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2019年11月07日 イイね!

新型カローラ ハイブリッド

新型カローラ ハイブリッド








新車販売台数が11年ぶりに1位となり、色々と話題の新型カローラ。

この記事を書いたのは10月23日。もう少し熟成させる予定でしたが本日のニュースを見て今、公開しないでいつ公開するんだという気持ちになり前回の記事からそれほど時間がたっていないが本日投稿。

以前カローラスポーツのブログで期待していると述べたが、先に結論から言うと期待を裏切らない非常に良い車でした。

今回はそんなカローラをご紹介。



グレードは売れ筋となるであろうハイブリッドSに多くのメーカーオプションが追加されてこんな感じ。

うん、高いね…

アリオン代替時に見積りを取ったマークXを超えてるよアンタ…




フロント周りのテイストは昨年に登場したカローラスポーツと同テイストだがバンパー部が専用デザインとなり何とか全幅1.750mm以内に収めようとした努力を感じる。







サイドのデザインはセダンらしいと言われると疑問だが、

新型カローラ                 現行アリオン

全長 4.495mm               4.590mm

全幅 1.745mm               1.695mm

全高 1.435mm               1.475mm

W B 2.640mm               2.700mm

となっており意外や意外、一応上のクラスのアリオンよりも全幅以外は小さく、最小半径は5.0mとなっており、物理的な大きさは3ナンバーとなったが、取り回し性能は大差なく、狭い路地などの取り回し以外は不満に感じることはない。

車のフォルムはキーンルックの象徴ともいえる開口部の大きなバンパー以外に先代の面影はなくカローラやアリオン、プレミオというよりかはSAIのような出で立ちで車自体の車格や質感が大幅にアップした印象を受ける。



室内に関しても同様。

基本的なレイアウトはカローラスポーツと同様だが、こちらは先駆けて採用したディスプレイオーディオが目を引く。









先代の使い勝手を優先したオーソドックスなものと異なりデザイン優先となったものだが、運転席からみたインテリアは思いの外くどくなく、画質は残念だが大画面のモニターとOP装着された7インチモニター付きのメーター、置くだけ充電、電子式パーキングブレーキと相まって一気に車が新しくなったことを感じさせる。



エアコンはカローラスポーツではデュアルエアコンだが新型カローラではOPでエアクリーンモニターが装着される影響か独立式ではない。



ちなみにカローラスポーツの操作パネル。

風量調節は小さく操作性はダイヤルで調節できるカローラに軍配。



先代の操作パネル。

スタイリッシュさはないがこれはこれで操作性が良かった。



マツダ車のように内装に物凄く拘った感はないがダッシュボード全体にソフトパッドが奢られ、質感も価格とのバランスを考えると合格。






前後ドアトリムもカーテシランプは装着されないがシンプルながらしっかりとステッチが入り、アームレストも長めに作られておりしっかりとアームレストとして仕事している。

ドアポケットは地図などを収納する人は現在はほぼ皆無だろうが、やはりクリアファイルくらいが収納できるくらいあった方が良いとは思うがそこはこのデザインのため仕方ない。

リアには使いやすい位置にドリンクホルダーが設置され、蓋のついていない飲み物を足元へ置くということに抵抗がある私には高評価。



フロントシートはファブリックの材質は好みではないが運転するということを基準に考えると良くできている。

いわゆるゆったりと座るシートではなくカロスポのスポーツシートほどではないがバケットシートのように体全体をホールドするタイプ。

アリオンと異なり肩までしっかりと背面があるのは高評価だが私的にはもう少しヘッドレストが後ろよりの方が良かったかな。








リアシートは私的に残念なのは全グレードヘッドレストが固定なことと、最上級グレードであるW×B以外はリアアームレストが装備されないということ。

セダンのリアシートにはアームレストが譲れない私からすると大きなマイナス御ポイント。

ドア開口部はカローラスポーツほどではないが狭めでシート自体は悪くないが後席の居住性を広さに重きを置いた場合はアリオンの方が良いかな。



プリウスでもお馴染みのユニット。

燃費は私が適当に山岳路をはじめとする郊外40㎞ほどを運転してリッター25kmほど。

カバーがなくてごちゃごちゃした印象。

最近は再びカバーがない車が増えた気がする。



ボンネットインシュレーターは装着されない。
あの静粛性ならば要らないかもしれないが着けたらどうなるのかと考えてしまうのは静粛性マニアの自分の悪い癖。



流石セダンのトヨタ!

