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2019年01月26日 イイね!

マツダ アテンザ

マツダ アテンザ







25S L Packageでガソリンモデルのトップグレードになります。

価格は3,542,400円なり

全長4,865mm
全幅1,840mm
全高1,450mm
WB 2,830mm

です。

人の手でつくりこまれたものだけに宿る、美しさをご存知ですか。





アテンザは個人的にとても上手にMCしたなという印象。

控えめなデザインですがグリルがキラキラしていて美しく(メッキギラギラではない)昔の日本の高級車のように面の美しさを感じさせるもの。

カタログに求めたのは美しき大人のエレガンスとありますがまさにその通り。

この車に乗っていると車と一緒に鏡に映る自分自身が知的に見えるw






リアも同様。

登場が2013年と6年前のモデルですが古さを感じませんね。



サイドを見ると19インチアルミの存在が際立ちます。

ロングノーズなのでFRに見えますがFF。

次期型はFRになるという噂がありますが果たして?



タイヤサイズは225/45R19

19インチなので固いかと思いましたが全然そんなことはなく、むしろクラウンの18インチ仕様よりも乗り心地が良いくらい。



美しく上質なものに囲まれる時間は、心地よい。

内装はトップグレードなのもありますが非常に高い質感で使い勝手はともかく上質感にあふれるインテリア。

ソフトパッドやスエード調の素材がふんだんに用いられ1クラス上のクラウンよりも上質なインテリアです。

アテンザのインテリアは艶消しの本杢パネルと落ち着いたインテリアカラーと相まって豪華ではなくあくまでも上質。

しかしながら上質なインテリアに似つかずバックカメラの画質には驚かされました。

はっきり言って10年以上前のレジェンド以下ですよ…

これには驚きました。

でも、OPで設定されているバックカメラクリーナーは面白い。



メーターパネル。

水温計がしっかりと温度表示になっているのは国産車ではあまり見かけません。

個人的な好みはメーターはやはりしっかりと針が動いた方が好きかな。

メーターの切り替えが今どき棒なのはこのインテリアには似合わないですね。




エアコンパネル。

物理スイッチが多く見た目も良いのですがエアコンのOFF表示が分かりにくく最初は戸惑ってしまいました。





ミラーはフレームレスの自動防呟タイプ。

デジタルミラーのような派手な装備ではありませんが見た目がスマートでアテンザのインテリアにマッチしています。











先に述べたようにアテンザのインテリアは非常に上質でクラウンなどトヨタのセダンがコスト削減で省いてきたグローブボックスの起毛処理、上質なインテリアを阻害しないようにカードホルダーをハンディミラーの蓋のところに作るなど非常に丁寧に仕上げています。





レザーシートも適度な張りのある上質なナッパ―レザーで個人的には肩回りと座面の長さにもう少し余裕がある方が好みですがポジションが取りやすく疲れるといった印象はありませんでした。



