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2018年06月27日

15代目 トヨタ 220系 クラウン

15代目 トヨタ 220系 クラウン









待ちに待った新型クラウンを見てきました。

今回のキャッチコピーは

CROWN BEYOND


価格は460万~

ナビが標準装備されているとはいえ、600万オーバーが目に見えてます。

高い…

車同様カタログもカジュアルになりました。



それでは熱心なクラウン崇拝者の自分が見たクラウンの感想を述べていきたいと思います。

走りがどうとか詳しいことはみんカラをご覧の方はご存知だと思うので割愛します。

ちなみに展示車はターボのRSで色は先代に引き続き設定されたプレシャスシルバーメタリック。

今回から従来のグレード体系から変わりましたが、長らくロイヤルサルーンを基準に装備などを見てきた自分はまあ、分かりにくい。

従来のアスリートがRS、ロイヤルサルーンGがG、マジェスタがG エグゼクティブ。といったところでしょうがそれにまた、SやらBがあるので従来のようにキャラを作り分けるのならば無理にグレードを変える必要があったのか…

まずはデザイン。



フロントはゼロクラ以降のクラウンの流れを感じさせるフロントデザイン。

賛否のあった先代のイナズマグリルがなくなり220クラウンはこれまでのロイヤルとアスリートを足したようなフロントデザインです。

素直に私は新型220系のフロントはかっこいいと思います。



リアも同様でベンツに似ているとか言われてますがこれもクラウンらしい横長のリアテール。

マフラーが標準で4本出しは驚いた!

RS以外はこれまで通り2本出しです。



リアのエンブレムも若々しく変わりましたね。



RSの18インチはクラウン用のREGNOが標準装備。


アルミもクラウンらしからぬスポーティーなデザインできらびやかなアルミを守るためリムガードは大きめ。

続いてインテリア。




先代のような演歌調なデザインではなくなり流行りのツインモニターです。

ステアリングがカムリと同型の者になり質感もカムリと同様に。4本スポークが好きな私には質感ともにステアリングはマイナスポイント。

ボンネットがきっちりと見渡せ、細いピラーと相まって取り回し性能は良いです。

ここはクラウンの美点。

H31 1.24 追記



点検時に2.0RSに乗り心地以外に気を配り運転したところ、左足がセンターコンソール下部の膨らみに触れていてちょっと狭いかな。

私の場合はフットレスト付近がすぐに磨り減りそう。



後日見たベージュ内装のSグレード。

こちらの方が明るさも影響すると思いますが、カラーのメリハリがあり、同じ素材のファブリックでも安っぽさは感じ難くかったです。





2019年7月登場の特別仕様車

Sエレガンススタイルの内装。

最初からこの方が良かった😅

2019年10月26日 追記











同じくSエレガンススタイル

こちらはこがね色


2020年3月20日追記




ドアトリムと同じ素材がダッシュボードにも。

包まれ感があります。



空調等のモニターは見やすくなりましたが、個人的にはナビもこちらで操作性はあまり良くなく少し難しいです。
やはり物理スイッチが自分には合っているよう。
フリックでナビ画面呼び出しなどもはやスマホでナビの操作などは慣れが必要。

ちなみにクラウン伝統のスイングルーバーは健在です。



シートは見た目はクラウンらしからぬ物ですがこれがまた良い。

しっかりとホールドしてくれてヘッドレストもしっかり機能してます。

ちなみに今回のクラウン。

センターのアームレストとが低くなり、元々良くないことですが先のシートと相まってクラウンあるあるの片手であぐらをかいて運転するようなことはしにくいです。

究極の安楽、殿様仕様のクラウンはもはや過去の物。





メーターはとても見やすく、文字盤が浮いたようなギミックが面白い。






リアの居住性、トランクの広さはさすがはクラウン。

車高は先代よりも低くなってますが個人的な感覚としては先代よりも居住性は上です。

乗り込む際は車高の低さで昔のクラウンを思い出す!?



