先週は月曜日の会社帰りにアコードのオイル交換に行ってきました。25万Km過ぎたあたりからは出来るだけ4,000Km毎で交換をしているのですが、今回も忘れることなく4,000を少し超えたところで交換することができました。
今回はエレメントも交換しましたが、2回に1回は1万円超えになるのでかなり堪えます・・・・
さて、先週金曜日の会社帰りの出来事。
残業を終えて駐車場に向かい、ピッ♪とスマートカードキーで解錠して車に乗り込み、キーシリンダーを回してクランキングを・・・
って、
全然セルモーターが回らない!!!!
何度か回すも、毎回
「カチカチカチカチ・・・・」
という音がするだけで一切クランキングをする様子がない。
最初の1~2回目まではキーをONの位置に戻せばメーターはまだ明るくて色々な警告灯が付いていたのですが
3回目のクランキングをしたあたりからはもうメーターの表示も消え始め警告灯もまばらに・・・。
こりゃ完全にバッテリーが干上がってるな・・・と思ったものの、ここ数日間クランキングが弱々しいと思った事もなかったし、今朝だって全くそんな様子はなかった・・・。
とりあえず、急いで救援車を呼ばないといけないのですが、この日この時間まで残業していたのは私以外にもう一人営業君だけだったのを思い出し、彼にすぐ電話して駐車場まで来てもらいジャンプスタートしてもらいました。
ところが、それでも状況は変わらずカチカチカチカチと言うだけで全然クランキングしない・・・
唯一違ったのは、メーターの明るさが戻った事だけ。
手を貸してくれた営業君にお礼を言い、こりゃ結構深刻な事かもねと言ってお別れし、すぐに奥様に電話して迎えにきてもらうことにしました。片道25Kmあって40分近くかかるので、薄暗い中待ちながら少し頭の中を整理していました。
この状況で何度もクランキングさせると電装品に影響がありそうなのでそれはやめておきましたが、その後パワーウィンドウは動かないわ、スマートキーもキーレスも利かないわ、ホーンも鳴らないわでどう考えてもバッテリー臭いのですが、救援車でのジャンプスタートもしないのですからもう絶望的・・・。
こりゃ、ECUが逝った可能性大だな・・・
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多分10万円コースか・・・
遠い自宅からようやく奥様がきてくれたので、相棒君のドアを鍵でしっかり施錠してN-WGNに乗り込みました。
こういう事があるので、絶対にスマートカードだけを持って運転するという事はしない様にしていますが、今回もし鍵を入れていた作業服を車内で脱いだまま車内の出入りを繰り返していたら、タイミングによっては車内に入れなくなっていた可能性が高かったと思います。
いやぁ、危ない危ない・・・
故障したままの相棒君を会社に置いて帰るのって今回が初めてですが、何だか物凄く寂しそうに見えてちょっと心が痛かったです・・・
そして土曜日。この土曜日も午前中は肩の注射とリハビリに行く事になっていたので、午後から相棒君のバッテリーの電圧を測り、その後どうするか判断することにしました。
朝降っていなかった雨が午後になって降り始めるという最悪なパターン・・・・。奥様は午後からコロナワクチンの注射を打ちに行くとの事で、仕方なく息子のダンクを借りて行く事に。
誰も止めていない駐車場にポツンと1台だけ相棒君が・・。ラッキーな事に会社のある海沿いは雨が降っていませんでした。
早速テスターで電圧を測ってみると、バリバリに12.7Vある・・・。通常12.5V以上あれば正常なので、この時点でかなり絶望感が漂いました。本当はクランキング時の負荷電圧を見たかったのですが、当然一人じゃ出来ない・・・。息子を連れてくるべきだったか(泣)。
しかしまだ望みは捨てていませんでした。過去一度だけ営業車で同じ様な事があって、この時も他の営業車でジャンプスタートをかけたものの全くエンジンがかからなかったので修理に出したら、結局バッテリーの寿命だったという事がありました。干上がったバッテリーだとこういう事もあるのかとその時驚いたので、この出来事だけを心の支えにしていました。
