
1ヶ月前から雪見温泉をしたく、予定を練りに練っておりました。
まず最初に予約が取れたのが、JR東日本が選んでいる伝統ある温泉「地温泉」に載っている鉛温泉の藤三旅館。湯守が居ます🥳
その後も宿を探し続けていたところ、出発の十日前になんと予約困難で有名な銀山温泉の銀山荘をキャンセル待ちでゲット🤩
2年前の春に銀山温泉に行きましたが、次回は冬にまた来たいと思っておりました🤓
早朝に出発し、米沢近くの道の駅たかはたで最初の休憩。この近くに爪割石庭公園があります。凝灰岩の採石場で、石切り場の清水に爪を冷やしたところ、爪が割れるくらい冷たいという事で、この名前がついたそうな🧐厳寒期には岩の側面の水が凍るそうですが、残念ながら今年は暖冬なので凍ってませんね。でもこの付近は基本豪雪地帯のようで、近くの蛭沢湖には雪が残っており、通行止になっておりました😅
寒河江八幡宮でお詣りします。
八幡宮所蔵の江戸時代から現在の時代折々のひな飾りを展示しております。
関東では、昭和天皇の即位の礼のとき、国際儀礼に従い天皇の左に皇后が並ばれたことから、男雛を向かって左側に飾るようになったようです。それ以前は、御所は南向きに建てられ、太陽が昇る東側を上位としていたので、男雛(天皇)は向かって右側に飾っていたとのこと。
江戸時代のひな飾りでは、おひなさまは御所の中におられまする😳
酒田にあるちょいと有名な山居倉庫へ。1893年(明治26年)に米の保管倉庫として作られ、最近まで実際に使われておりました。夏に高温となることを防ぐため、ケヤキが植えてあります。NHKの朝のテレビ小説「おしん」のロケ現場でもあるようです。視聴率最高62.9%ですが、実はオイラは見たことないんです・・・😅
山居倉庫にあるお食事処は美味です。鯛やサザエのお刺身も、ローストビーフもなかなかのものです。中庭の雪景色もオカズになりそう☺️
そうそう、こちらにも歴史を感じるひな祭りが飾られてます
本日の宿である銀山温泉へ。冬の間は積雪のため共同駐車場が閉鎖されます。そのため日帰りで観光する人は、約1.5km離れた大正ロマン館の駐車場に車を停め、シャトルバスで温泉街入り口近くまで行くことになります。
この大正ロマン館付近で、大渋滞に遭遇したんです🥺しばらくもの間、ピクリとも動きません🥹
ふと、十数台先の停まっている車を目を凝らして見ると、駐車場の係員と運転手が会話している模様。これって駐車場に入るための渋滞では?と思った矢先、後ろに居た銀山温泉の宿の送迎マイクロバスが渋滞の列を一気にぶち抜いていきます。スリップストリーム!!ということで、無事渋滞を抜けることができました🤣あの駐車場が埋まるとは、いや〜恐ろしい数の車です。しかも、大正ロマン舘の駐車場から温泉街まで1.5kmもあるのに、歩いて向かっている人がチラホラ居ます。アンビリ〜😱
宿の銀山荘は、温泉街の手前に位置しているので、唯一玄関口まで車で行けます。但し、駐車場は200m手前にあるのでそこまで車で戻り駐車し、再度宿まで徒歩となります。
お部屋は温泉街は全く見えませんが、銀山川の雪景色を、大きな一面の窓越しに見られる素敵なお部屋です☺️
水墨画の絵を飾っているみたい🥳
とりあえず、雪の銀山温泉街を見に行きましょう😚
宿で雪道に完璧な長靴やコートを貸していただけます。5分ほど歩いて温泉街の入り口に到着🤗
とうふ屋さんに30人もの人が並んでいる。確かにこの店は美味しいとは思うが、こんなに並ぶとは驚きっす。そして、やっと来ました冬の銀山温泉の風景です😊暖冬で雪があるかヒヤヒヤしましたが、少しは雪が残っており良かったです☺️でも例年は余裕で1m超えだし、5年前の2.5mの積雪量に比べれば微々たるものになりまする
そうそう、春だと行けた銀山跡や白銀の滝の方は、積雪で通行止めではありました
景色の本番は日暮れ以降なので、そそくさと宿に温泉に浸かり、再度夕食前に温泉街に到着
やはり、夜の景色が一番だよね
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なんじゃこの人の多さは!!
こりゃあ人間の重さで橋が落ちるんでなかろうか?
