3日に身内の初期型アリオンに乗る機会があったので今現在のアリオンと気になる点を乗り比べてみました。
グレードは我が家のアリオンと同じエンジンを搭載したA20 Sパッケージで年式は2009年式。前期としては最後期になります。
後期型の我が家のアリオンと比べるととてもシンプルなデザインでモデルチェンジした際はプレミオの方が格好良く見えました。
前期,中期の2.0は遮音ガラスが装備されますが後期はなし。
ミラーウインカーは実は前期の方がコストが掛かってます。
同じホワイトパールですのでデザインの比較はし易いかと思います。
こうして初期型と比べるとデザインの変貌が良く分かります。
フェンダーボンネットも変更されているのでもはやフルモデルチェンジ。
リアにはSパッケージ専用装備のリアスポイラーが装着されます。
モデルチェンジした際に240後期で尾灯がLEDだったのが通常の電球になった時は退化しとるやないか!と拍子抜けした記憶が…
リアワイパーも寒冷地仕様を選択しなくとも装着されます。
後期では寒冷地仕様のみ装備
我が家のアリオン。
リアスポイラーがないので丸く見えます。
2012年のMCでSパケが無くなりましたがメーカーオプションでSパケと同様の外観にすることができましたが後期で削られてしまいました…
しかも、ディーラーオプションのエアロもなくなったので完璧にシルバー専用車になってしまいました…
フロントに比べると変更は少ないですが夜間に並べると尾灯の点灯デザインが今風になりましたので車が新しく見えます。
今回のSパケも近いうちに代替されるでしょうからその時にリアスポイラーをもらおうかプレミオ用のマッドガードを付けるか悩んでます。
続いて内装。
過去の記事にも書きましたが一番変化したのが内装です。
Sパケ専用のアンバー色のメーターが懐かしく感じます。
ナビはメーカーオプションの物で6.5インチと画面は大きくありませんが物理スイッチが多く音量調節もダイアルでトヨタのナビを使ったことがある人ならば使い勝手は現行モデルよりも優れるでしょう。
しかしステアリングが曲者で私の使い方ではあまりしっくりこないです。
またSパケにもかかわらずステアリングにコブがなかった時はそれこそ退化しとるやんけと思ったものです。
現行モデル。
メータなどの質感がアップし不満だったシフトレバーも改善。
内装色のコントラストもはっきりしてデザイン性は向上。
ステアリングも太くなりしっくりきます。
また、2012年のMCから追加になったパワーシート搭載グレードG-プラスパッケージではドライビングポジションがしっくりこないという初期型アリオンの不満が多少はマシになってます。
ステアリングスイッチは初期型と異なりメーター関係の物になってます。
デザインの比較はここまでにして
私が気になったのは
ドアの開閉音、
ステアリングの感覚、
静粛性です。
まずドアの開閉音。
これはフロントに限って言えば間違いなく向上しています。
我が家の前アリオン中期型と比べても閉まる際に金属的な音がしなくなりバスッと閉まります。
リアは相変わらずパスッという軽い音。
ステアリングの感覚。
これも向上してます。
初期型よりも後期型は遊びが少なく、電動パワステの嫌な軽さを感じなくなってます。
手ごたえが増ししっかり感が出て乗り換えた際は驚きました。
これだけで車の走りの質は大幅に向上しています。
静粛性
これは思ったいたよりも大きな差がありませんでしたが、ドアからの音が少なくなっている気がします。
初期型オーナーに乗り比べてもらいましたが、乗った瞬間に自分のよりも静かだと言っていたので向上しているのでしょう。
高遮音ガラスの効果はあまり感じられないということは後期の静粛性がアップしているのか?
今回の比較は、新車と9年10万キロオーバーですので比べることが酷な気がしますが元トヨタの営業マンの車ですのでメンテはケチってないのと我が家の前アリオン中期型と比較していますので間違ってはいないと思います。
今回のMCでは公式HPに内外装以外の変更は書かれていませんがおそらくはセッティングは変えたものと思います。
また、ドア内の制振材も追加されているのではないかと初期型と比べて感じました。
過去にも書きましたがどなたか乗り比べてみてください…
そして感想をお聞かせくださいませm(__)m
車としては間違いなくTNGAモデルのプリウス方が走りの質感は上ですが、設計が古くTNGAでなくともそれを打ち消す魅力がアリオン、プレミオにはあります。
登場から11年が経ち熟成に熟成を重ねた260系アリオン。初期型と比べても商品の魅力は向上してます。
初期型、中期型にお乗りのアリオン、プレミオファンの方、5ナンバーセダンファンの方、上質な5ナンバーセダンを手に入れるのは今が最後のチャンスですよ。