そこで、ホンダに相談してみたら、症状的にはバッテリー臭いけどECUが逝ってる可能性もあるとの事で、JAFに電話してみては?というアドバイスがありました。私はJAF会員だし、確かに調べてもらった方が早い。JAFに判断してもらってバッテリーじゃなかった場合、ホンダまで牽引してもらって修理するという話になりました。
とうことで、そこから約1時間弱、JAFのロードサービスカーが来てくれました。
手際よく色々と症状を確認してくれ、電圧が12.7Vある事も確認。
「う~む、12.7Vありますねぇ。じゃぁ負荷電圧を見てみましょう」
そう・・、私もそれを調べたかった・・・。
負荷電圧の変化を見るには一人じゃできないので、私がライトをONにしてJAFの方が電圧を確認。ライトを一瞬点灯するもすぐに消えてしまうようで、その段階で漏れてきた言葉が。
うわ・・・、こりゃ物凄い電圧ドロップですね。
ここまで一気に下がるのはちょっとバッテリーじゃないかもですね・・。
ガビ~~~~~ン・・・・・
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そして、最終兵器のジャンプスターターが登場。でも、昨日救援車呼んでかけたけどダメだったのよね・・。勿論その事も伝えていました。電圧だけじゃなく電流値を測定するようで、クランプメーターを追加で付けていました。
ケーブルを全て繋ぎ、いざ運転席に座られます。しかしなかなかキーを捻らない。20秒くらいでしょうか、ずっと待ってそこからキーをONに捻りました。すると真っ赤な自発光メーターが点灯。そう、これも昨日そうだった。でもそこから先のクランキングがしないのよ・・・。
しかし、ここからも私と違った・・・。
ナビが全て起動し、CDチェンジャーなどもカチャカチャと準備動作をしている。それらが全て終わったところでキーを捻ってクランキングさせました。
キュキュンキュンキュンキュン
ブォーーーーーン
やった!!!
かかった~~~~~!!!!!(感激)
どうやら、干上がったバッテリーの場合、少し時間を置かないとかからないそうで。今更ながら初めて知りました(汗)。
よし、急いでバッテリーを買って一旦家まで戻り、息子と一緒にダンクでまた会社の駐車場まで来てバッテリー交換しなきゃ!
※息子には事前に状況を説明して付き合ってもらう話をしていました。
ってことで、せっかくかかったエンジンですが、一旦エンジンOFF。
鍵閉めてUターンです。
ところが!
通り雨なんてレベルじゃなほど雨がザーザー降りだし、とてもじゃないけど屋外交換など出来そうにない。
時刻はもう16時過ぎ。途中バッテリー買って家に戻り、息子連れてまたここに来たとして多分時刻は17時半頃・・・。その時に雨が止んでる保証はない。
ってことで、予定を変更して翌日の日曜日に交換する事にしました。
因みにJAFの作業賃は勿論無料。勉強になったのは、ケーブルを繋いで間を置く必要があると言う事。あとは干あがったバッテリーでクランキングすると、特にナビなどが故障してしまうケースがあるそうです。
そして今日日曜日。早めに起きてリサイクルゴミの廃棄や買い物などを済ませ、午前中までにバッテリー交換を済ませる予定だったのですが、奥様が土曜日に打ったコロナワクチンが物凄~く効いてて、朝から38度超えで苦しんでいて昼ご飯を作れそうにない・・・。更に、同じ町内に住む親せきから電話があり、つつじの木を抜いているんだけど最後の方で根が抜けず、そんなに時間はかからなさそうだから手伝ってほしいと・・・・(汗)
結局約1時間かかって作業を終え、家に戻った時はもう汗ダラダラのヘトヘトでダウン寸前・・・(┬┬_┬┬)
そういう訳で、何だかんだで午前中だけで目一杯用事で埋まってしまい、息子を連れて会社に向かったのは午後からになりました。
今回も前回と同じナフコブランドのG&Yu製バッテリーにしました。G&Yuはユアサ電池と韓国の世邦電池が技術提携してできたブランド。まぁ値段が安いのでそこまで高性能ではありませんが、距離で6万Km、年数で4年弱持ったのでコスパは高い方だと思います。
