マジェスタに代わる車として私が親父に中古車ですがZVW30 プリウスを購入してあげました。
初めはアクアが良いと言ってたものの実車を見るとプリウスがいいと変わりました。恐らく親父にとっては最後の車になると思います。
今はマイカーを所有していない私が乗る車でもあります。
親父名義の車ですが共同で乗ると言うことです。共同で乗れるぐらい二人とも自分の車に乗る機会があまりありません。
いつも中古車ですが、今回は中古車にした理由が二つあり一つは、今年の11月頃にプリウスはフルモデルチェンジをすると言う話があります。
トヨタU-Carの営業マンも秋にフルモデルチェンジすると話してました。そんな中、この時期に新車でプリウスを購入するのも何だかな…。
(フルモデルチェンジすることをネタに新車を大幅に値切ってもらうと言う手段もありますが…。)
と思い3年落ち、1回目の車検辺りのプリウスを探しました。
もう一つは、親父も私も整備士免許を持っていますがハイブリッド機構の故障はもう自分達でどうすることも出来ないこと。
なので今回はトヨタのU-CarのT-Valueハイブリッドで探しました。T-Valueハイブリッドの保証だとハイブリッド機構の故障を初年度登録から10年間、あるいは累計走行距離で20万kmまでなら無償修理してもらえるので。新車にはない中古車だけの保証です。
平成24年式のプリウスなので平成34年までハイブリッド機構の保証があると言うことです。さすがに20万kmは走らないですが。
そうするとトヨタのU-Carを扱ってる店舗だけでしか探せないのですがプリウスは数が多いのでどこの店舗でもありました。
ただプリウスはそこらじゅう走っていてなるべく周りとボディカラーは被りたくないので選ぶのに大変悩みました。
シルバーとレッドマイカメタリックは初めから無しでしたが。
ホワイトパールを一番見る機会が多く中古車でもホワイトパールが多いです。しかし、向かいの家の車が前期型のホワイトパールのプリウスで…。と言うことでホワイトパールも無しになりました。
ブラックは⁇ともなりましたがブラックマイカとかなら良かったのですが単なるブラックだとタクシーっぽいのでちょっと保留。
あとはスーパーホワイトⅡか薄いグリーンマイカか薄いパープルマイカメタリックか…。
この3色は中古車でも数が少なく親父が気に入るようなプリウスはありませんでした。
それにスーパーホワイトⅡ以外の薄いグリーンマイカ、薄いパープルマイカメタリックのプリウスもごく近所にいました。
もう黒しかないかな…とネットで探してたところ、黒と思って詳細を確認するために開いて写真を見たところ黒っぽいけど黒ではなくカラー欄には紫と書いてありました。
調べたところボルドーマイカメタリックと言う黒に近い紫と言うカラーがあることを知りました。
ニッサンにあったミッドナイトパープルのような感じでカッコいい色です。
プリウスでは見たことのないカラーでした。
しかしボルドーマイカメタリックも中古車で数が少ない。
私がネットで近畿に限って探した時には二台しかありませんでした。
人気がないのでしょうか…。
その二台のうちの一台は距離は少し走ってましたが装備が良かったので隣県でしたが親父を連れて実車を見に行きました。
ナビはNHZN-X62Gでバックカメラ付き、オートリトラクタブルミラー、オートアラーム、テレビキット、フロアマット、サイドバイザー、ナンバーフレーム前後が装備されていました。
実車を見ると距離の割には外装も内装も大変綺麗で親父も気に入り即契約しました。
マジェスタより維持費をかなり削減出来て良いのですが、プリウスならG以上のグレードが良いと思いました。ウレタンハンドル、スマートエントリーに関して気にしないのであればS ツーリングセレクション・Sでもいいと思います。
プリウスはアフターパーツも豊富で好きなように出来ますしね。
◎2年間乗ってみて
このプリウスに乗り換えた時点でH6年式クラウン マジェスタは21年経っていました。その間に車の進化はありました。
良い点
ナビ。
CDロムのナビだったのがHDDナビになり情報量が多いのに検索も凄く早くなりました。
マジェスタでは10連奏のCDチェンジャーで昔ほどCDを積んでおかないといけないと言う事はなかったですが、プリウスのナビでは音楽をHDDに取り込めたりUSBメモリー・SDカードの使用、Bluetoothスマホ接続などで全くCDを積んでおく必要がなくなりました。
それより一番の進化は燃費でしょうね。
ハイオクでリッター5kmほどだったのが特に燃費を気にする運転をしている訳でもなくそれまでと同じぐらいの加速を得るぐらいアクセルを踏んでいるのにレギュラーでリッター18kmほどになりました。燃料満タンで倍ほどの距離を走行出来ます。
燃費が良いのもいいですが走りも凄いです。特に加速が。アクセルをドンと踏めば相当な加速がついてきます。
不満点
自分の前を走行しているのもプリウス、後ろを付いてくるのもプリウスと言う場面が何度もあるぐらいあまりにもプリウスが多いです。
走行中、常に内張りからパキパキ音がしています。改めて21年前の車とは言えクラウン マジェスタの静粛性の凄さを実感しました。
シートに座った時のポジションが未だに決まりません。座面の前後を別々に高さ調整できないため、低めに座面を調整すると前部が高く残り太ももが圧迫されます。それにランバーサポートがないため背中が丸まります。私が普段仕事で運転しているトラック、日野のプロフィアが細かく調整できるので余計に不満です。このシートは本当にクソです。シートポジションがしっくりこないので運転しても楽しく感じません。
これは後に購入した妹のNHP10 アクアと比較して感じたのですが、ドアハンドルのタッチセンサーの位置が悪いです。プリウスはドアハンドルの上面で面積は小さめ、アクアは側面でプリウスの倍以上の面積です。断然アクアの方が触りやすいです。
あとこれはウチのガレージに問題なく入るようにしたことですが、ローダウンするとノーマルバンパーでもすぐ擦ります。
ZVW30プリウスの最低地上高は140mm。そしてフロントのオーバーハングは車体の大きさの割には長めです。ウチのガレージに入れるためダウンサスで-20mmダウンしています。これだけで段差には凄く気をつかうことになります。
トータルで考えてプリウスはやっぱり燃費だけの車だと私は思いました。