
9/5(土)
もともとこの日は、ネッツカップの関西シリーズ第4戦とアナウンスされていた日で、
開幕直前に中止となり今年は全3戦となった。
岡山としては独自の開催として新旧ヴィッツの混走による1時間耐久レースを企画したという経緯である。
当然、マシンは「ネッツカップ」仕様でありそれで耐久すると言うことは初めて(のはず)で、
各チーム、ロングラン(特にタイヤ)に関するデータは少なく、
ましてやドライバー交代なんぞやったことがないドライバーがほとんど。
ちなみにわたくしは耐久へのエントリーは実は2回目。だが、
前回A、Bドライバー共々直前に
食中毒で倒れてしまい出場できなかったwこともあり、
実質、僕も耐久は初出走。
なお、今回のパートナーは今回がデビューレースとなる同僚のO氏。
今回の目標はズバリ「完走」。
と言っても僕としては出来るだけ良いポジションでレースをしたい&させてあげたいと言うのが
本音ではあるので、気を抜くというわけにはいかなかった。
そんな中迎えた練習日、今シーズン開幕前にクルマを壊して以降余り岡山は走っておらず、
トラウマまでは行かないにしろ、なんかいやーな雰囲気が自分の中で漂ってはいた。
ただ、ここはシーズン経験者として「走り」でもレースデビューするO氏を支えなくてはいけない。
練習走行、はじめは僕から。
いい意味でも悪い意味でも走り慣れた岡山。各コーナーを確かめるように走る。
そうそう、と感覚的に思い出したところでアタック開始。
「うーむ」やっぱりなんか微妙に怖い。セッティングの不安とかそう言う意味の怖さではない。
が、ともかく明日に備えることは出来た。
続いてO氏。
O氏はマイカーでサーキット経験者ではあるもののヴィッツに乗っての岡山はまだのべ数時間。
やっと慣れだしたかと言う段階。
タイム的にも走る度に縮まってきておりその過程を楽しんでもらえてるようで、
僕としては一緒に走る仲間が増えたと嬉しかった。
ところが、もうじき時間終了と思った
その時!
最終コーナーでスキール音がして見てみると
753号車がストップしている。
ぶつかったかどうかまで分からず大丈夫かと思っていたが、
見たのはぶつかった後の姿だったらしい。
帰ってきた753号車は、言うほど外傷は無いもののバンパーが落ちており、
牽引フックがもげ(!)、もちろんこのままでは出場出来ない状態。
この時、なんとチームメイトの24号車はトラブルに見舞われており、メカさんが近くのディーラーへ部品を取りに行って不在。
自分らで程度が判断が出来ず不安満載なところへ他チームの方がパッと見て「大丈夫そうやな」と言ってもらえココロの希望の光が。
・・・ん?ちょっと待て。と2つになったある部品を見る。
もげた牽引フック。。。
バンパーは応急で何とかなるとして、今回はネッツカップでないため
「TRDのサポートトラック」が来ていない。つまり、部品供給がない。
予備の牽引フックなんぞ誰も持ってるはずもなく・・・。
うぉ、どうしよぉ。
「ありますよ」「へ?」ww
と声をかけてくれたのはチームメイトの樺田選手。
今回、山口選手とペアを組んで山口選手の24号車で出場の樺田選手は、ご自分の車を持ってきていないにも関わらず、
念のためと持参の工具一式の中に何と牽引フックが入れてあったと。
何という
ナイスプレイ!<古風な響きw
メカさんが戻り、まずは24号車を復旧。お疲れなのに次は753号車に。
他チームの方々のご意見や協力で試行錯誤を繰り返している間に日没。
その後も作業は続くも何にも手伝えないのを申し訳ないと思いつつ、何度も頭を下げメカのお二人に託す。
まずは明日の車検をクリアしなければ。
Posted at 2009/10/18 03:42:26 | |
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