古いバッテリーを取り外す前にもう一度電圧を測ってみたら、なんと前日まで12.7Vあったのが9.53Vまで下がっていました。何となくですが、今日は陽が差して暑かったのでその影響じゃないかなと思いました。
サクサクっと交換。
昨日のJAFを見習って、ケーブルを繋いだら少し時間を置きエンジンを始動。
無事かかってくれて一安心。
それにしても計器類がカチカチ鳴りながら暗くなったり警告灯が賑やかに消えたり点いたりするのは本当に心臓に悪いものですよね。ECUが故障してなくて本当に助かったわ・・・。
今回付き合ってくれた息子にはしっかり丁寧にバッテリーの交換方法を教えておきましたが、そうは言ってもまだ一人で行うのはちょっと難しいかな・・・。
帰りはランデブー走行。親子で片道40分間のドライブを楽しみました。
と言いつつ、休日の二日間とも通勤路を走るはめになるなんて、それ自体は嬉しくもなんともないけどね・・・。
さて、今回アコードの急なバッテリートラブルを見て心配になったのがダンク。息子も私と同じほどの通勤距離だし、夜勤の週は夜中に走る。それに今年2月の車検でバッテリーをそろそろ交換した方がいいと言われていたにも関わらず未だに無交換。マメに充電しているし電圧だってちゃんとあるから・・・と思っていたのですが、もはやそんなメンテはあまり当てにならない事が分かり、ホンダの言う指摘を真摯に受け止めて新しいバッテリーに交換することにしました。
その前に、今付いてるバッテリーが熱いエンジンルーム内で電圧が下がっていないか確認してみたら、なんと13Vもありました。
結構充電されてんだな・・・。
いやいや、負荷電圧こそが重要なんだよね。
そこで、息子にエンジンをかけてもらってクランキング中の電圧を測ってみたら
10.8Vもあるじゃん!
※負荷電圧は10V弱までならOK。9Vを切るとエンジン始動が困難になる。
しかし、ホンダが指摘してきたのだからやっぱり買いました(笑)。というか、今回息子には貴重な休みの日に時間使わせて助けてもらったからトーチャンからのプレゼントです。
アコードは、オーディオのラジオ設定も自動だし時計も電波だから再設定不用。なのでエンジン止めて交換しましたが、ダンクは古い社外オーディオなので何もかも設定が面倒。パワーウィンドウのオートも必要。なのでメモリーバックアップを使って交換しました。
こちらも息子に説明しながら交換。アコードもダンクも全く同じバッテリーへの交換なので新鮮味はゼロ・・・。
前回交換は2020年1月。2年5ヶ月しか経ってないんだ・・・・。
距離は109,000Kmかぁ・・・。何キロ走ったんだろ・・・
と思って、オドメーター表示にしたら
ぬおぉ・・・・・・・
((((;;O.O;lll))))
メモリアルな距離を平気で見逃すところだったわ・・・・
新しいバッテリーには13万Kmと書けば良いものの、キッチリ129,999Kmと書いてしまう拘りが痛いか(汗)。
さて、ダンクもこれで安心。自分以上に息子の事が心配な親ばかトーチャン。つまらない事で私の様に帰宅困難になっては困りますしね。
いつでも助けに行くけど・・・
ついでにこの二日間で私の都合で100Kmも走ったので、
「ガソリンも注いでおいてやるよ」 とトーチャン貧乏なのに大判振る舞い。近所のエネオスに行ってみたら・・
メッチャ値上がりしてましたわ!!
(──┬──__──┬──)
ちょうどガススタでメモリアルな13万Kmを撮影することができました。
相棒君はたった1日半家にいなかっただけなのですが凄く久しぶりに感じるのは何故なんでしょうね。そして故障したままそこに置いて帰るってのは本当に辛いものがありますね。
今回よく分かったのは、表面的なバッテリー電圧を見ただけでは全然判断できないってことですね。最低でも負荷電圧を知る必要があるけどこれは一人じゃできない。なので、本当はバッテリー液の比重なんかが分かる専用テスターを持っていた方が安心だと思いました。最近のバッテリーはギリギリまで性能を発揮していきなり死ぬ事が多いから、比重の経過を知っておけばある程度寿命が予測できそうです。
それにしても、たかがバッテリーなのに今回はかなり焦ったわ・・・