
今日は雪国への出張でした。相棒は初代PAJERO。わが家のEVOたちはサマータイヤですからお呼びではありません。
S-AWC搭載のファイナルエディションとは対極のABSすら付いていない初代PAJEROです。雪道で頼りになるのは経験と勘です。
言わば,H-AWC(ヒューマン・オール・ホイール・コントロール)です。今日は寒波の到来で生憎の雪模様でした。家を出てすぐは,塩カルのおかげでウエット路面でしたが,走るにつれアイスバーンに変わりました。
雪道は何があるか分かりませんから,かなり余裕をもって家を出ました。目的地までの距離は70kmあまりと,普通の路面でも1時間20分ほどかかります。
雪のことを考え,余裕をもって2時間と考えました。国道54号は塩カルがまかれ,路面の凍結はありませんでしたが,クルマの流れが悪く家を出て20kmほどのところで予定よりも5分遅れでした。
54号から県道に入りましたが,予想よりも15kmほど早く路面に雪がありました。フリーホイールハブは家を出たときにロックしていましたから,トランファーレバーを4WDに切り替えました。
それからはずっと圧雪路でした。北広島町に入ると除雪が入り,圧雪路表面が削り取られ,滑りやすい状態となっていました。
3,4速を中心にシフトダウン,シフトアップを繰り返し,スピードを調節しました。ときどきリアが滑りましたが,想定内でした。
ファイナルエディションのようにコンピュータはありませんから,路面状況を目で見たり,タイヤからの音を聞いたりと五感を働かせ,運転しました。
ハンドルから伝わる感覚も2WDと4WDでは違います。4WDに切り替えるとステアリングはどっしりしますが,その分伝わる情報は少なくなります。
雪道では”急”がつく操作は禁物。ブレーキは止まるためにではなく,スピードの調節のみ。まあ,PAJEROの場合は急加速はできませんが…。
いつもよりも集中して運転した結果,予定よりも20分ほど早く目的地に着き,仕事をしました。今夜は降雪が予想されるため,明日現場に行く同僚に少し仕事を残し帰りました。
帰りは会社まで半分くらいのところから路面の雪がとけ,快適にドライブして帰りました。帰りは行きよりも10分ほど早く着きました。
途中,遅いクルマの後ろについたため,もう少しは早く着けたはず。明日現場に行く同僚に仕事の残りと路面状況を伝え,1時間半ほど仕事をして帰りました。
往復150kmほどの運転でミスしたのは,後ろから煽られて見通しのよいコーナーでセンターラインを割った1回のみ。明日は隣の営業所での仕事ですが,先週に続き雪道の通勤となりそうです。
Posted at 2017/01/23 20:30:34 | |
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