長い夏季休暇も終盤になってきました。雨による被害が九州や中国地方で沢山起こっているようですが、皆さんの地域は大丈夫でしょうか。山口市も今日は緊急土砂災害の警報がスマホで流れ、これから夜中にかけても強雨が続く予報が出ています。
ふり返れば火曜日からずっと雨で、夏季休暇中に色々しておきたい外作業があったにも関わらずほぼ何も出来ず・・・。これはもう残りの休みも動かずしっかり休息を取れと言うことなのでしょうね。でもダラダラしすぎて火曜日からの出勤では体がまともに動くのか心配です・・・。
ここ最近は飲み物をずっと「ブルーベリー味の黒酢」や「梅味のりんご酢」を炭酸で割ったものを飲んでいるのですが、これがとてもサッパリしていて美味しい~♪痩せた体型の私ですので当然ダイエット目的ではないのですが、酢は体に良いので毎日風呂上がりに飲んでいます。
先日お友達のV-テッ君さんがシャービックのブログを書かれていて、私も以前からダイソーに行くたびにシャービックやゼリエースが置いてあるのを見て懐かしく感じていたので、影響を受けまして買い物ついでにシャービックを買ってきました。
これ食べるの、多分小学生低学年の時以来だから40年以上ぶりかも。
さて、この休みで唯一雨が降らなかった月曜日に我が家の玄関の廊下のカーペットの貼り替えを行いました。
本当はカーペットの貼り替えが第一目的ではなく、昨年あたりから廊下を歩いていると何か所か床がヘナっと凹むのが酷くなってきたので、それを補修するのが最大の目的としてカーペットの貼り替えも一緒に行うことにしました。
私が実家に戻る随分前に親父が貼り替えたらしいピンクのカーペット。色々と突っ込みどころがある貼り方になっています・・・。
タイルカーペットの貼り替えにはいくつかの注意点がありまして、
①縫製の段階で縫い目の方向があるので敷き詰める時は縫い目の向きを揃えなければ模様が揃わなくなる(又は千鳥状に向きを変えて敷き、意図的に模様を変える場合もあるが)
②各カーペットを丁寧にギュっと密着させながら貼っていかないと継ぎ目が目立ってしまう
③各タイルカーペットの継ぎ目も一直線上に揃えないと境目が目立ってしまう
等々があるのですが、大きなカーペットを買ってカットするよりは作業性が良いのではと思っています。ただ年月が経つと継ぎ目が目立ってくるかもしれませんけど・・・
残念ながら親父が貼ったこの状態は各タイルカーペットの継ぎ目がバッチリ分かるし、継ぎ目のラインも揃っておらず、年月が経った今では随分と酷い状態になっていました。
玄関マットを敷いていたので褪せた部分とかなり色が違ってますね・・・。
カーペットを全て剥がし、両面テープは完全に剥がす事は無理でしたがシール剥がしである程度ネチャネチャした粘着物を取っておきました。
歩いた時に床板がたわむ分部にマジックで印を。全部で13箇所近くありました。
特にトイレ前の床のたわみはかなり酷く、指で押さえるだけで敷居と隙間が出来るほどでした。
当初は床板を剥がして張り替える事も考えましたが、巾木を剥がさないと無理そうだったし、そうなると手間がかかりすぎるので、床下に潜って補強を貼りつける方式に変更しました。
カーペットを剥がすと、なんと階段を下りたところに約40センチ四方のメンテ口があり、ネジを外すとご覧の様に床下を覗く事ができました。ただ、ここから入るのは痩せた私でも無理そう・・・。
どうやらこの穴というのが、私がまだ実家に戻る以前に洗面台をホームセンターで買って設置してもらった際作業者が排水管を繋ぎ忘れてしまったという出来事があったらしく、そのせいで排水が床下に全部流れ漏れて床下に溜まり、それに気づくのが遅くれてしまい(ある程度溜まって床の通風孔から溢れて出てきたのを見て親父が気づいたらしい)、近所の知り合いの大工さんに頼んで排水をしてもらった時の穴だそうで・・・。
とんでもない施工者だわ・・・
床上から見た釘の位置でも確認できますが、床下には赤線のように左右方向に約350mmピッチで根太が走っていてその上に合板である床板が打ち付けられていました。
先ほど書いたメンテ口が黄色い部分ですが、ここから覗いて確認するとどうやら根太のサイズは42×42mmっぽい。床板のたわみはこの根太と根太の間で起こっているので、補強は根太間に打ち付けようと思ったわけですが、そのためには各根太間の距離を事前に、そして割りと正確に採寸しなければなりません。
というわけで、台所の床下収納ボックス部分から床下へ潜ることに・・・。
床下は高さ方向がかなり狭いので、前に進むにはほふく前進、又は背面になっての前進しか無理。汚れまいと倉庫に残っていたプラダンを敷いて進みましたが、途中から役立たずで結局服や髪は真っ白に。地獄でした・・。
序盤はまだ良かったのですが・・・・
途中から床の断熱材(グラスウール)が張られてあり、これのせいで更に高さ方向が狭くなり息苦しいし、何よりも採寸がしづらい!グラスウールを押さえつけている薄い垂木を外して根太間を計らなければいけないので、まぁ大変ってもんじゃありませんでした。
因みに、床下に潜ってしまうとどこがたわむ分部か分からないので、たわみの激しい部分(床板に番号を書いた部分)を息子に踏んでもらいながら、採寸していきました。
そして採寸を終えたはいいものの、また台所まで戻る気力はもう残っていなかったので、階段付近のメンテ口から出れないものかと思い試してみたら、知恵の輪の様な体勢ではありますが何とか脱出成功!
