入りで公開されています。

つまり、スタートでまたまたまた僕が抜かれるシーンはもちろんｗ、
抜き返して、さぁこれからくろちゃんとのバトルが始まろうとせんとする所までが見れます。
ナレーションで僕のことを喋ってくれてて超うれしい！！(^_^)v
本来ならこのままくろちゃんとのバトルが収録されてるはずだったと思うと非常に残念です。

・・・なんて言わんでもこれから先、また昨年から続くお約束のようにくろちゃんとはグリッドご近所さんになるかな？

さあ決勝、20番グリッド。

後ろにはスタートがうまいくろちゃんこと黒岩唯一選手。
昨年からグリッドが近く仲良くさせて頂いているのだが、
「前でスタートして1コーナーまでキープ出来たことが無い」という関係が続いている。(T_T)

さてそのスタート。「今度こそ」
シグナルに全神経を集中。来た！
タイミングはバッチリ。あれ、ミート回転が低いか？
そんなことよりｗくろちゃんは？とミラー確認。
「居ない！」左を見る。居るやん！・・・はい、いつもの展開～。

1コーナー飛び込み、インスタートだったため幸い前で起こった混乱を避けたものの、
前が詰まってしまったためにスピードが落ち、2コーナー立ち上がりででもう1台にアウトから並ばれる。
そのまま何とか粘ってS字2個目でインキープしスタートから抜かれるのは1台にとどめる。
(1コーナーで1台コースアウトしたので順位的にはキープ)
その前でくろちゃんはもう1台抜き、いつものスタートダッシュを決めている。

1周目裏ストレートで順位が落ち着く。
130Rでくろちゃんが半分はみ出ている！ぬぉーくろちゃんなんとか復帰。
シケインで前集団が詰まっていて団子で失速。
混乱を予想して若干スペース取っていたのでその失速に乗じて立ち上がりで1台パス。
なんとその前のくろちゃんも失速していたようで、今回はここでお約束バトルへ。
くろちゃんのスリップに入って1コーナーインへ、パス・・・
いつもここまではいいんですよねぇ～。
ここから追われるものの弱さ。いや単純に僕が弱いだけ。
しかしまだ前半、くろちゃんの後ろにも1台居る。
後半のことを考えればここで逃げておきたい。
でも、相手はくろちゃん。そう簡単には逃げさせてくれない。
このまま終盤までバトルが続くんだろうなと、ヘアピンを立ち上がって後ろを確認。
「ん？くろちゃんが居ない！？」
なんと、くろちゃんがオカマを掘られてコースアウトしていた・・・。

中盤、後ろとの差があるので前に集中して追いつこうとするが、どうもペースが上がらない。
リアの流れ出しも大きくなって来た気がする。徐々に後続に迫られる。

後半、何とか前の集団に追いつくも、後ろからも追いつかれ、3台一緒になる。
って、ん？？？よく見れば、昨年の最終戦岡山の2コーナーで3ワイドになった3台やん！！
運命のイタズラか単なる偶然か・・・単に実力伯仲ってだけやろけど。
ただ、依然リアが流れる状態でコーナリングスピードはこちらの方が若干遅い。
後ろから来ていた1台にヘアピンの立ち上がりで抜かれ、
離されまいとするがコーナー進入で頑張っても挙動が乱れるし、我慢するしかなかった。
ファイナルラップ、スプーン1個目で挙動が乱れたスキにもう1台に抜かれたが、
130Rで張り付き、シケインの飛び込みで何とか抜き返した。

で、結果17位。
抜きつ抜かれつのバトルは良いけど、後ろから来られて抜かれては取り戻すの繰り返しで、
結局自力で上がったポジションは1つだけ。
タイヤの使い方、セッティングにスタートと相変わらず問題は山積だけど、
少し「バトルを楽しめたかな」っと思えたのは今回数少ない好材料だった。

さぁ、予選。今回はなんと44台！
スペース作りに苦労しそうなので、ちょっとでも早いほうがいいかなと、早めに並べに行った。
ところが同じ事を考えてる人も多くて結局ゲートから15番目ぐらい・・・。中途半端～。
流れでうまくスペースを作るしかない。

予選スタート。
2周目からのアタックに備えてタイヤと人間のウォームアップ開始、
と後ろにいた人がパッシングしながら迫ってくる。
「そらアンタは速いかも知れんけど先行きたいんならとっとと抜いていけばええやん、パッシングなんかせんと。」と、これにはちょっとムカッと来たが、
「はいはい」と自分で自分を抑えるかのようにおとなしく譲る。

・・・さすが44台。ス、スペース出来ない。
2周目、裏ストレートで前後にスペースができた、3周目アタック開始！
いい感じでダンロップを登ったところでなんと赤旗。
あたた。出鼻をくじかれた格好だがしょうがない。

赤旗解除再開、また仕切り直しでスペースも気持ちも作り直し。
数周して、うまくスペースが出来た！
「ここや！」車載にも入ろうかという声を出して、アタック！
ところがそれが逆効果だったか、ヘアピン、スプーン2個目でミス。
本番に弱い男出たーーーーー！！

自己ベストに及ばないタイムで終了。20番手。
でグリッド。＞画像
あ”、くろちゃんこと黒岩唯一選手が真後ろ・・・。
うーむ、何でこうなるか。＞昨年のレース参照
もう既にスタートで抜かれる絵が想像できるぅ。

何にしても決勝で追い上げていくしかない。
明日は頑張ろう。