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イイね!
2018年01月26日

GX100クレスタ

祖母の友人が所有するクレスタです。
祖母の友人達が出掛ける際に良く利用する車でして、遠乗りの際は私が運転手として雇われて運転するので今回、簡単なインプレをしてみたいと思います。

結局クラウンセダンになりましたが実は100系クレスタは私が車選びをしている際の候補でした。





H10年式で車齢20年目になる個体です。

新車購入後女性ワンオーナーで使用されている車ですが、車にあまり興味のない人が所有しておりますので外装は大分お疲れのご様子です。

グレードは特別仕様車の2.0スーパールーセントLです。

マークIIではレガリア、チェイサーではロードリーに相当するグレードです。

主な特別装備は

ホワイトパールマイカの設定
アルミホイール
ダークメタリックフロントグリル
専用フロント、リアエンブレム
ダーク調ヘッドライト
プロテクションモール専用エンブレム
専用色プロテクションモール
本革巻きステアリングシフトノブ
ランプ付ハンディミラー

などが装備。

この個体はホワイトバージョンですが、その他にブラックバージョンも設定されており、こちらは特別外板色ブラックトーニングが設定され、またリアスポイラーも装備されます。



ちなみにデザインは前期型が私は好み。
全体的な質感では後期型に軍配が上がりますが、デザインの美しさという観点では前期の方が良いと思います。
特にリアは後期ではガーニッシュが追加されてバランスが崩れた感じがいたしますので

(後期が好きな人ごめんなさいm(__)m)


全体的な走行性能、雰囲気は古き良きトヨタ車そのもので、程よいパワー、程よい車格。
車に興味のない人ならばまず不満の出ることはないであろう車内の質感。

走行性能など2000年以降のトヨタ車が失ってしまったものを持っています。

キー抜き忘れ音もみんなが大好きなあの音です。




内装の質感も80、90系のマークIIに触れてしまうとコストダウンは否めませんがそれでも現在のトヨタ車よりも質感は上です。

プラスチックの質感などは現行クラウンよりも良いのではないでしょうか?

シートも古き良きモケットですので高級感があります。

また、インパネのデザインもシンプルで変に凝った作りでないので空調パネルの操作もしやすく、ダッシュボードも高さがなくボンネットが見渡せますので非常に運転のしやすい車です。

搭載されるエンジンは私のクラウンセダンと同様の1G-FEですがこちらは前期型なのでVVT-Iがつく前のエンジンです。
パワー感はVVT-I付に劣りますが始動時のあの独特的な音、常用域でのエンジン音はこちらのエンジンの方がより澄んだ直6の音を堪能できます。

実用的な面を言いますと燃費は市街地では9㎞程
高速を含んだ乗り方ですと11㎞程です。

高速では大人4人乗車ですと登坂路、追い越し時などではパワー不足を感じますが、まったりと走行車線を走る乗り方では必要充分です。

また、乗り味は全体的にフワフワとした旧来の高級車的な乗り味ですが、私個人の感想としましては、この時代までのトヨタ車はカローラ含め4独の為かロールはしますがコーナーでの踏ん張りが案外効くので運転している分には巷で言われるような不安感はむしろありません。

また操縦性も軽い1Gの為か非常に良く、FR+4輪独立サスの動きは心地よいものです。

また、100系までのマークII3兄弟はMTも設定されているので案外BMWのような駆け抜ける喜びを感じることができるかも 笑






この個体は走行距離21万㎞オーバーですが、オイル交換、タイミングベルト交換のみで今まで故障は皆無だそうでこの時代のトヨタ車の耐久性には脱帽です。

この車は当時トヨタが再びセダン復権を狙い意気込み作った車で車としてのバランスが非常に良いです。基本的なポテンシャルが高いと言うことですかね。

ボディの大きさも全長、全幅がバランス良いのでデザインも伸びやかで美しいものです。



次期クラウンは全幅こそ1800mmに抑えられていますが全長は4900mmになり、デザインのバランスが非常に悪いです。

また、メッキや木目などの配置も現行アルファードのようなこれ見よがしのものでなく奥ゆかしい和の雰囲気を感じることができます。やはり日本の高級車はこうでなくてはなりません。

