
今日はフラミンゴに入庫から約1カ月、やっとモディファイの第1段階が終了したMiTOで筑波2000を走ってきました。MiTOを受け取ったのが前夜の午後8時。当初の予定では今日の午前中でしたが、肝心のMメカが休みということで夜に引き取りに行きました。作業内容をざっと挙げるとアラゴスタの車高調、スタッドボルト化、パワステの不具合修理(これが難問でした。詳細は後日)、水温&油温&油圧3連メーター、インテーク取り回し変更、リヤウイング、ブレーキ系、油脂系など。私の購入したMiTOはフルノーマルでまるでSUVのような車高だったので、とりあえずはサスだけと思っていたものの何だかんだ色々やってしまいました。
MiTOでの初走行はかなりのドキドキものでした! というのもLSDがないとサーキットを走ってもつまらないとか、まともに走らないとか聞いていたからです。そんなに酷いわけ?と疑心暗鬼になり、走行前夜もベッドの中で極悪な操縦性を想定して頭の中で筑波のシミュレーションをしたりしてました。
午後1時前に筑波2000に着くと、予報を裏切って雨が落ちてきましたが、走行枠の2時過ぎには上がって路面はドライでした。久しぶりのマニュアルシフトにも緊張しながら走り出すと、これが拍子抜けするほどスイスイ走る走る! ドライブモードはノーマルで制御を切って走ったのですが、変な挙動はまるでなし。かなりの安定志向ですが、けっこう舵が効いてくれるのですぐに安心してペースを上げることが出来ました。今回一緒に行ったkuma4CさんがフラミンゴのMメカとの話で私のタイムを1分14秒台と予想していたことを聞いていたのですが、計測1周目で1分13秒21が出ました。まずまずのタイムが出たとのクルマのフィーリングのよさにホッとして、すぐにタイヤの内圧のチェックと減衰力を調整。フロントだけ8戻しから6戻しに変更。
計測1周目に13秒16が出て、その後も13秒台が続きました。このあたりでは最終コーナーでは3速にシフトダウンしてましたが、けっこう回転数が高くなんとなく効率が悪い感じ。その後は4速のままで走行したところ12秒51にタイムアップ。4速だと減速感も加速感もないのでクルマをコントロールしている感じが希薄でちょっと不安になるのですが、3速だと減速しすぎているようです。筑波の最終コーナーくらいだとなるべ定常円旋回的なことはしないほうがいいのですが、あまりパワーがないクルマだとボトムスピードを落とさず走ったほうがいいようです。
12秒台がなんとか3周続いたものの、その後は少し走り方を変えたりしてもタイヤもエンジンもタレきたようで13秒台半ばまでタイムがダウン。この日は気温24℃、路面温度29℃とこの時期にしては涼しいほうとはいえ、水温も油温も上がってしまってダメでした。
2本目はダイナミックモードで走行。ダイナミックだと街なかでの走行では低回転からブーストが上がるのでパワフルになりますが、挙動安定装置とトラクションコントロールがかかるので遅くなると聞いていました。どのくらいの変化なのか確かめてみると、コーナー進入はさして変化を感じませんが、立ち上がりでアクセルオンにパワーが付いて来ません。アクセルを踏んでもエンジンの反応がモワモワーとして加速せず、1~2拍遅れてパワーが盛り上がって来ます。ものすごく走りにくいとか、国産車のようなお仕置きモードで失速ということはないのが幸いですが、タイムはやはり落ちます。ベストは13秒66。ピットに入らずそのまま走り続けてノーマルモードに戻して制御を切ってみると、13秒07に回復。クルマのタレがあるので1本目のベストには及びませんが、ノーマルモードで制御を切ったほうが速く走れる可能性は高いようです。
現状の足回りだと筑波のような低速の深いコーナーが多いレイアウトだと、リヤが安定しすぎているのが気になります。高速の最終コーナーでもリヤが勝っていてなかなかアクセルを踏めません。ちょっとリヤが低いようなので車高を上げて次回は走行してみたいところです。
それにしてもMiTOがこんなによく走るとは思いませんでした。もっとトルクステアがあったりホイールスピンしたりブレーキング時の挙動が不安定なのではと心配してましたが、かなり素直でビックリ!もう少しパワー欲しいな~、なんてことも頭の中でもやもやと・・・w
まあ、肝心のLSDがないのでしばらくはこのままでしょうけれど。
動画は1本目の内圧調整後です。目の前のクルマがスピンしてますが、私は何もしてません!
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2018/06/01 00:09:05