グローバルモデルとなった新型カローラにも大好物のハーフシートカバーが用意されており、しっかりと従来の顧客層に配慮しております。








車自体はカロスポの時に感じた良さがそのまま残っており、走り全体が非常にしっかりとしている。

お世辞抜きに、これがカローラかよと驚かされ、先代の腰高でゆさゆさしている印象はなく柔らかいのだがコーナーで腰抜けになることはなく、ステアリングも切ったら切った分だけ切り増ししなくても狙い通りに車をラインに乗せることができる。

カローラにこれを求めるかどうかは人それぞれ様々な考えがあるだろうが乗り味や静粛性はアリオン、プレミオを完全に凌駕し、個人的にはかつて存在した上級車SAIをも超えた。

全車にTSS、ディスプレイオーディオを標準装備、先代での手抜きが嘘のように良い車に仕上がっている。

私は先代のコンセプトや使い勝手の良さは評価しているが、やはり走りに関する部分に貧弱な印象は否めずトヨタがハイブリッドに力を入れ、かつてトヨタを支えた名門ブランドであるカローラを疎かにした感があったが、今回は違う。

細かいところに惜しい部分が残るが、新世代ベーシックといわれる新型カローラは身内のプリウスは勿論のこと上級のカムリまでも脅かすほどの実力者だと感じた。エンジンやボディーの大きさからくる、ゆとりはないがセーフティーセンスは同等で価格も100万近く安いカローラはカローラという名前からすると高く感じるだろうが、私が1.8Sで見積りを作成したら約260万円。
プリウス、カムリ、ライバルのマツダ3やシビックと比べると非常に価格とのバランスが良い車。

特に同じメカニズムを採用したプリウスを積極的に選ぶメリットは、もはや皆無であると感じる。

何しろ後席にの静粛性が全然違い、人を乗せる機会が多い人はカローラの方が頭上空間も確保されておりオススメできる。

かつてカローラを脅かしたHVの名門プリウスが瀕死の状態であったカローラシリーズにその存在が脅かされているのは10年前には考えられなかっただろう。

価格アップも先代と比べてべらぼうに高くなったというより、新世代安全装備を備えたこの車を+20万程度で提供したトヨタには素直に拍手を送りたい。
 
何よりも、かつて国民車と言われたカローラという名前が再び普通車新車販売台数で1位になったということに嬉しさを感じた次第。

今回のHVモデルでも力不足は感じなかったが、担当者いわく、アリオンでもお馴染みの2ZR搭載車はアリオンと比べてもパワフルな印象で依然ご紹介したオーリスの180Sに近い感じだという。

自分の身の丈に合った新車という点では今現在、新型カローラは最も現実的で堅実な選択だなと自分自身感じ、レジェンドとクラウンがダメになったら次は中古で後期型フーガ250GTかなと思っていたが、お世辞抜きでこれで良いかもしれないと思ってしまった。

インサイトの時にも似たようなことを述べたが新型カローラの全幅は1745mmと最近の車にしては小柄な部類。

この車は小さな高級車とまではいかないが、カローラという名前を気にしなければカムリでは駐車場に制限がある層やプログレ、SAIやアリオン、プレミオなど小さくとも上質な車を求める層には今現在の国産車の中では、なかなか良い選択肢ではないだろうか?

欲を言えば5ナンバーサイズに拘って欲しかったが新型カローラは先代を遥かに上回るトヨタの力作。

プリウスばかりの風景が近々変わるかも知れない。

国内最大メーカーであるトヨタの努力次第ではセダン好きには辛いSUVブームに終わりを告げるのではないかと淡い期待をしてしまった次第。








カローラスポーツについて

https://minkara.carview.co.jp/userid/2594057/blog/43085314/





Posted at 2019/11/07 22:29:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | 車の感想 トヨタ | 日記

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