プロペラシャフト

T50とJ160では、アウトプットシャフトのスプライン形状が違う為、プロペラシャフトの変更が必要です。

スプラインの形状は、インプットシャフトと同様にW型ミッションと同一だという事がわかり、W用でハチロクと長さの等しい第1プロペラシャフトを探したところ、GA61系セリカがぴったりだということがわかりました。他にもRA63系、MA61系セリカも一緒でした。
具体的な寸法は501.5(長さ)×65(外径)×61.8(内径)です。
ハチロクとアルテッツァのプロペラシャフトの切った貼ったとバランス取りも覚悟していたので助かりました。

公認手続きには、プロベラシャフトを変更すると「動力伝達装置強度検討書」の提出が必要ですが、2リッタ車で使われているプロペラシャフトそのものであるということを「セリカ新型車解説書」のコピーで説明したところ了解されるというおまけも付きました。

センタサポートベアリングはセリカとハチロクでは固定する側のボディ形状が違う為、ハチロク用を使用します。

ハチロクと長さの等しい第1プロペラシャフトにしたわけですが、少し短い様です。
ミッションのダストデクレクタ先端とプロペラシャフトのスライディングシャフトダストカバーの立上り面がツライチになるのが正しい位置関係だと思います。