2019年05月05日
アルファロメオチャレンジ関東第2戦に参加
5月5日はアルファロメオチャレンジ関東第2戦に参加しました。
10連休の終盤で道路事情が不明なので、FSWのアルチャレでは初めて前日入り。と言っても、それを決めたのは金曜日のことでしたが。でも、これが結果的によかったようです。
4Cのスプリングを思い切って交換したものの、サーキットでの確認は出来ず。不安なままレースを迎えるのかと覚悟していたのですが、FSWの走行枠を見るとレース当日の朝にS4枠がありました。アルチャレの練習走行は11時からで、その後は11時54分から予選でクルマをいじる時間はほぼなし。が、S4A枠は9時00分からなので、ここでテストして不調ならばまだ対処する時間があります。しかも今回はSタイヤを新品と中古の2セットを用意。フラミンゴのMメカがなんと自分の156GTAに購入した9.5Jの新品ホイールを貸してくれたので、この作戦を取ることが出来たのです。Mメカ、そしてタイヤを運んでくれたKメカには感謝しかありません!
といういことでS4A枠と練習走行は中古で走行。履きなれた中古タイヤで走ることでスプリング変更の変化がよりわかりやすくなります。減衰力の設定に悩みましたが、とりあえずはこれまでと同じF2戻し/R3戻しでコースイン。朝から気温は16℃とまずまず。タイヤが冷えているコースインの周はフロントタイヤがグリップしないこともあってフロントが硬すぎたか?と思ったものの、タイヤが温まってくると操舵に対してクルマがスッとレスポンスよく動いてくれるのが感じられました。3周ほどじっくり様子を見てからタイムアタックに入ると、リヤがこれまでより少し出たがりますが、100Rで膨らんでいく動きが抑えられるのが好感触。アタック2周目で1分57秒52が出ました。これでピットインしてMメカに状態を伝え、リヤの減衰を試しに5戻しに調整。これだとリヤが頼りない感じなので、この後は初期状態で行くことに決めました。
アルチャレの練習走行枠は40台以上が走るので、予選アタックのタイミングの練習をすることにしました。皆がコースインした後で出ていってクリアを取る作戦です。が、40台以上となると、そうはうまくいきませんでしたが…。ひっかかりながらも何とか59秒半ばが出たのでまあタイムはいいのですが、いまいちリヤがしっくりこない?内圧も再調整したのに何故?と思ったら、S4A枠後にリヤの減衰設定を決めたものの、調整はしてませんでしたw これで不安がなくなりました。
予選は満を持して新品タイヤを投入。好天で風もほぼなく、気温&路面温度ともどんどん上がっています。日向に置いていたタイヤの内圧がすでに想定より上がっていたので再調整。後はコースインのタイミングと落ち着いて丁寧に走ることを心掛けるだけです。いつもならコースインを待っているときにじれったくなるのですが、この時はまったく気負いがなく落ち着いていました。何だか自分でも不思議なくらい。
実をいうと強敵のひとりある4C乗りのG田さんがマシントラブルで見出走ということが分かったからです。これでマークするのはもう1台の4CスパイダーのM島さんだけです。M島さんはぐんぐん速くなっていて、今回からSタイヤで走るので気を付けないといけません。
Mメカの合図でコースイン。新品タイヤなのでいつも以上にゆっくり丁寧に、と思っていたものの1コーナーを抜けるとM島さんが後方から現れ、スパーンと抜いて行きました。これはラッキー!すでにアタックに入っているか、この次の周にはアタックするはず。なるべくついて行き、あわよくばスリップを使えればかなり有利になります。もう、ゆっくりなんて言ってられません。タイヤに負担をかけず、スピンしないよう気を付けながらもペースを上げるしかありません。
新品タイヤは何となく苦手でこれまでは2周してからアタックというペースでしたが、今回は上記の事情もありますが、路面温度が高いからか?それとも中古タイヤを履いた後すぐに新品にしてその違いがわかりやすかったからか、コースインの次の周にすぐにアタックに入れるというグリップ感がありました。とにかく焦らず突っ込み過ぎずアクセルを踏み過ぎず冷静にクルマの動きを感じながら走ることに集中しました。すると、少しずつM島さんに近づき、ラップ表示もグリーンで朝の57秒台よりハイペースであることがわかりました。3周アタックして車載の結果は1周目の1分56秒45。公式でも56秒459で初の総合ポールポジションとなりました!