最後に

三兄弟が揃うのはこの100系で最後の型となりますが現在もマークXと名前を変えながら彼らの血は続いております。
搭載されるエンジンこそ直6からV6になりましたが先に書いた通りFRの乗り味は他に変えがたいものがあります。
トヨタはマークXをカムリに統合する流れのようですがTNGAを用いた新型カムリはボディの質感、環境性能など良い車であることは確かですが、操る喜びという点ではマークXの純ガソリン、6AT、FRには敵いません。
現在のトヨタのラインナップでは次期クラウンがあのようになってしまったのでプレミオ、アリオンと並ぶ古き良きトヨタの流れを汲む最後の車であると私は思います。是非マークXをなるべく長く販売していただきたい。
今回、20年前のクレスタに乗った感想をこうやって書いている際にやはり日本らしさを残した車は日本人にとって良いものだと改めて感じました。
現在の国産車のラインナップは皆、欧州車に習えという感じですが、軽自動車のようにガラパゴス化した日本らしい高級車プログレ、ブレビスのような小さな高級車こそ高齢化が進む今の日本には必要でないかと私は思いました。


ブログ一覧 | 車の感想 トヨタ | 日記
Posted at 2018/01/26 13:35:21

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この記事へのコメント

2018年1月27日 0:23
はじめまして。

私も100系クレスタに関しては前期型が好みです。前期スーパールーセントの5速はあまりにタマ数が少なすぎたので、結局次に好きな100系後期のグランデに落ち着きました。
1G搭載モデルは直6の重厚な雰囲気をまといながら、そこそこに軽快なフットワークを実現している傑作車両だと思っています。5速MT車に駆け抜ける歓びはそれほど感じませんが、そんなに運転がうまくなくても楽しくさせてくれる何かはあります。

所有されているお車と考え方に共感できる点が多かったのでコメントさせていただきました。
コメントへの返答
2018年1月27日 1:53
こちらこそ初めまして。

貴重なご意見ありがとうございます。
私は全体的に3兄弟の多くは後期型が好みなのですが100系クレスタだけは前期のプレーンなデザインが好きです。

1Gは30年近く生産されたエンジンということはそれだけ基本のしっかりしたエンジンなのだと私は思っています。燃費も良いですしね。

また、所有する車に共感していただき大変うれしく思います。
2018年1月28日 18:46
こんばんは。

私も前期のほうが好きですよ!
テールランプって、横長で面積が広いほうが、
高級な印象になるはずなんですが、クレスタ後期は微妙な感じがします。

15クラウンもこの年代の車で、内装はコストダウンを感じますが、車のデザインは14クラウンや90マークⅡのように曲面過ぎず、程よく角張った感じであまり古さを感じませんでした…
20年前の車と言うと驚く人も結構居ました。

壊れ易い装備も減らされて長持ちする個体も多いと思います!

現行車はずいぶんとハイテクを積んでますが20年後まともに作動してくれるんですかね…
どんどん電化製品に近づいている気がして
私は何となく悲しいです。
コメントへの返答
2018年1月28日 19:46
この時代のトヨタの高級車はトヨタ車の持つ耐久性と程よくコストダウンされた装備などで壊れる要素が減り、今でも多く残ってますよね。

私は豪華絢爛なバブル期のセダンが大好きですが、バブル後の落ち着きのある高級車は現在の高級車にはない控えめなところが大好きです。

私やRyuさん世代が子供の頃にはこの手の車がたくさん走っていたのがいつの間にか見なくなってきて寂しい限りです。

私としては17クラウンが登場から19年たってしまったのも驚きです。

プロフィール

2020年式Y51フーガと2007年式KB1レジェンドに乗っています。 車は一台を永く乗りたいタイプの人間ですので過走行にならない程度に気兼ねなく乗って、...

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