痩せ型で良かった~~!
補強用の材料は倉庫に残っていた1×4材をメインとし、それを押さえつけるための部材は18×38の角材を使用。
採寸した数値は息子に伝えて書いてもらいましたが、根太間の距離は一部を除いて大体305~310mmでした。
補強材を押さえつけるための角材が足りなくなってしまったので、倉庫に残っていた別の角材で代用しました。
1×4材は採寸通りにカット。長さが短いので13mm厚のこの材料でも充分補強になると読んでの選定です。
どの場所にどれを使うかも記しておきました。
再び潜ってこのように補強を貼り付け。構造はシンプルで、補強を床板に押し当て、その両脇を別の角材で押さえつけて根太と固定、という感じです。
効果を確認するために1本打ったあとにすぐに息子に踏んでもらいましたが、効果は抜群。予想通り補強の長さが短いのでたわむ事はなく、更に補強をたわむ床板に直接打ち付けるのではなく、別の角材を強い根太へ水平方向から木ネジで打ち付けているので、ガッチリ感が出ているのだと思います。
ただ、高さがない場所で常に上を向いての作業だっただけに、電ドルの重さで腕はつりそうになるわ、首も浮かしているので首筋がつりそうになるわで本当に大変でした。
お腹がでてますが・・・
グラスールのある場所はもはや絶句状態・・・。マスクはちゃんとしてますけど、それでも埃やグラスウールは舞うし、それ以外のものだって顔面に沢山降ってくる・・・。
そして何よりも息苦しくて、最後はもう気分が悪くなってしまってまずい事になるかもと思ったほどです・・・。
床上の空気がなんと美味しかったことか・・・・
何だかんだで床の補強取り付けを終え、ようやくカーペット貼り。事前に採寸して必要な枚数も出していました。
新たに買ったタイルカーペットは近くのホームセンターで買ったもので、大きさは500×500mmサイズ、枚数は24枚です。色は家族と相談して淡いブラウンになりました。
タイルカーペットは製造ロットが異なると僅かに色が異なる事があり実際私もそれは過去に経験があるのですが、今回20枚入りの箱入りのものは大丈夫としても残り4枚はバラ買いになるのでどうしようもなく、その4枚はなるべく玄関から遠い場所に使う事にしました。
カーペット用のテープも使用。
各カーペットはしっかり寄せて敷き詰め、縫製の向きも同じ向きにして境目が分からないように気を付けます。
床の張り替えをされた方なら分かると思いますが、床ってコーナー部分だけじゃなく色々な場所で凹凸があってチリ合わせが大変ですよね。それに床の左右の幅が手前と奥とでは微妙に違うとか(つまり並行じゃない)、結局どちらか片側の壁側は実測しながらカーペットをカットしていかなければいけない。今回も斜めにカットしていく場面がありましたから・・・。
という感じで、何とか完成!
よほどガン見しない限り、1枚もののカーペットに見えると思います。ロット違いに寄る色調の違いも今回はありませんでした。
縫製の流れは奥行き方向に統一。私は千鳥で変化を付けてもいいかなと思ったのですが、奥様やお袋は同じ方向が良いと言うので、そちらに従いました。
いつものビフォーアフター。
今回は時間がなく天気も悪い日が続くのでカーペットの貼り替えのみで終えましたが、近いうちに一番手前の木材にニスを塗りたいのと、トイレの電気と門灯用のスイッチも随分と古い物なので、パナソニックのホタルスイッチに変更して今風にしようと思っています。
どこを歩いても床板がガッチリしているので、それだけでも気持ちが良い~~♪
昨年の夏季休暇は
トイレのリフォームを行いましたが、それに比べれば楽な作業だと思って取り掛かりましたが、実際は床下に潜っての作業がかなり大変で、首や腕の筋肉痛と指の関節痛も数日間続きました。それに何と言っても狭い床下で窒息気味になったのも予想外・・・。
もう二度としたくない作業の一つにリスト入りしました。
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