やっと時間が出来たので準備しておいたSHURE M97xE カートリッジをヘッドシェルに組みたいと思います。
まずはヘッドシェルから。カートリッジ用のリード線も24GA(ブラックエナメル、絹巻き)使用のカートリッジ用リード線へ交換するので純正の物は取り外します。取り外す前にどの色のリード線がどこに接続していたか分かるように写メを撮っておきます。
取り外します。このヘッドシェルには何の目印もありません。
写メで確認しながら24GA(ブラックエナメル、絹巻き)使用のカートリッジ用リード線を刺していきます。外品のリード線が純正のリード線と同じ色とは限りません。カートリッジの緑にはヘッドシェルの緑が接続していた部分、青は青…と同じ色の部分で接続するので自分で分かればリード線の色が変わっても大丈夫です。
ヘッドシェルにリード線が接続出来たら次はカートリッジをそのリード線と接続します。
説明書は日本語表記もされています。
中身はヘッドシェルとの固定ネジ・ナット、カートリッジ本体、ブラシ、プラスドライバーが入っています。そしてこの底に
オーバーハングゲージも入っています。しかし見ての通りセンタースピンドル(レコード盤を刺す部分)の穴が大きくずれているのでこのままでは使用出来ません。
このカートリッジには接続する部分に色で目印が付いているので先に書いたように緑にはヘッドシェルの緑が接続していた部分、青は青…と接続します。リード線をカートリッジに接続していく時にあっち持ったりこっち持ったり持ち替えたりすると思います。そんなことをしているうちに針カバーが外れて針がむき出しになることがあり針を折ってしまうかもしれません。針が取り外せるなら取り外した方が作業しやすいです。
カートリッジをヘッドシェルに固定します。付属のネジが使用出来るようでしたがせっかく山本音響工芸のカートリッジ固定ボルトセット 真鍮製を購入し付属の物と同じ長さのネジがあるのでこちらを使用します。
ナットは向きがあるので注意します。
面取りしてある方がネジの先側に向くように取り付けます。
ヘッドシェル側からカートリッジ側へネジを通しナットで固定・カートリッジ側からヘッドシェル側へネジを通しナットで固定、つまりヘッドシェル側にネジの頭があるかナットがあるかの違いですが、固定の方法はどちらでも構いません。私はナットからネジが飛び出ていることが見えるのが嫌なのでヘッドシェル側からカートリッジ側へネジを通しナットで固定します。
まず仮締めします。そしてDENON DP-500Mはヘッドシェルをトーンアームへ差し込む部分のヘッドシェル側の端面から針先まで54mmになるようにカートリッジを固定すると所定のオーバーハング(DENON DP-500Mは15mm)になるようなので物差しで測りながら微調整してカートリッジを固定します。ヘッドシェルによってはこの微調整が出来ない物もあります。
出来上がりました。一応重さを量っておきます。DP-1300MKⅡ用の別売り重量級カートリッジ用ウエイト ACD-45-Nがあるので重くても問題ないのですが、DENON DP-500Mはヘッドシェルを含めて14g~20gなので標準のウエイトで問題なしです。
ついでに純正のカートリッジも
高さは純正とほぼ変わりませんでしたのでカートリッジスペーサーは使用しませんでした。
これで大丈夫なはずでした…。
次へ続く…
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Posted at
2017/01/22 04:07:37