
今日はロードスターに乗って筑波2000で燃費データを取りに行って来ました。
来月の9月2日に筑波2000で開催されるロードスター4時間耐久レースに向けてです。一昨年からレース車両が現行のND型になったので、すでにこの車両で2回走っているのですが、今年はレギュレーションが変更されて使用燃料が70Lから60Lへと減りました。さらにタイムに大きく影響するタイヤがブリヂストンRE-11Aから同アドレナリンRE003へと変わりました。昨年まではざっくり言って燃費5.4km/L、1分14~16秒で走ればまずまずの周回数が稼げ、トップ10位内は硬いだろうなんて皮算用をしていました。
が、わがチームの結果はトップと3周差の12位でした。5人目の最終ドライバーが不覚にも接触コースアウトして予定外のピットインしてしまったためでした。これがなければ5~7位が見えていました。まあレースにたらればはありませんが。今年こそは昨年の目標である6位以内を実現すべく、昨年のレース終了時からしばらくは皆意気が上がっていたのですが、何だかんだほとんど練習せずにここまで来てしまいました。
ということで、やっと重い腰を上げてデータ取りに行った次第ですが、ほかのドライバーやスタッフは忙しいということで、私がひとりぼっちで筑波2000に行くことになりました。幸い戻り梅雨のようだった天気が終わり、筑波はなかなかの好天で例年並みの暑いなかでの走行となりました。
事前に私がざっくり計算した作戦は燃費6km/Lで1分18秒ペース、編集部スタッフは燃費5.8km/Lで1分23秒ペースでした。昨年よりも大幅に使用できる燃料が減ったことと、タイヤの変更でタイムよりも燃費重視の傾向がさらに強まるという読みです。昨日、クルマを引き取りに行ったときに昨年のデータを検証すると、私の計算はちょっと厳しいかも?なんて弱気な方向になり、燃費は6km/Lのままで想定タイムを1分20秒に修正しようか?なんて話になりました。まあ、実際には今日テストした車両はドノーマルでサスやタイヤが違うのでデータは微妙にズレるでしょうが、今年のタイヤは昨年までよりもロードスターの標準タイヤに近い性格なのでテストする価値は十分にあります。
1本目を走ってみると、混雑したなかで早いクルマに譲りつつも裏のストレートのみ6000回転でほかはさらに早めシフトの5500回転前後めどでコンスタントに18秒半ばが出ました。タイヤに負担とブレーキに負担をかけないということ以外は特に気を使うことなく、しかも3速と4速だけで走れるので結構楽に走れるペースです。2ヘアピンが3速だとちょっと失速気味ですが、ここは走り方で何とかなりそう?というか、私のレベルでこの燃費でこのタイムということはトップチームはもう少し上のレベルで走るでしょう。
が、うちのチームは他のチームのような現役プロドライバーや同等レベルはいないので、燃費方向でいくしかありません。なので、1本目の結果を編集部に伝えた結果、2本目はさらに回転を落として燃費重視走りをすることになりました。そこで思い切って5000回転をめどにすることにしました。走りにくいところは若干の回転オーバーは良しとして走ると、メインと裏ストレートでは5速に入れることになりました。シフトチェンジが増えるのはミスの危険度が高まるのであまり好ましいことではないのですが、わずかに燃費が上昇傾向にありタイムも同等でした。20分という短い時間で車載燃費計なのでざっくりですが、まあまあ傾向はわかってきたという感じです。
本番のレースではクルマの仕様が違うので上のタイムよりおそらく1秒以上は速いペースになるはず。でも、このくらいのタイムアップ率ならばわがチームのドライバーでもタイムを出すことは難しくないレベルです。ただ、燃費を落とさずにという点が重要なポイント。焦ってガソリンを余計に使って速く走っても意味がないのです。そこのサジ加減がリザルトを左右しそうです。
ということで、9月2日(土曜)の筑波2000で開催されるマツダロードスター4時間耐久レースにdriver誌チームから参加します。決勝は16時からです。http://www.media4tai.com/
時間のある方は是非とも観戦に来てください!
応援および差し入れも大歓迎です(汗)
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2017/08/23 20:50:24