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2019年07月29日

レクサスCT200h

レクサスCT200h








以前軽く前期のCTをご紹介しましたがこちらは中期モデルになります。

本車両は私の高校時代の恩師の車ですので細かく紹介。

グレードは売れ筋グレードのCT200hバージョンC。

ボディーサイズは

全長4320mm
全幅1765mm
全高1460mm
WB 2600mm

最小回転半径:5.2m


レクサスとしてはエントリーモデルですが装備類など各部のクオリティーは上を見ればキリがありませんが、それでもレクサスブランドに恥じぬもの。



特に塗装の滑らかさはレクサスならではのクオリティー。

洗車機のワックスでこの通り。






中期モデルはレクサスのアイデンティティであるスピンドルグリルを装着されるようになったのが一番大きな変更点。



こちらは前期モデル。

スピンドルグリルではないがフロントグリル周辺のラインがスピンドルグリルに準じたものなので40LS程の整形感はない。





リアに関してはバンパー部のデザインが変更されているが現行モデルと違いテールライトが前期と同じようにクリアレンズですのでフロントほど変化を感じることはなくリアのみだと前期も中期も詳しい人間でなくてはわからないレベル。




インテリアはレクサステイストにあふれるもの。

このころのレクサスの横一文字のインパネは最近のレクサスのように抑揚や派手目の加飾がなく、くどさがない。



現行のデザイン優先の物と比べてまだ各スイッチも大きくスイッチ自体も比較的大きいのでスイッチを押したときに感じるレクサス車ならではの高い触感を味わうことができる。

プリウスと同様のシフトは位置がやや前方なので私のドライブポジションだと操作しにくいが、エンジンブレーキを使うような場面ではパドルシフトを使えばよいという事なのかな。

しかし、CTのキャラからするとしっかりとしたシフトが似合う気もしないでもない。

代わりに自然な位置に位置するのはナビのリモートタッチ。

慣れれば極端に使いにくいという印象はないが50音検索はやはり苦痛。

しかし、そこもレクサスのコンシェルジュに頼めば良いということなのか…



音楽の選択時も面倒…

直管的な操作はタッチパネルにはどうあがいても敵わない。



イルミはトヨタグリーン。

最近のトヨタのブルー照明はとてもきれいで気に入っているがこのグリーンを見ると不思議と落ち着く。



標準はファブリックシートだが、本車両はオプションで本革シートが選択されている。

シートはもう少しクッション性が欲しいところだが、そうすると後席の広さに影響するので仕方ないところかな。

しかし、大きな不満があるわけでもなく柔らかな皮革など、高い品質を誇る。
特にパワーシートのモーターの滑らかさはクラウンの比ではない。

私の叔父が以前、前期の同じくバージョンCを所有していたが、標準のファブリックの質感は非常に高く私はむしろ標準のファブリック使用を強くオススメしたい。

バージョンCといえどもレザーシートをOP装着した場合、バージョンLとほとんど大差なく素人目ではわからない。






後席のスペースは大変ミニマム。



私のポジションでこんな感じ。

後席にはアームレストはおろか、ドリンクホルダーすら装備されず、お世辞にも快適に移動することはできない。




同様にラゲージルームもこんな感じ。

基本的に前席二人分、2シーターとして割り切れば必要充分。

この車はハッチバックだが基本的に実用車という印象はなく、もはやクーペのような感じ。

これはトヨタ内のカローラスポーツにも言える。





走行性能は前期と比べると随分とマイルドになり大人しくなってしまった。

燃費は車に興味のないご婦人が乗って21kmと優秀。

30プリウスがベースとなっているので中身がプリウスだのいろいろ言われる一台だけれども走りは別物。確かにエンジン音はプレミアムコンパクトにふさわしくない音だが巡航中の静粛性、発進時などプリウスとは比べ物にならないほど滑らかなのは前期と同様。