しかしエグゼクティブグレードを省き伝統のリアシートアシストグリップがないのは残念なところ。

通常のGグレードでもリアサポートパッケージでオプション設定してくれませんかね。あれが便利なんですよ。

クラウンらしい内装が欲しいならばエグゼクティブでしょうが一番安くても632万なり。

買えない…

しかも、エンブレムが安っぽい…



リアの各種コントロールスイッチは先代よりも見ため的な質感は向上。

エグゼクティブはここに念願の液晶がつきます。





スイッチ無しの場合はカップホルダーのみ。

アームレストのボックスは便利だったんだけどな。



読書灯はLED




これですよ、これ。

クラウン伝統の位置にある電磁式トランクオープンナースイッチ。

今回のモデルでもこれは変わらなくてよかった。



インテリアで目に付くのはこのカップホルダー。

なかなか面白いギミックでしたが、飲み物をこぼしたときが大変そう…。

シフトノブが無くなる車が多い中、シフトノブが消えなかったのは一安心。

今回よりやっとパーキングブレーキが電磁式になりました。



細かいところですがここにあった小物入れが無くなったのは残念です。



Σd(゚∀゚d)ォゥィェ!!!


なんてこった!

グローブボックス内の起毛処理が先代に引き続き再び!

クラウンらしからぬ変更でここは大きなマイナス。




スピーカーグリルはプラスチックの一体成形。

内装に拘るならレクサスを買えということですね。

クラウンの内装が良くなればレクサスの存在意義が危うくなりますからね。

続いて試乗編。





試乗車はハイブリッドのG。

今朝下ろしたばかりの走行距離60㎞にも満たないバリバリの新車です。

基本的に従来のロイヤルサルーンに相当するグレードです。

このようなアルミを見ると安心します。

肝心な乗り味はRSには乗ってないのでわかりませんがこのグレードでは、ニュルブルクリンクで開発されていたので引き締まった乗り味を想像していたのですが以外や以外。ステアリングも軽く、とても柔らかな乗り味でクラウンはクラウンでした。

今回のクラウンの乗り心地は角がなくマイルドでありながらコーナーでの不安もない非常にレベルの高いものでこれ以上何を求めれば良いのかわからないほどのレベルでした。
余程のアンチ クラウンの方でなければ新型クラウンの乗り味は多くの方が満足すると思いますよ。

クラウンの美点である静粛性も合格点。

ただし、リアピラーからの風切り音は気のせいかもわからんがやや先代よりも目立つ気がする…

ショーファーカーとしてひとまず安心な静粛性能は確保されているのでひとまず安心です。

ちなみに今回のクラウンはアクティブノイズコントロールが全車標準装備。

私のレジェンドにも装備されてますがこれがしっかりと良い仕事をしてくれます。





ただ、気になるのが今回のクラウンでは6ライトウインドウになりました。

ここはまだ、懐古な自分は馴染めません。

こうやって見るとボディーが長い。

サイドのバランスとしては先代の方がよかった。

先に述べた通り今回から6ライトウインドウになりました。リアが明るくなったのは良いのですが、その影響か個人的には先代よりもCピラーからの風切り音が大きく感じました。

ちなみに私のようにクラウンに伝統のCピラーのエンブレムがなくなって寂しいと思っている貴方。

クラウンのCピラーにエンブレムがないのはちょっとなと思っている貴方。

ご安心くださいませ。
この通りオプションですが設定されてました。



よかった!

これは14前期の失敗から学んだのかな?

ただこれまでの物とは異なり王冠のみ。

新型は買えないのでこのエンブレムだけ買おうかな笑

でもオプションで残しておくなら、始めから着けておいてくれてもいいのに。



お馴染みのオプション類、ハーフシートカバーも一種類ですがこの通り。

最後に

今回のモデルチェンジはゼロクラ以降、真のフルモデルチェンジと言えるモデルとなりました。

今回のモデルチェンジで感じたことは良くも悪くもクラウンは軽くなりました。


日頃、型落ちの大排気量のレジェンドに乗っていると走行性能やドアの質感など高級車としての重厚感が無くなりました。

カタログでも日本らしさを前面に出していた先代と異なりニュルで鍛えた走りなどをアピールしておりカタログ自体もクラウンのカタログのような感じがしません。

先代までのtheニッポンの車から一気に外見、内装、走り共に欧州車的車へと変貌しました。

クラウンはスポーツカーではないと過去のカタログに書いてありましたが、今のクラウンは下手なスポーツカーを置いていく動力性能を持ち、自らスポーツカーになろうとしてます。

