先週は全国的に寒い一週間でしたね。山口でも雪が降る日があり、市街地では少量ながらも積もる日がありました。息子は先週末まで夜勤で夜中の4時頃帰ってきていたのですが、これまで一度も雪や凍結の道での走行を経験したことがないので事故をしないか心配していましたが、何とか上手くやっているようでホッとしています。
雨混じりの雪の日が多かったため、朝方は雪を叩くと下はガリガリの氷・・って日が多かったのですが、こんな日に怖いのがオートリトラミラー。私が会社に着いた頃奥様からメールが来て、「今朝、N-WGNの鍵開けたら、ミラーがバキッって音がしてそのまま開かなかったけど壊れてないかな・・」と。私がオートリトラミラーの一番嫌いな理由がこれだったのですが、案の定やらかしたそうで・・・・。今度からお湯をかけると言っていましたが、冬季だけでもオートリトラをOFF設定したほうが良い気がします。
そんな寒い一週間でしたが、我が家のチューリップの芽は確実に大きくなってきています。埼玉のチューリップの発芽状況はいかがですか~~?(~-~;)
昨日の天気予報では今日は晴れだったのですが、全くの外れ予報で朝からずっと雪・・・。正月から一度も洗っていなかったN-WGNとダンクを洗車しようかと思っていましたが、終日雪が舞っていたので中止です。
いつものルーティーンワークに出かけ、ふと北方面の山を見ると白い・・・。この寒さはあと一週間続くようなことを言っていましたが、雪が積もるのは勘弁してほしいなぁ・・・。
そうえいばそのルーティーンワーク中、私の前を走っていたこのヴィッツ。65歳前後と思われる老夫婦で運転手は旦那さんでしたが、窓を開けて腕を出してたばこを吸っていたのでまさかこの時世でポイ捨てはしないだろうと思っていたら、
遠慮なく、捨てやがった!!!
まだいるんですね、こんなクズ野郎が!!!
マナーの悪いドライバーは数多く見かけますが、その中でもたばこのポイ捨てってなぜか無性に腹立たしいんですよね。気持ち的にはそのたばこを拾ってそのまま捨てたヤツの車内に投げ戻して「テメェで処理しろ!!!」って言いたいほど腹が立ちます。なんでだろ・・・・
さて、先週日曜日にアコードのオイル漏れとグリスの飛び散りで修理に出し、翌日の月曜日に修理が終わったので会社帰りに寄って引き取ってきました。本当は4月の車検で修理する予定になっていたけど、グリスの飛び散りがあまりに悲惨な状態になってきてとても4月まで待てそうになかったのでホンダに相談して、オイル漏れとグリス飛び散りの件だけ前倒しで修理することにしたあの話しです。
「項目1」がオイル漏れの修理内容。チェーンケースからの漏れとオイルパンからの漏れに加え、VTCオイルコントロールバルブ経路のフィルターからもかなり漏れていたそうで、これだけが追加になりました。
オイルパンは無事何事もなく外せて再装着できたそうです。これが再利用できなかったらえらい金額になってたわ・・・。サービスマンさんに感謝です。
そして「項目2」がグリスの飛び散り修理の内容。予定通りテンショナーとアイドルプーリー、そして補機ベルトの交換だけで済んだようです。
これらでほぼ5万円ちょっと。
これが修理前の状態。ここらへん一帯が汚れたグリスで黒ずんでいます。特ににオルタの軸周りは心配になるほどグリスが付着していたのと、ベルトもグリスの浸透がかなり進んでいました。
可能な範囲でいいからと洗浄をお願いしていたのですが、苦労の様子が痛いほど伝わってきました(笑)。
何か薬剤を使っての洗浄だったのでしょうね、主に鋳鉄に白い付着物が残っています。
因みに一番上のプーリーがテンショナープーリー。そのすぐ下に見えるのがアイドルプーリー(アイドラー)。グリスの飛び散り修理としてこの二つを交換しています。
以前のブログでアイドラーの役目が何かを書きましたが、仮にアイドラー無しでクランクプーリー(アイドラーの左下に僅かに見えるプーリー)とテンショナープーリーにベルトを引っ掛けてしまうと、プーリーに接するベルトの伝達面積が充分でなくなり滑りが発生しやくなるため、アイドラーでベルトをクランク状にしてプーリーとベルトの接触面を充分に確保する・・・、そういう目的の物です。
私が持っているパーツリストだとこれ。でも請求書の伝票に記載されていた品番を見たら、テンショナーもアイドルプーリーも品番が少し変わっていました。改良されているのかな・・・。勿論、年月が経っている車なので部品単価も1.5倍程度高かったですけどね。
前述しましたが、修理し始めて追加で交換されたのが赤い四角印にあるVTCフィルター。確かにこのあたりからは派手に漏れてました。
パーツリストだとこれ。リフト量を可変させるVTEC機構ではなくバルブ開閉のタイミングをカムシャフトの回転で可変させるVTC機構のオイルコントロール経路のものです。
さて、支払いを済ませて車に乗り込みホンダを出発。流れの速い国道なのでそこそこアクセルを踏み込んでグイ~~っと加速させましたが、それはそれは感動的な違いでした。
とにかく加速が軽い!!
