私の利用しているディーラーで感謝祭があったので遊びに行きました。
そこで新型クラウンの乗り比べがありましたので乗ってきました。
詳しいことは前のブログをよろしかったらご覧くださいませm(__)m
https://minkara.carview.co.jp/userid/2594057/blog/41654398/
左から以前、試乗した2.5HV G、3.5HV G エグゼクティブ、2.0 RSです。
私は2.0→2.5→3.5の順で乗り比べてみました。
詳しいことは前のブログで書きましたので今回は簡単にご紹介を。
それでは先ずは2.0RSの感想を。
カラーはシルバーメタリック
今回の乗り比べする中では一番スポーティーなグレードです。
RS以外のグレードとの一番の違いはAVSが着くかどうかが一番わかりやすいかと。
外観では18インチホイール、4本出しマフラーとメッキモールの有無、グリル、バンパーの塗り分けなど。
乗り心地はコンフォートモードではクラウンらしいまろやかな乗り味ですが(それでも通常モデルに比べると固い)ノーマルモードでは先代のアスリートのような感覚、スポーツ+ですとより引き締まった脚になり、スポーツ+ではステアリングにも制御が入り通常モデルでもコーナーでの不安はありませんが、RSになるともはや欧州車チックでクラウンの乗り味ではありません。
意図も簡単にロールを気にすることなくコーナーを曲がることができ、ハンドリングも正確なのでFRスポーツセダンならではの運転する喜びを感じることができます。
今回のモデルは先代のアスリートと同じスポーティーさを売りにしている2.0のターボでしたが、個人的にはなぜか先代と比べると走りがおとなしく感じます。
これは先代のターボが良くも悪くも粗削りなターボ車のフィーリングを感じさせた影響か、アスリートのみの搭載でしたが220系からは通常モデルにもこのエンジンを搭載する関係からか先代と比べて個人的には8ATと相まってマイルドな物になっていました。
燃費は郊外路で12.8km
続いては2.5HVモデル。
カラーはプレシャスブラックパール
この車両は前回のクラウン試乗の際に乗ったモデルですので簡単にご紹介。
RSと異なり通常モデルはこの部分がメッキになります。
街を走る新型クラウンで一番見るのがこのエンジン搭載モデルでしょう。
絶対的なパワー感こそありませんが、町中を走らせるには一番バランスの良い車です。
ハイブリッドならではの停止時、加速時の静粛性など従来のクラウンユーザーでもおそらく満足できるものです。
燃費は郊外路で16.2km
最後は新型クラウンでの最上級グレード。
3.5 G エグゼクティブ。
カラーはプレシャスシルバーメタリック
ご存じの通りLSと同じ3.5V6エンジン+モーターでシステム出力359馬力を誇る新型クラウンのトップエンジンです。
乗ってすぐに他のエンジン搭載車には無いパワー感を感じることができます。
質感の高い6気筒サウンド、低速から高速までの豊かなトルクで走りはクラウンらしい余裕のある物です。
しかし、思ったよりはエンジンが積極的にかかり、トヨタのハイブリッドではないようです。
脚回りもほぼ同じようなメカニズムの200クラウンハイブリッドほどのじゃじゃ馬感は少なく、200ハイブリッドの時に感じたガソリンモデルとハイブリッドとの明確な差は感じることはない。
通常モデルでも静粛性は高いレベルの物ですが、エグゼクティブになると高遮音ガラス、ノイズリダクションホイールや遮音材の追加など更に静粛性に磨きがかかり、後席の装備もGグレードとは別物です。
また、木目調パネルの面積がドアトリムまで拡大され、他のモデルで装備されないクラウン伝統のリアシートアシストグリップも装備され、3.5のトルクフルな走りで私のようなクラウンオタクには最もクラウンを感じさせるモデルでしょう。
ただし価格は7,187,400円なり…
ミラーも今回の試乗車はオプションのデジタルミラーが装着されておりました。
価格は43.200円なり。
しかし、このデジタルミラー私が慣れていないのもあると思いますが通常のミラーに比べて運転しているときに、チラチラと気になります。最もそういう時は通常のミラー表示にすれば良いのですが。
燃費は14.1km
以上3モデルを乗り比べて私がお勧めするのは
2.5HV の通常モデルです。
先に述べた通り、絶対的なパワー感こそありませんが、普通に使用する分には最も扱いやすく、レギュラー仕様で燃費も20㎞近く走るので一番お手頃かと。
2.0ターボとの価格差は約20万。
燃費の良さとハイオクとの差額で比較的すぐに元がとれると思います。
更に言えばハイブリッドとターボの価格差はハイブリッドは減税されますので実質的な差額は約3万円!
余程、ATとガソリンに拘らなければハイブリッドですね。
ターボとHVは、同じく4気筒モデルですが加速時の静粛性はモーターでアシストするHVに軍配が上がります。
2.0は走りに大きな不満はありませんが、サウンドの面や、余裕という面では普段3.5のレジェンドに乗っている私からすると登坂路ではやはりサウンド面で非力に感じます。(決してパワー的に非力ということではなく、音がうるさく無理している感じ)ただし車自体の軽さは魅力的です。
また、通常モデルをお勧めするのは私の個人的な趣味も入りますが、RSではどのモデルでも後席の装備が削られるのがあります。
AVSが搭載されたRSの走りは勿論魅力的です。
多くの車好きならばRSを選ぶでしょう。
しかし、通常モデルでも従来のクラウンと比べて走行性能に不安を感じる面はなく、ドライブモード選択も脚回り以外は設定できますので、あえてRSを選ばなくても、通常モデルでも車自体の質感は非常にレベルの高い物です。
逆をいえば電子制御に頼っていない足回りの通常モデルの方が新型クラウンのバランスの良さを体感できると思います。
クラウンという名前との落とし所も通常モデルの方が上。
欧州車的な乗り味が好きで、どちらかと言えば飛ばし屋な人、一人で運転することが多い人でなければ、価格差も2.5RS アドバンスが5,799,600円、2.5 G が5,621,400円なのでクラウンらしさを感じることのできる通常モデルのGグレードが後席リクライニングもあり、家族での遠出の際も居住性が上がりますのでベストな選択かと。
しかし、前回も書きましたがやはり空調、ナビの操作性はやはり難しかったです。
以上がクラウンの感想で今回トヨタへ訪れた目的は
こちらのボディー磨きの抽選に当選したのと、アリオンの後継機には急な乗り換えでしたので、これまでアリオンに着けていたナビを移植するので今回のイベントでのナビ更新15%引きを利用する為です。
ボディー磨きの所要時間が3時間程なのでゆっくりと大好きなクラウンを乗り比べる事ができ、15000円でボディーの磨きとコーティングを行ってもらえるので今回のイベントは大変有意義なものでした。
トヨタディーラーでのイベントなのにホンダ車を施工してもらう暴挙に出ました笑
絶対的な艶感は本格的ガラスコーティングには及びませんが私の嫌いなボディー磨きをコーティングまで施工してもらえ15000円ですので大満足です。