パワーシートスイッチ部

ロゴは印刷されていませんが質感が非常に高くドアを開けた際の上質感にも貢献しています。

ここは初期型と比べて大きく質感が向上しました。



ドアトリムも同様。

パワーウインドウスイッチの傾斜、ドアポケットの適度な硬さなど手に触れるところの質感がいかにもプラスチックという感じではなくて良いです。

スピーカーグリルは布張りではありませんがBOSEのロゴ入りで降りる際に必ず目に入りますので所有欲を掻き立てる憎い位置にあります。

また、このBOSEのスピーカーには驚いた。

スピーカー数は11個と多くありませんが音の広がりが心地よく、FMラジオでも音質の良さがわかります。



リアシート

Lパッケージなのでリアサンシェードも装備されます。

クーペルックの為、カムリのような圧倒的広さはありませんが狭い訳ではなく大人4人の移動もしっかりとしたクッションなので問題ないでしょう。



私のポジションに合わせるとこんな感じ。

シートバックにもアルミ調加飾が付きアクセントになっています。



リアアームレストにはドリンクホルダー、シートヒータースイッチ、簡単な小物入れが備わりますがもう少し水平になってくれると良いかな。



フロント同様に上質なドアトリム。

カーテシランプ標準で赤いランプ。



センターのシートベルトのバックルもわかりやすく格納されているのは古い車に高齢者を載せるとシートベルトが入らないなど騒がれる心配が少ないので高評価W






こういうパーツにもマツダが良い車を作ろうという姿勢が伝わってきます。

しかしながらドアの開閉音は重厚感という点では足りないかな。






しかし、せっかくここまで上質に仕上げるならばフラッグシップらしくストライカーカバーを付けて欲しかった。



全体的にキレイなデザインなのでワイパーもコンシールドタイプにして欲しいけれどもベースグレードか282万からなのを考えると仕方ないかな。



トランクルームはこんな感じ。

奥行きはたっぷりですがサイドの張り出しやカバーされていますがトランクのヒンジの影響が大きくこのクラスで重要なゴルフバック4つは厳しいかもしれません。



走行性能はとても自然です。

アクセルを踏んだら踏んだ分だけ加速する感じはハイブリッドでは味わえない運転する喜びを感じることができます。

この2.5スカイアクティブエンジンはホンダのVCMのように気筒休止システムが搭載されていますがホンダと同様全くそれを意識させません。

インスパイアの時にも述べた通りこの手の高級セダンにアイドリングストップは似合いませんので黒このように燃費に貢献する気筒休止システムは高評価。

ディーゼルが主流でガソリンエンジンはあまり目立たないマツダの車ですが、ガソリンエンジンもしっかり改良を続け、商品力を向上させることは私のようにディーゼルにまだまだ抵抗がある人間にとっても大変ありがたいことです。

比較対象がMC前のディーゼルなので一概には言うことができませんが、この車はディーゼルばかり注目されますがガソリンモデルの方がバランスが良いんではないかな。
190馬力と驚くパワーはありませんが、実にスムースに車を走らせます。

マツダがこだわっているペダルレイアウトとドライビングポジションのお陰でとても自然なドライビングポジションを取ることができ、新型クラウンに感じたフットレスト周辺の狭さを感じることなく適度なホールド感があり操作にストレスを感じることはありませんでした。

ここまで質感があるとFR独特の背中から押される感覚が欲しくなる。

走行性能に不満はありませんが強いていうならば時速20㎞くらい、交差点を曲がるときにギアが下がるか下がらないかというときに感じたエンジンの籠り音が少々気になりました。



最後に

現行型登場から6年が経ったアテンザ。

本来であったらモデルチェンジの頃合いですがそれでも衰えない商品力の高さには驚きました。

少くとも価格以上の満足度を与えてくれると思います。

現行アテンザが登場したとき、私はまだまだトヨタ、ホンダ贔屓の人間で良いデザインだなと思っていても詳しく触れようと思いませんでした。

しかし中期型以降あれ、いいかも?と思うようになり、現行型を今回触れ、トヨタが失ってしまった上質さに触れマツダを舐めて申し訳ないという気持ちで一杯です。

カタログからも「人車一体」「愛車と共に過ごすオフは、私を至福の時にいざなう」など車好きの心をくすぐるフレーズがこれまた憎い。

デザインも然り派手なメッキで個性を主張するのではなくデザインそのもので勝負している姿勢は初代センティアにも通じます。

シンプルなデザインと上質なインテリアで「乗る人に長く愛されるパートナーになる」とカタログにありますが、この文句の通り長くオーナーのパートナーになり得る車であると思います。

また、アテンザはこのクラスにしては珍しく6MTが標準で設定されており日本でこのサイズでMTが選べるのはもはやマツダのみ。

NAロードスターのレストアプランなどマツダは本当に運転の好きな車好きを大切にしているんだなという事が伝わってきます。

マツダは現在マツダらしさを上手に育てられてきていますので是非ともらしさを失いつつあるスバルのようにならず、マツダが掲げる究極の「人車一体」をこれからも深化しより良いクルマ造りに向かっていって欲しいと思いました。


登場から6年が経過してこれだけの魅力を保持しているので次期型が大変楽しみになりました。









Posted at 2019/01/26 20:59:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車の感想 マツダ | 日記
2018年06月30日 イイね!