CT登場時は、まだまだ6気筒全盛の時代であったが現在はダウンサイジングターボ全盛で4気筒はおろか3気筒の時代。

4気筒のマイナスイメージはなくなった。

しかしながら、50プリウスやカローラスポーツを経験してしまうと以前の印象とは異なり、発進時の滑らかさとブレーキのフィールに古臭さを感じる。

それは走り全体も同様で車自体の個性は前期の方があったかな。

前期モデルのリアの段差のいなし方は欧州車とも国産とも違う物で良くも悪くもCTの個性に感じていたがMCでそれが失われてしまった。

走り全体を簡単に一言で言わせてもらうと登場から時間が経ち、走りの質感、メカ的要素、脚周りの質感が下のクラスと同様、いや逆転してしまった。

どうしても細かな凹凸を18インチのカローラスポーツよりも拾ってしまい、細かなピッチングをカローラスポーツよりも感じさせる。

これらの揺れがシートを介して体に伝わらなければよいのだが、サスやボディーで吸収しきれない細かな凹凸感を体に伝えてしまうのはCTの持つ上質感を阻害してしまっており、ここは好みになるが、ステアリングインフォメーションを損なわず、シートを介して路面状況を感じさせない乗り味が好みの私からするとCTのコンセプトが好きな私は何とも歯がゆい。

現在のCTはデビューから8年経過し下のクラスのカローラスポーツの乗り味が良くなり、内装の質感、レクサスブランドの付加価値以外魅力が乏しくなってきてしまっている。

C-HRをベースにUX、ハリアーをベースにNX、カムリをベースにESと賛否はあるがレクサスは基本的にトヨタ車の外見違い。

現在、このクラスを見るとボディーサイズやHV搭載という個性はライバルには負けていないと個人的には思っている。

是非とも現行プリウス、もしくはカローラスポーツをベースにした次期CTに期待。


ブログ一覧 | 車の感想 レクサス | 日記
Posted at 2019/08/04 21:47:05

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この記事へのコメント

2019年8月5日 0:00
レクサス。
正直言って、あまり国内では存在意義がよく分からないなぁ…なんて思ったりしますが、やはり乗ってみると違うわけですね(╹◡╹)
リアシートにカップホルダーすらない中級以上の4ドア、私のジャガー以外にもあるんですね(驚)
あの車を買ったときに大変驚きました。
まぁ、後ろに人を乗せる様な車ではないですが…。

確かに布の内装と革の内装。
どちらが快適かと言われれば、私も布だと思います。
吸音もするし肌触りもよく、蒸れたり冷たくなったりもしないので、オールシーズンで快適。
インテリアはゴチャゴチャせずに、プレーンなデザインで嫌味がなくて良いですね。
顔は…前期の方が優しい感じで、万人受けしそうですが(^o^;)

仰る様にレクサスはトヨタのボディ違いなので、レクサスというブランドに対してお金を払うという感じ。
それであれば、外車に…と思ってしまう私(笑)
コメントへの返答
2019年8月5日 12:48
レクサスの存在意義、やっぱりセルシオ、アリスト、ウィンダム、アルテッツァが染み込んだ世代ですと余計にそう感じるのかも。

乗り味は特に違いますがエンジン音は同じ…

そういうところは登場時は何だよー、と思っても最近は慣れました。

コンビシートならば良いのですが、オールレザーはやっぱり蒸れるんだよな😅

前期は優しい顔とは裏腹に結構ハードな乗り味で、後期の方が顔立ちの割にマイルドな一台です。

外車に流れた方の言葉は重さが違うなー笑
2019年8月5日 9:19
どのレクサスに乗せてもらっても感じるのは、お金掛けてる感です。
おもてなし価格乗ってるとは言え、プレミアムとは何たるやを愚直に遂行している。
レクサスに対し白物家電化した多数の車種…

ウチのインフィニティG25は
プレミアム?な感じで
内装ビビるのは仕様のようです。
コメントへの返答
2019年8月5日 12:54
上を見ればキリがありませんがエントリーモデルのCTですらお金をかけているのがよくわかりますからね😅

我らの愛するクラウンもトヨタの中ではプレミアム?な一台ですので頑張って欲しいなー

内装のビビりに関してはホンダも同様!

なぜだかトヨタのビビり音の無さは内装が安っぽくなっても出にくい…


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2020年式Y51フーガと2007年式KB1レジェンドに乗っています。 車は一台を永く乗りたいタイプの人間ですので過走行にならない程度に気兼ねなく乗って、...

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