もうね、空気の抜けきったタイヤに正規の空気圧を入れて走らせたほどの大きな違いがあって正直びっくりしました。
と同時に、二次バランサー付きのエンジンフィールの気持ち良さを改めて実感しました。どんなに最新のエンジンが滑らかでも、ピストンの縦振動をキャンセルさせるバランサーが付くと付かないとでは回転の質が違うんですよね。4気筒であればそれが二次振動にあたりますが、回転数に比例するこの縦振動は回転が上がるほど大きくなるのでバラサーの効果を感じ、それこそ無意識に回した時ほど「おお!何か気持ちいい!!」とその滑らかさに気が付くんですよね。K24Aはそもそも中回転域の滑らかさが4気筒の中では素晴しいので、その上でバランサーが付いているので本当に上質な回転フィールに感じます。
ちょっと話がそれてしまいましたが、これほど加速感に違いがあるとなると、それはこれまでのテンショナー、或いはアイドラーの転がり抵抗がよほど大きかったという事になります。チェーンケースからのオイル漏れはこの回転の軽さとは全然関係ないでしょうし、そもそもこの修理でオイル交換もしていませんから。
そこで、帰り着いて燃費計を見てみたら何と350Km程度走った時点での平均燃費が9.8Km/Lだった・・・・(汗)。
これまで通常の通勤燃費で10Km/Lはおろか、11Km/Lだって切ることがまず無いので、こりゃ本当にエンジンへの負荷が大きかったんだなと思いました。テンショナーとアイドラーのどっちが悪かったのかは分からなかったようですが、これほど負荷が掛かっていたのであれば手で回しても回らないでしょうから、それで判断がついたのではないでしょうか・・・。
通常350Kmも走っていたら、そこから通勤だけで平均燃費を上げていくのはもう至難の業ですが、そこからたった3日間で10.4Km/Lまで上がったのにビックリ。もはや、高校野球の選手が練習でタイヤを引っ張りながらグランドを走っているのと同じくらい負荷が掛かってたんでしょうね(汗)。
勿論これほど走りが軽くなったわけですから他にも目に見えて改善された点があります。一つはクランキングがかなり軽快になった事。このところ気温の低さがピークを迎えている上にセルモーターもそろそろ寿命が近いづいている事が原因でクランキングが重いのかとずっと思っていたのですが、今週の朝一のマイナス気温でもかなり軽快に回るではありませんか。
そしてエンジン始動直後も回転がかなり低い状態からゆっくりと回転を上げて暖機を始めていたのが、修理後は以前の様に始動直後から回転が元気に上がる様になりました。
更には、エンジンが回っている時は常にシャーというかすれた音が混じってしていたのですが、これが全くしなくなりました。
これら全てがテンショナーかアイドラーのベアリングが死んでいた事によって起こっていたのだ言われても、そりゃ全く疑う余地などありませんよね。
そしてもう一つ、ずっと悩み続けもう諦めていたヒューーっという笛を吹くような音がしていたのも消えました。このヒューヒュー音については私のブログを読んでくださっている方だともしかしたら覚えている方もおられるかもしれませんが、音の質と時系列を箇条書きしますと・・・
◆2013年頃から加速するとエンジンルームからヒューーという笛を吹くような音がし始めた。
◆エンジン始動直後から数分間(暖機運転中)は鳴らない。
◆5~10分程度の暖機運転をし終わり、そこから5分程度走っていると音がし始める。
◆この音はアクセルを踏んだ時だけ鳴り、スロットルオフ時は鳴らない。
◆音が鳴るのは2~3分間だけでその後は鳴らなくなる(最近は5分間以上鳴っている)。
◆途中買い物などで10~20分間エンジンを停止させ、その後再びエンジンを始動させるとやはり音が鳴り始め、その後音がしなくなる。
◆音のトーンは回転数に比例することなく一定。
◆テンショナー付近で鳴っている気がするが、断定がしづらい鳴り方をしている。
◆なぜかオイル交換をすると200~300Km程度は鳴らなくなる。
◆2014年10月、ホンダに相談しテンショナーを疑われ交換(走行距離約17万Km)。しかし全く改善されず。
◆20万Kmに到達したのでオルターネーターを交換。オルタのベアリングかもと期待したが音は消えず。