唯一無二のロータリー車 RX-7

唯一無二のロータリー車 RX-7







今回ご縁があって運転する機会に恵まれたのは00年式のマツダRX-7です。

この車は言わずと知れたマツダの名車。

世界的に貴重なロータリエンジンを積んだ唯一無二の車です。

先に結論を出してしまうと今まで私の乗ってきた車で1位2位を争うエンスーな車でした。

車好きは一度乗ってみることをお勧めします。

私はもうRX-7という悪女にしっかりと心を奪われてしまいました…



ご覧ください。この独特のデザイン。

美しいデザインでしょう。

FD-3Sが登場したのが1991年。

この車は後期型に分類されますが基本的なテイストは27年前の物。

当時のデザインの中でもトップクラスの完成度ではないでしょうか?

27年前にデザインされたものには思えません。



ここまで直線がなく曲線が多用された車も珍しい。

このボンネットの造りでも空力の良さが伺えます。



現在は法規制の影響でなくなってしまったリトラクティブライト。

これを開くところを他の人に見せたくて道を譲る際になど普段より多めにパッシングしてしまいましたよw



なんとグラマラスなリア。


この車はエンジンはおろか、外観も何も手に入れていないフルノーマル車。

また、この時は格納されていますがRX-7は電動のトランクアンテナが装備されています。

父がイプサムの前に乗っていたCB6型アコードクーペの電動アンテナが大好きだった私。

現在の車は軽トラなどの商用車を省きフィルムアンテナなのでエンジンをかけた時にウィーンと出てくるアンテナは私にとって萌えポイントです。


RX-7は頭文字Dやワイルドスピードにも登場してきますがあちらは改造された姿。

このようなフルノーマルでの姿しかもホワイドボディーで登場するのは


そう 名探偵コナンの 安室さんの車ですよ。



この車を操っているときはまさに安室さんの気分です。

運転姿をたまたま相方に見られたのですがその時のリアクションが「安室さんの車」でした。

今の女性にとってはこの車は頭文字Dでもワイルドスピードでもなく名探偵コナンに出てくる車というイメージなのでしょう。

とここで車自体の話に戻すとこの車は何とノーマルのただのRX-7ではございません。



Σd(゚∀゚d)ォゥィェ!!!

知っている人は知っている。

175台限定のType RZ なのです!

ケンメリGT-R並みの貴重車です。

Type RZと他のRX-7と違うのは主に2シーター化、レカロと共同開発したフルバケットシート、BBS製17インチ鍛造ホイール、ハードタイプのビルシュタインダンパー、赤いステッチの入ったナルディ製専用ステアリングホイール、ニーパッドそしてこの車の特徴である専用の白い車体色などです。



興奮して専用装備などの写真をあまり撮っていませんでしたが唯一撮ったのが

こちらのBBS製の専用ホイール。



その他の装備はこちらのカタログから失礼します。



インテリアもカーナビや追加メーターもない完全なるフルノーマルです。

この包まれ感がドライバーをヤル気にさせます。


乗ってみて感じたこと。

私はこの車を乗り心地の悪いクルマ、ロータリー特有の低速トルクの無さから扱いにくい車と言われていたのでさぞかしガタピシしていて運転しにくい車を想像していたのですがところがドッコイ。

