
アルファロメオチャレンジ関東第4戦のレースAにミトで参加しました。
6月にFSWを走ってからのクルマの変更はマフラー、ROMチューン、そしてインタークーラー。インタークーラーは当初は交換予定ではなかったのですが、お世話になっているフラミンゴにちょうど在庫があるということで、ついいってしまいました。
そしてクルマが出来たのがアルチャレの2日前の土曜日。マフラー&ROMチューンの効果はなかなかの感じで、低速域からトルクがあって街なかでもとても乗りやすく、中回転域も力感があります。ただ、高回転域はややダラ~ンとしたパワー感。3速までは6000回転まで回したほうがシフトアップ後の加速のつながりがいいですが、4速以上は引っ張る意味はあまりないようです。とはいえパワーアップしているのは間違いなし。これでどのくらいFSWでタイムアップするのか楽しみです。
今回のアルチャレはコンパクトなタイムスケジュールで、レースAは11時から18分間のプラクティス、11時38分から予選、13時30分から決勝。プラクティスと予選のインターバルが20分しかないので、プラクティスで何か問題があった場合、修正する時間がほとんどありません。そして、プラクティスを頑張りすぎるとエンジンがヒートしたままなのでパワー面で不利になります。
なんてことを考えていたのに、いざプラクティスを走り出すと2周目に2分13秒668が出て以降は頭打ち。6月に走った時よりも気温が高かったとはいえ、こんなもの?走り方が悪い?なんて悩んでしまって結局は時間一杯まで走ってしまいました。徐々にパワーダウンしているのも、タイヤがタレて来ているのも認識していながらもあがいてしまうのは悪いクセです。
予選ではタイヤの内圧をちょっと高くした以外はプラクティスの状態のまま出走。前輪の腰砕け感は薄れましたが、タイムはいまいち・・・。太陽が出てきて気温が上がったこともあって高回転域のパワー感がプラクティス時以上になくなってました。今回は出走台数が少なく、スリップを使うタイミングもなく14秒を切れずに終了。2分14秒155でクラス3位。クラストップは超~速いGテックのアバルト500で2分9秒189、2位は156V6/2.5。アバルトは予選中に出会いましたが、まったく付いていける気がしませんでした!
レースAの総合結果はこのアバルトがポールで私は5位。前後にはフラミンゴのメンバーの159軍団&ブレラ、147TS、GTなど。総合2位が13秒308で、10位が14秒843とタイム差がとても小さいのでスタートから一瞬たりとも気が抜けません。幸いなのが4、6、7位の159とブレラがセレであること。私がよほど酷いスタートをしなければ抜かれることはないはずで、うまくいけば4位の159を抜くことが出来ます。
ターボのミトはこの季節だと後半になるほどパワーダウンしていくので、とにかくスタートを決めて前半で少しでもマージンを作り、何とか最後まで粘るという作戦しかありません。とはいえ、私は1周目のペースがなかなか上げられないので、何としても1周目で前に離されないことが重要。そして、出来ればスタートで前にいる2台の159をかわして2位の156についていきたいところです。156はプラクティスと予選で出会いましたが、ストレートが速くてコントロールタワーあたりから速度差を痛感。最終コーナーで離されたらもう前に出るチャンスはなさそうな気配でした。出来ればスタートの1コーナーで前に出られれば最高なのですが・・・。
13時30分からの決勝が近づくと、空に雲が増えてきて日差しがなくなりました。でもまだまだ気温は高くて蒸し暑い。コースに出るまでの待機中はエアコンを付けて室内と水温&油温を下げます。ミトはエアコンをオンにするとファンが回るので水温&油温とも下がるのです。気を付けないといけないのは走行時に切るのを忘れることです(笑)
コースインではあまりウェービングはせずエンジン回転も抑えて走行。グリッドに付いたら即座にエアコンをオフ。とにかく焦らずにスタートすることを心がけました。が、パワーが上がってからはスタート練習をしていなかったので様子がわからず、1速、2速とも盛大にホイールスピン。それでも4位のセレの159より進んでおり、目の前の3位の159にも離されていません。3速に入れると少しずつ接近。アウトが開いているし、これはチャ~ンス!とばかりにオーバーラン気味に加速を続けて大回りしていくと、1コーナーの立ち上がりで3位の159が156の真後ろで行き詰っているので156と並んで加速。コカ・コーラコーナーでスパッとアウトから156に行かれましたが、なんとか付いていけそうな感じ。とにかくミスせずに精一杯頑張ってついていくしかありません。
といっても後ろも気になるし厳しいレースになりそうと思ったところ、ダンロップコーナーの入り口で156がオーバーラン。あっけなく前に出られました。ここから再集中して逃げます。156はすぐに復帰したようで3位スタートの159とバトル。これでタイムを落としてくれればな~、なんて思ったもののそううまくはいかず、じりじりと接近。5周目には真後ろに付けれられ、ミスしたら勢いのいい156に即座に抜かれそうな状態でした。
そんなときに限ってヘアピンで痛恨のシフトミス。なぜに3速から6速に入れてしまう?(笑)これで300Rの入り口であっさりと抜かれ、もう終わったかと思ったもののダンロップコーナーで156がまさかのオーバーラン。2回目の漁夫の利で2位のポジションに復帰しました。しかし、今度は159が急接近。156とのバトルがなくなりペースが上がってきました。じりじりと詰め寄られて心拍がこれまで以上にあがりましたが、とにかくミスをしないで走ることに専念。
が、ラストラップ前のストレートのピット入口付近でローフューエルの警告が!決勝前に10L給油して燃料計は半分以上になっていたのに!
4Cだとこの警告が出るとだいたい1周以内に上りの第3セクターで吹けなくなります。ミトでも同じなら最終ラップに間違いなく抜かれます。何とかもってくれ~、と願いながらもアクセル全開!冷や冷やしながらも大きなミスなく走ることが出来てレースA総合2位、クラス2位で終えることが出来ました。
それにしてもLSDが付いてないと辛い!パワーが上がったのにコーナー立ち上がりでホイールスピンしてしまうのでパワーが生かせません。LSDは春先に注文してあるのですが、いまだ音沙汰なし。年内には何とかなってほしいところです・・・。
動画はスタートから8分ほどで切れてます。まあ、前にクルマが映っているのはスタート時と5周目とほんのわずかなので8分でも退屈ですがw左のドアミラーにチラチラ映る後続車のプレッシャーをひっそりと楽しんでくださいww
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2018/09/18 14:07:16