帯電防止のアルミ・テープ

久しぶりのＵＰです。

気が付けば約１年ぶり・・・

車は絶好調で、仕事も立て込んでいて、車も”みんカラ”も放置していました。

しかし、面白い情報を得たので、ブログのＵＰとなりました。

表題の通りですが、トヨタが興味深い特許を申請して、その内容を公開していました。

ボディの帯電を除去して、空力特性を改善するというものです。

ボディの帯電防止は航空機では、当たり前の技術です。

航空機は高速で空気中を移動するため、機体の帯電は深刻な問題となります。

（最大の問題は無線機のノイズ発生）

よって、帯電防止対策がとられています。

これは、翼端にとりつけられた「スタティック・ディスチャージャー」というものです。



この棒状の物から、帯電した電荷を空気中に逃がします。

それと、これは「ボンディング・ジャンパー」と言うものです。（いわゆるアーシングです。）



全ての部品が、この導線で電気的に結合されていて、帯電を防止しています。

航空機のような高速域のみならず、車の速度域でも効果がある事には、チョット驚きました。

トヨタの考案した、樹脂パーツ等にアルミ・テープを貼ることにより、帯電を防止するというのは、まさ

に理にかなっています。

安価で入手できる材料で実現させて、それを公開したことは、まさに「あっぱれ」です。

話によると、偶然見つけたとか・・・（作業で使用したアルミ・テープの剥がし忘れ？！）

いろんな所にアイデアの種はあるんでしょうね。できる人は、それを見過ごさない・・・。

久しぶりに、面白い遊べるネタでした。いろいろと試行錯誤して見ます。

ホーム・センターのアルミ・テープが品切れになってたりして・・・。