とても景色に浸る気分ではないっす😅
せっかくなので古勢起屋別館と古山閣は写真に撮って宿に帰ります
道中、路線バスやシャトルバスの長蛇の列となっており、バスに乗れない事象が発生している模様😳すっげ〜人っす
宿に戻って、再び温泉♨️
ここの冬の露天風呂(
銀山荘のHPの写真抜粋)はホンマに素敵です。
目の前の一面が銀世界っす。寝湯に浸れば顔には雪が触れていきますが寒くない。しばらく寝湯に浸かっていると、湯船の外に出ても全く寒くない😊と言うより、降ってきた雪が肌に触れる瞬間、否、触れる前に雪が溶けていきます🤩そっかオラはメラメラの実を食べたのか😜
1分間は無敵状態っす
ちなみにここのお湯はお肌ツルツルになりまする
夕食は美味いっす。ただ隣の席の男4人組の20代の若者達が、山形牛のしゃぶしゃぶのコースをもっと美味しそうに食べていたので、羨ましい気分に陥ってしまった😅
中国弾丸日帰り観光ツアー(ホンマか?)のお客様が、そろそろお帰りになられたと思い、温泉街へ3度目の正直で向かいます。天気は降雪0mmですが、関東人からすると雪降っているのでは?と思いながら出発。
こんな景色が見たかったのよね🥰
翌日の朝も素敵です
ちなみに、積雪量を計測すると20mmなので、0.2mm/hと予想され四捨五入で、降雪なしの天気予報は納得🤓
次の鉛温泉に向かいます。途中、横手のかまくら館に寄ります。外には高さ2m近いかまくらがあります。建物の中には、マイナス10度に保たれた一年中かまくら体験ができるとのこと。
あらま、本日はかまくら改修の工事日😅まあ、珍しく工事するところが見えてラッキーとするか?ちなみに、先週の15日16日の夜は450年続く小正月の伝統行事があったようで、こんな感じらしいです
桜並木と武家屋敷で有名な角館をちょっと散策。稲庭うどんは都内で何度か食べたことはありましたが、こんなにツルツルで美味しいとは初めて知りました。あと、桜皮細工を衝動買い😊
やってきました鉛温泉藤三旅館。この宿には湯治部があるのです(YouTubeのスーツチャンネルで有名ですね)。観光というより湯治を目的とし、料理は自炊も想定し、安い価格で長く滞在できる文化を残してくれてます。
この宿を一躍有名にしている日本一深い自噴天然岩風呂の広告が飾られてまする😊
お部屋は川に面しており、川の流れが早いため、滝のような音が響き渡ります。
旅館内には4種類の湯(源泉は5つ)があり、桂の湯は男女別の湯がありますが、他の3つの湯は、時間帯により、混浴、男性専用、女性専用、貸切と切り替わります。まるでパズルのようで、入る湯の順番を決めるのに、しばらく考えてしまいました🤣
なお、白猿の湯以外は全て川に面しており、雪景色を楽しめます
でも、
藤三旅館の温泉の目玉はなんと言っても白猿の湯!
何故か2つの階段があります。男女という訳ではなく、旅館部から行きやすい階段と、湯治部から行きやすい階段というだけ?
湯船の深さは平均1.25mと深く、立ち湯となります。
驚きなのは湯船の真ん中から温かいお湯が出てくるのです。ポンプで他から湯を運ぶのではなく、まさにこの湯船の下から温泉が湧き出ているとのこと。完全源泉掛け流しであり、沸かさず、薄めず、循環させず、湯守が適温管理をしているらしい🤩
なおラドンが含まれてますが、三朝温泉の1/100なので微量です
夕食は快適な部屋食。この秘蔵どぶろくは頼んでしまいますよね☺️
朝食は朝食会場で重厚な木箱に入りです
温泉以外にも意外と楽しい藤三旅館🤣
湯治部にも行けますが、この先は急激に室温が下がります。同じ建屋内で、どうしてこんなに室温が違うのか不思議😎エレベータに乗れば、岩手山が一望できます🤣
宮沢賢治が親戚関係のため訪れており、童話「なめとこ山の熊」に中に、「腹の痛いのにも利けば傷も治る。鉛の湯・・・・・」と記述されてます。
ガールズ&パンツァーのリボンの騎士の作品に白猿の湯が描かれているそうな
JR東日本の地温泉は、やはりかなり特徴ある宿ですね
帰りは佐野SAまでノンストップで、美味しく佐野ラーメンを頂きました
今回は1500km強の走行で、無事、累積訪問チェックポイント数が10000個を超えました🥳
結構山形県を巡ったので、道の駅を数えてみた所・・・・
山形県道の駅は、あと一個残しが判明😅

そう言えばこんな良い事もありました
ありがとうございます😊