ガタピシどころかマイルドで出来の良いシートと共に思っていたよりも乗り心地のよい車でした。

しかしこれはRZ用のビルシュタインが効いているのかもしれません。

気になる低速も最初こそはロータリー以外のMT車のように運転しようとするとエンストしそうになりましたがコツをつかめば巷で聞いていたほど乗りにくいと感じることはありませんでした。


またロータリー独特のフィーリングも超低速以外は特に3500回転からの加速はとてもパワフルでレッドゾーンまでスムーズに回りレッドゾーンの先まで回ってしまいそうなフケ上りは他の車では味わうことのできないロータリー独特の物。乗り始めて10分ほどで癖になりますw

エンジンの滑らかさはこれがロータリーかとただ関心。

巡航時のエンジンからの騒音はバリバリのスポーツカーのそれとは違い静粛性に優れており、しっかりと遮音対策のされたユーノスコスモやルーチェロータリなどはどんな車でったのだろうかと想像が膨らみます。

しかしこの車の魅力はエンジンのフィールもそうですがハンドリングの良さも特筆すべきものです。

まさにこの車の真骨頂。

ただの交差点も私は楽しかったです。

レジェンドのカタログの言葉を借りますがRX-7は 意のままに操る喜び まさにそのものです。

レジェンドのように車に曲げてもらうのではなく車を自分の思い描いているように自分で曲げる。

この感覚はやはり良いものです。本当に気持ちいい。

走ることに関しては天下一品でまさに走るために生まれてきた車そのものでありました。

逆に今RX-7に乗っている走り好きの人はこの車の次に何を乗ればよいのだろうかと要らぬ心配をしてしまうほど。



最後に

 高性能なレシプロ車がある今、スムーズさがロータリーの専売特許という風には言えなくなってきたと言われております。しかし高性能なレシプロ車がある今だからこそ上下運動を回転エネルギーに変換する必要のないロータリーエンジン特有のどこまでも回っていくフィーリングが今ロータリーにとっては最大のアピールポイントだと思います。

 今現在はマツダのラインナップからはロータリー搭載車はありませんが、唯一無二のロータリーエンジン、その流れは2019年にまた始まるという話があります。

 私自身はNSX、35GT-Rのような高級スポーツとして売り出すのではなく400~500万円という価格帯で運転を楽しめるピュアスポーツとして売って欲しいものです。

 このFD-3Sは実売価格400万代ほどでこの楽しさで、私くらいの世代でも頑張れば手に入る価格設定でした。マツダには世界に誇るこのロータリーをマツダの威信にかけてより多くの方に味わってもらえるよう是非とも400万代ほどで世に送り出して欲しいです。

 また、欲を言えばロータリーロケットと揶揄されたターボモデルまたはフィールとトルク感を味わえる3ローターNAモデルのようなラインナップで、アテンザのようなセダンにもロータリーを載せてほしい(笑)

世界でも稀なロータリーエンジン。現在マツダは水素ロータリーの開発も行っているそう。

こちらは、トヨタやホンダの水素自動車とは異なり電気で走るのではなく、ガソリンの代わりに水素を爆発させる内燃機関として車を走らせるというもので、比較的低コストで水素エネルギー車を実現できるようです。

昨今のハイブリッドカーや電気自動車とは異なり、エンジンその物なのでしっかりとエンジン音もあるそうで、これから実用化に向けて楽しみな技術であります。私のように車はエンジン音がしてこそと思っている人々にとっては環境にもやさしく、車らしいフィールを楽しむことのできる水素ロータリーはまさに救世主と言えるでしょう。

ちなみに今回お借りしたRX-7は Anyca というカーシェアアプリでも貸出されているそうなのでロータリーのフィールが楽しみたい方は是非お楽しみを。













Posted at 2018/07/01 13:00:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車の感想 マツダ | 日記

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2020年式Y51フーガと2007年式KB1レジェンドに乗っています。 車は一台を永く乗りたいタイプの人間ですので過走行にならない程度に気兼ねなく乗って、...

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