座面延長クッションの作成

車格の割にシート座面の前後長が短いと感じます。　
あるいは下腿長が長いのか。　
体重が尻に集中し、長時間の運転では痛くなる。　

シートを上げたりシート前端を上げたりいろいろ試しましたがしっくりきません。
シートを上げすぎるとメーター上部の視認性も落ちます。
（身長は180＋α。）
　
シートに載せる製品もあるようですが、とりあえず手持ちの材料を中心に作ってみました。

ロードスターのすきま風対策に作ってあったクッション。　
古いズボンにクッション材を詰めたもの。

今回購入したのはダイソーの黒ストッキング。
　
Aピラーの黒化でも活躍しました。
これの片足分だけ使います。

クッション2本を片足分のストッキングに押し込みます。
両端は適当に余らせておき、あとで実車に合わせて中身を左右にずらす必要があります。

左側の先端はシートベルトバックルの付け根に縛りつけます。
自車ではそのうえにセリアのすき間クッションを押し込んであるので結び目は見えません。

右側は運転席右下後部の樹脂部分に縛りつけています。
結び目の先端はシート下に押し込んであります。

シート調整操作部には影響なし。
　
下向きに重さのかかるものを水平方向だけで支えているのでしっかり感はないですが、膝頭の裏に何かあるだけでも落ち着きます。

一応の完成形。

クッションが滑り落ちないよう、シートとクッションの間にタオルをはさんだりしましたが効果無し。

結局、これが運転時の完成形。

工程8の写真より 本体を少し上げています。
両サイドも少し上がっていますが、運転中なので目立つことはありません。

本体は脚の重みで自動的に最適な位置に下がりますし、任意の位置に調整することもできます。

高速道路では時折ふくらはぎを押しつけてマッサージ。
血行促進ができます。

乗降時は乗降性と見栄えに配慮し、位置をこのように下げています。