私は17までの昔ながらのクラウンが好きですが、クラウンファンとしてはクラウンがなくなってしまってはしょうがないので色々と文句も多いですが今回の改革は賛成です。

あのジャガーですらあんなに変わったので。
これも時の流れです。仕方ない。

しかし新型のセンチュリーを見た後に新型クラウンを見るとやはりセンチュリーのようなジャパンプレミアムセダンとしてクラウンにも古典的なデザインを求めてしまうのも事実。


G3を追うのはレクサスに任せてクラウンはクラウンとしてあって欲しいと思うし、けれども改革をしなければ存続が危ぶまれる。

クラウン信者としては何とも複雑な心境です。

しかし5代目から続く伝統のロイヤルサルーンが無くなったのは今でも残念なところ。

トップグレードにG エグゼクティブと着けるならロイヤルサルーンをトップグレードにして欲しかった…

まとめに入るとレクサスと被るかもしれませんがクラウンはROLEXではなく、グランドセイコーを求める人がいるように国産の良いものをトヨタの良いものをと言う層が買う車としてトヨタの一番良い車として頑張ってもらいたい。

総じて言えることは走りは確かに良いです。

しかし昔からクラウンの美点とされていた内装が安っぽくなってきているのは事実。

価格だけは いつかはクラウン その物ですが、内装のファブリックの質感などはカムリと同程度です。
専用部品も減り少々安普請です。リアの読書灯も回転しなくなりましたし。

クラウンはそろそろコストダウンをやめて、15代、60年以上の伝統ある高級車として再び庶民に いつかはクラウンとして憧れる存在になって欲しいと新型を見て思いました。

また、色々文句を言って、色々な車に乗っても結局僕はクラウンが好きなんだと言うことが今回改めて感じた次第です。

長々と失礼しましたm(__)m


改良後クラウン
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2594057/blog/44664989/


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Posted at 2018/06/27 14:31:34

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この記事へのコメント

2018年6月27日 20:00
新型クラウンは、随所に見られるコストダウンや、伝統を脱ぎ捨てセンチュリーの民生向けという位置付けを忘れてしまったモデルの様な気がし、残念でなりません。
やはり個人且つほぼ国内向けのフラッグシップサルーンという、確固たる地位があるのにも関わらず、あのグランツーリスモ系のスタイリングは…。
グレードも何故、伝統的なロイヤルサルーン等のネーミングを捨てて、右へ倣えなRS等の“軽い”名前にしてしまったのか。
ロイヤル系・アスリート系で良かったと思います。
マジェスタの立ち位置は微妙なものになっていましたので、無くなるのは致し方ないとしても…。
ラインで車とやり取りできるそうですが、そんなもの必要でしょうかね。
ここまでくると、運転する楽しみを提供する“自動車”から、走るただの“機械”だと思います…。
コメントへの返答
2018年6月27日 20:27
新型クラウンはやはりコストダウンを感じさせる部分も多いです。

走りは先代でもかなり良いものでしたが、新型はさらにブレーキのフィーリング、発進時のモーター音の低減など走りの滑らかさにより磨きがかかっておりました。

動きの滑らかさ、ここはクラウンらしさを失っていません。

私も車自体は悪いものではないのにロイヤルサルーンをなくしたことが今回のモデルチェンジでの一番の不満です。

国内向け、トヨタの一番いいやつとしてレクサスのように内装をもう少し頑張って貰いたいところです。

何でもかんでもネットにつなげりゃよいというものではありませんよね。家電的な機械ではなく、メカニカルな機械としての車の方が私も好きです。
なので試乗の後にレジェンドに乗った際はやはり車はこうでなくてはと思った次第です。

しかしモデルチェンジのたびに様々な意見が出るのもクラウンが日本人にとって特別な存在であることが良くわかります






プロフィール

2020年式Y51フーガと2007年式KB1レジェンドに乗っています。 車は一台を永く乗りたいタイプの人間ですので過走行にならない程度に気兼ねなく乗って、...

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