動画は予選コースインから3周のアタックです。
決勝は13時58分から。前日のFSWは天候が急変して豪雨だったらしいのですが、この日は雲が少し出てきたものの気温は23℃まで上昇。微風といったところで路面温度も上がっているはず。予選後にリヤタイヤのみわずかに内圧が上昇していたので、さらに微調整。決勝では予選2位のM島さんにスタートで前に出られなければ何とかなりそうです。
もう一人の強敵G田さんはクルマの不調が改善せず、ほぼ最後方なので問題なし。マークするのはM島さんのみ!と思っていたら、パルクフェルメの手前で止まってます。エンジンが止まってしまって再始動しないと。移動の時間ギリギリに再始動したものの、やはり不調のようでコースインすることなくリタイア。これでさらに楽になりました。
そこで考えたのがローンチスタートを使うかどうか。これまでいい思いがないので、寸前まで悩みました。でも、万全を期すために使うことに!
が、が、が…!レッドシグナルが点灯してからローンチスタートを選択したのに、オールレッドになったころに回転が下がるではないですか~!レッドシグナルの消灯までが長く感じてアクセルを踏む力が緩んだから?見事にスタートを失敗して真後ろの予選3位のT橋さんの156に抜かれ、さらに予選5位のM4にまで1コーナーで前に行かれてしまいました。トホホ…。
これで慌ててしまったら、まさにドツボにハマるのは確実。とにかく落ち着いて少なくとも早いうちにM4を抜くことに専念。M4は1コーナー立ち上がりの姿勢がよくなかったので加速でさほど離されることなく100Rでパス。T橋さんとは少し距離が空いたものの、あきらめる距離ではありません。後ろから見ていると、焦っているのか癖なのかコーナーに結構突っ込んで一気曲げて加速してます。ジワジワと距離が詰まるので、うまくすればホームストレートでスリップで抜けるか、あまりやりたくないですが、1コーナーで抜けそう。
2周目の最終コーナー立ち上がりでかなり距離が縮まり、ストレートで抜けるかも?と思ったらこちらが遅いのかT橋さんの156が速いのか横に出ても抜き去ることが出来ません。ブレーキポイントが迫っても横並びでわずかにこちらの鼻が出ている程度。イン側にいるのでこちらが有利ですが、無理はしたくありません。距離看板が1つ、2つと過ぎたと思ったらT橋さんが減速、スッと下がりました。私は大体150m看板が目安で減速なので、無理なく前に出られました。これで少し落ち着き、丁寧に走ればリードを保てるはず。
と思ったら、まだ試練がありました。抜いたその周からタイムがドーンと下がりました。特に余裕を出しているわけでもないのに。4周目はあきらに加速が遅い。もう熱ダレ?と思って早めのシフトアップと早めのアクセルオフにしてみても、何だか変です。一度ガクッと加速が落ちたと思ったら、何とオールウェザーモードが出ているではないですか!レースモード時のように挙動安定装置とトラコンはオフ表示になっているのに、メーター中央のモニターにはオールウェザー何たらかんたらが表示。変速は出来るものの、加速はいまいち。タイムは59秒から2分フラットまで低下。最終周は少し復活した感じもありましたが、いつスローダウンするか冷や冷やものでした。最終コーナーを立ち上がって4速に入れたとき、ここまでくれば惰性でもゴールは確実、やっと優勝できると確信。
ようやく優勝することが出来ました。しかも、総合で!SRクラスになってからは2位と3位ばかりだったのでホントにうれしい!今回はライバルがトラブルだったり、壊れなくなってバカっ速くなったA松さんがいなかったりと、棚ぼたですけど、いいんですw
たまにはイイ思いをしないとメゲちゃいますから!これで次のレースにも気合が入るというものです‼
今回はレース前からフラミンゴのMメカをはじめ、ジラソーレのメンバーからも優勝の期待というかプレッシャーが大きかったですが、何とかその期待に応えられたということでもうれしさ倍増です。日頃のメンテに加えて新品ホイールまで貸してくれたMメカ、当日サポートをしてくれたレジェンドKメカ、そしてジラソーレメンバーのみなさん、ありがとうございます。
そして、次のもてぎ12時間耐久もよろしくお願いします!
長くなりましたが、下は決勝の車載です。
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Posted at
2019/05/06 16:41:27
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