テール・レンズが曇る!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
数か月前から、テール・レンズの内側が曇るようになってきました。
車体から外して、ハーネス等を分離して乾燥させています。
これで、3回目・・・orz
2
分離したハーネスです。
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バルブ・ソケットのパッキンです。
前回、シリコン・グリスを塗布して気密性を高めて見ましたが、再発しました。(ここは原因ではない?)
4
パッキン類を全て新品に交換したいのですが、部品として設定されていません。何故?!
入手するためには、レンズを購入するしかありません。
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少しでも、長持ちするように、今回はこれを塗布しました。
6
通気口?が2か所あります。
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キャップを外すと、こんな感じです。
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中にスポンジが入ってました。
これも交換したいのですが、勿論、部品としては入手不可です。
9
そこで、5mm厚のエプト・シーラーを・・・
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直径15mmに打ち抜いて、代用としました。
剥離紙を剥がさないで設置しました。(貼り付けてしまうと次回の交換時に厄介になるため。)
効果は如何に・・・
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11/9 今のところ、曇りは発生していません。(ずっと晴天だったので・・・)
純正のスポンジとエプト・シーラー(5mm)を並べて見ました。
純正のスポンジには圧縮された跡が付いているのですが、1mmぐらい凹んでいます。
その位置まで、エプト・シーラーが圧縮された場合、50%ぐらいの圧縮となります。
エプト・シーラーは80%以上の圧縮で気密性が確保されるようですが、それでは通気口として機能しなくなるので、これぐらいが最適なのかも知れません。(気圧変化に対応できれば良い。)
純正のスポンジは劣化して通気過多になっていたのかも知れません。
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11/20
2週間経過しました。雨天の日もありましたが、結露(曇り)は発生していません。
原因は通気口だと考えても良いかも知れません。
余談ですが、前期型?は通気口が1個です。
曇り防止で通気量を増やすために、2個にしたのでしょうか?
仮に、そうだとすれば逆の事をしている事に成ります。しかし、2個の通気口でも曇りは発生しているわけで・・・良く解りません。
このカスタムの方向性が合っていることを願うばかりです。
2022.12.6
1ヶ月が経過しましたが、全く問題ありません。曇りの原因は通気口スポンジの劣化と考えて良さそうです。
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2023.1.6
2ヶ月が経過しました。曇りなし。
レンズ内結露の対策として、この方法は有効であると考えて良さそうです。
2023.2.18
問題なし。
2023.3.26
問題なし。
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2023.6.25
修正を実施しました。
美ヶ原高原に上って、降りてきたら右側のレンズ内に曇りが発生していました。気圧差によるものだと思います。
通気口を確認した所、右側の1ヶ所のエプトシーラーがズレていました。
何かしらの「裏板」が無いと、装着時にズレることがあるようです。
対策として、クリア・ファイルのシートに張り付けて、形状を維持するようにしました。
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15mmに打ち抜きます。良い感じです。ズレは最小限になると思われます。
打ち抜きには余白が必要なため、15mm幅のエプトシーラーを15mmに打ち抜くと、欠ける部分が出来ます。これを下側に配置します。
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ゴム・キャップにマーキングを施し、上下の識別としました。
この修正で完璧になると思います。(エプトシーラーがズレていなかった左側は、曇りが発生していません。)
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2023.7.15
梅雨でジメジメですが、曇りは発生していません。
ストップ・ランプの基盤の下にシリカゲル(乾燥剤)を配置しました。
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今回、気付いた事ですが、ランプ・ソケットのパッキンに表裏がありました。(ウインカーとバック・ランプ)
パッキンの山の頂点が、より外周側の面がランプ・ケース側だと思われます。残念ながら整備マニュアルにも、この点は触れられいません。
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理由はウインカー・ソケットの差込口の形状です。
「三角おにぎり」のような形ですが、その頂点部分は狭くなっています。私は逆に付けていました。(パッキンの接触部の跡がありますが、頂点部分で途切れています。)
前回、山登りで曇ったのは、これが原因かも知れません。
取り敢えず、正しいと思われる向きに直しました。これで、完璧?!
8ヶ月程モニターをしてきましたが、これで終了とします。
2024.2.26
右側に結露が発生しました。orz
対策を検討します・・・。
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2024.3.30
有効な対応策は見出せません。
通気口のエプト・シーラーを確認した所、バック・プレートとして使用していたクリア・ファイルのシートが、熱の為か変形していました。
よって、当初の裏紙に戻しました。
パッキンにシリコンを塗布して再装着しました。
これで様子を見ますが、結露するたびに取り外して、乾燥させるしか無いように思われます。
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