◆2016年の車検でアイドルプーリーを交換(走行距離20万1000Km)。アイドラーはこれまで一度も交換した事がないと思っていたが、自分のブログ内で「ヒュー」で検索したら2016年の車検で交換している事を記していた。
◆アイドラーの交換で音が消えたため喜んでいたら、実はこの車検でオイル交換&添加剤を入れていた事も記していた。オイル交換をすると一時的にヒュー音が消え、その後またし始めるという例に漏れず、この時もまたその後ヒュー音が鳴り始めた。
といった感じ。
つまり、テンショナーとアイドラーを交換しても直らなかったのです。それ以降私はもうクランクベアリング等どうしようもない場所から鳴っているのだと思う様になり、このまま乗り続けるしかないと思っていました。まぁ鳴ってる時間が一時的ですから我慢しようと思えばできますし・・・。
そして30万Kmを超えた今回、グリスの飛び散りという理由ではありましたが、またしてもテンショナーとアイドラーを交換。前回の交換時と同様に現在音は鳴っていません。しかし、今回はあの時とは状況が違います。
オイル交換をしていないのに音が消えている・・・
嬉しい事ではありますが、これでは前回との辻褄が合いません。もしかしたら、ブログでは車検でアイドラーを交換したと書いてありましたが、実は勘違いで交換をしていないのかもとか、アイドラーじゃなく間違ってテンショナーを再び交換してしまったのかもとか、ブログ記事を疑う様にもなりました。そこで大きめのメンテをした時の伝票はずっと残しているので確認してみたら
ちゃんと交換してた・・・・
この時系列によって益々分からなくなりました。同じ修理内容で前回は直らず今回は直るなんてあり得るのか。何かアタリが変わってしなくなったとか?そんな単純な話しでしょうか。そもそも鳴ってる場所はどこ?やっぱりクランク回り?まさかエアコンかウォータポンプ?
全く分からなくなってきました。
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このまま数百キロ走っても鳴らないようであれば、そりゃ凄く嬉しい事ではありますが凄く気持ち悪い・・・。だからと言って、再び鳴り始めればそれはそれで
「あぁぁ・・・またこの音と付き合っていくのか・・」という絶望感もあるわけで・・・。
2013年、17万Kmの時点から鳴り始め、今や2022年、30万Km・・・。どんだけ長い事この音と付き合ってきたのよって話ですが、あまり期待せず完治している事を祈りたいと思います。
エンジンブロック周りは随分と綺麗にしてもらいましたが、それでも薬品の様な白い付着物が残っていますし、他の色々な所がまだ黒ずんで汚れています。少し暖かくなってきたらマイペット等で汚れを落としていこうと思っています。
現在302,400Km。
一気にエンジンの調子が良くなりました。とにかく軽い、音も雑音が消えて静かに、且つ滑らか。
いや、以前の状態に戻っただけとも言えるのですが、それでも30万Kmにしちゃ異常に快調・・・・(~-~;)
次回オイル交換の推奨距離は303,800Km。20万Kmを超えてからは約4,000km毎の交換にしているのでそろそろか・・・。今よりも更に軽快になるんだったらいっそエンジンマウントも交換してやりたいところですが、4月には車検に夏タイヤ購入に税金・・・・。
やっぱ無理だな(爆)
個人的には、もうこんな優秀な4気筒ガソリンエンジンは出てこないなと思っている今日この頃。
エンジンが凄く静かになったので、このところ荷室から聞こえるペキペキ音が気になり、ついでにこっちも消す事に。
音の発生個所は毎度おなじみトノカバーの引っ掛け部分。
対策品は、これまた毎度おなじみホンダ純正緩衝パッキン。
ここを貼り換えるだけで一撃です。
私の中で「車を古く感じさせる三要素」というのがあるのですが、一つはエンジンマウントの劣化、もう一つはショックアブソーバーの劣化、最後に室内の異音。追求するのが大変な場合が多いですが、消えた時の喜びは大きいですよね。
相棒君、まだまだいけそうです♪
奥様カーは現在悲惨な汚れ方になってるのでそろそろ洗ってあげなきゃと思っているのですが、寒すぎだし天気がね・・・(汗)。