リアシュー交換（＾＾）

リアシュー交換です（＾＾）
ドラムです・・・チョット面倒です（爆）

まずはグリスキャップを外しましょう。
ドライバーとハンマーでコツコツと（笑）

キャップを外したら、センターナット（キャッスルナット）に割りピンが入っているので取り外します。
割りピンは再使用不可部品ですので前もって用意してね（＾＾）

１９ｍｍスパナでセンターナットを外します、厚手のワッシャーが入っているので、ドラムを外す際に無くさないように。

シャフトがテーパーになっているのでドライバーとハンマーでドラムにショックを与えるとすんなり外れます。
（車体内側から外側に向けて軽く叩く）

さて、ここからが山場です（＠＠）
シューを外し、シュー単体にする為には、画像の（Ａ）：Ｃリングと
（Ｂ）（Ｃ）：テンションスプリングそして２箇所のシューホールドを外す必要があります。

まず（Ｂ）のテンションスプリング２本外します。
かなりのテンションが掛かっているので飛ばさないように注意。

次にシューホールドをプライヤーで掴み、スプリングを押し縮めながら９０度まわして外します。
この時シューホールドピンをシリンダードラムの裏側から押さえながら
シューホールドを押し込むと楽です。

これで、シューがシリンダードラムから外れますが、まだオートマチックアジャスターとパーキングブレーキを外さなければいけません。

これらを外すには、（Ａ）のＣリングを外します。
プライヤーとマイナスドライバーでリングを開いて外します。
細かいパーツが多いので無くさないように、そして組み付け状態をシッカリと把握しておいてください。

組み付けは逆手順になります。
まず、新品シューにオートマチックアジャスターとパーキングブレーキを組み付け、Ｃリングを先細プライヤーで閉じます。

次に下側のテンションスプリングをセットし、パーキングブレーキのあるほうを先にセットします。
この時シューホールドもセットすると楽です。

もう一方のシューの下側の位置とピストン側の位置を蝶番の支点の様にして倒しこむようにすると意外と楽です。

両方のシューを繋ぐリンクがキチンとセットしているか確認してからシューホールドをセット、残りの上側テンションスプリングをセットします。

最後にオートマチックアジャスターをフリーにしながら、ピストンを押し込みます。
フリーの仕方は↑の画像のカムと穴を先細プライヤーで挟むだけ。
そのままシューの上部を縮める様にしてピストンを押し込みます。

後はドラムをセットしてワッシャー、ナット、割りピン、キャップをセットして完了です。

キャッスルナットのトルクは６８．７Ｎ・ｍ±９．８です。