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ウィンドウフィルム貼り付けついでに動きが渋くなってきているパワーウィンドウのメンテナンス。
今日は助手席側だけ実施。
まずは内張り外してドア内部が見れる状態に。
内張りの外し方は別の方の整備手帳参照してくださいな(^^;
2
いくつかのFCサイトで紹介されてますが、こいつがメインのメンテナンスポイント。
パワーウィンドウレギュレーターが上下するガイドレール。
ここをグリスアップしてあげると動きが良くなるんですね(初めてチャレンジする方は効果のほどにビックリするはず)。
防水のビニールシートをベリベリっと剥がしてドア内部のサービスホールが見えるようにしましょう。
車両後部側の大きな穴がこの穴です。
※シートを貼り付けてある黒いブルチゴムは手や服につくと落ちなくなるので注意しませう・・(^^;
このガイドレールの裏側(車体外側)をメインにグリスアップしてあげます。
パワーウィンドウのコネクタを接続して上下させ、ガイドレールのどこが接触してるか確認するとグリスアップが必要な場所がわかりやすいです。
あまり塗り過ぎると埃が溜まって逆効果になるので注意(^^;
3
次に重要なポイントであるウィンドウのガイドレール。
新品に近い状態では滑りが良いんですが、FCのようなご老体車両はここの滑りが悪くなってウィンドウの動きが渋くなるんですね。
ここにシリコンスプレーをたっぷり吹きつけてあげます。
これもなかなか効果大です(^^)
わざわざ内張り外さなくても、ウィンドウを下ろした状態でレールに流し込むようにスプレーしてあげれば効果はあるので、面倒だ!って人はまずそこからやってみるのもいいかも。
今回はせっかく内張り外してるのでレールの下部までしっかり吹きつけます。
こちらはドア後部のガイドレール。
レギュレーターのガイドレールと同じサービスホールから手を入れて吹きつけます。
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こちらはドア前方のガイドレール。
スピーカー外さないと見えないので面倒ですが、最後の仕上げメンテでどっちみちスピーカーは外す必要があるので、ついでにここにもスプレーしませう(^^)
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最後の仕上げはレギュレーターを上下させる時に使われてる数珠?が入っているパイプ内部の潤滑。
このパイプの中を数珠状のワイヤーみたいなのが動きます。
FCのパワーウィンドウレギュレーターはこの数珠の長さを変えることでウィンドウを上下させてます(上手く説明できない・・(--;)。
ここの動きが悪くなると、レギュレーターが玉をかじってしまい、最悪割れてしまうそうです。
そうなると交換以外に復旧措置が無くなってしまいます(最悪アッセンブリー交換による大枚出費か?)。
ということで、そうなる前に数珠の動きがスムーズになるようにシリコンスプレーで潤滑を良くしてあげるんですね。
ウィンドウを完全に閉めた状態(パイプの中に数珠が見えない状態)でたっぷりシリコンスプレーを吹いてあげます。
その後ウィンドウを何度か上下させれば全体に行き渡って動きがスムーズになります。
この方法は元MAZDAのメカだったという、うちの会社に来てる派遣社員からから聞きました。
彼はFCメンテ関連でなにげに役立ってます(笑)
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最後に剥がした防水シートを貼り付け、内張りを元通りに取り付けて完了。
パワーウィンドウを上下させて動きを確認してみましょう。
ほら、前よりスムーズに動くようになったでしょ?(^^)
上記手順で問題無いとは思いますが、作業は自己責任でやってくださいね(^^;
同じようにやったら壊れた(不具合が出た)とクレームもらっても責任とれないので。
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