ヘッドシェルにSHURE M97xEカートリッジを装着しDENON DP-500Mのトーンアームに取り付け、調整しました。レコードを鳴らしてみようと思ったのですがせっかくオヤイデのストロボスコープ&オーバーハングゲージがあるので合っているだろうけどオーバーハングを測ってみました。すると…
17mm辺りにある…。オーバーハングゲージの目盛りがおかしいのだろうと思い物差しでその目盛りを測ってみましたが正しい…。と言うことは…説明書に記載されている「ヘッドシェルをトーンアームへ差し込む部分のヘッドシェル側の端面から針先まで54mmになるようにカートリッジを固定すると所定のオーバーハングになる」54mmと言う数値が間違えてるのか…。試しに純正のカートリッジで測ってみると…
こちらもやっぱりおかしい…。
純正の方をTechnics SL-1200用オーバーハングゲージに取り付けてみました。
これはTechnics SL-1200用なので赤線部分が52mmですが、DENON DP-500Mはこの部分の長さが54mmに組むと所定のオーバーハング(15mm)になるようになっていると説明書には記載されています。なので54mmで組むと当然針先はSL-1200用オーバーハングゲージより出ます。
しかしオヤイデのストロボスコープ&オーバーハングゲージで測定すると16mmぐらいになるってことはやはり説明書に記載されている「54mm」が間違えていることになります。
純正のカートリッジの方はオーバーハングが1mmオーバーしていてSL-1200用オーバーハングゲージに取り付けても1mmオーバーでした。
と言う事は…
ヘッドシェルをトーンアームへ差し込む部分のヘッドシェル側の端面から針先まで52mmになるようにカートリッジを固定すればいい…。なら購入していたTechnics SL-1200のオーバーハングゲージがそのまま使用出来るではないか‼
純正のカートリッジの方はヘッドシェルをトーンアームへ差し込む部分のゴムワッシャーを取り外すとオーバーハング15mmになりました。結構な厚みがありましたしね。「このゴムワッシャーのない方が音が良い」と言うような書き込みもあるので無くても別に問題ありません。
SHURE M97xEの方はヘッドシェルに元々ゴムワッシャーが無いのでまたネジを緩めて微調整します。と言う訳でTechnics SL-1200のオーバーハングゲージを使用しカートリッジの位置を調整し直すと…
当たり前ですがオーバーハングが15mmになりました‼めでたしめでたし‼
これオーバーハングゲージが無ければ気付かないと思いますよ…。DENONさん、ちょっと適当過ぎですね…。
ヘッドシェルとカートリッジを変更したのでまた一から調整です。
新しいカートリッジでまず鳴らすレコードは…
BOOWYのBOOWY
このレコードはまた後で紹介します。
恐らくエージングが必要だとは思いますが、やっぱりSHURE M97xE音いいですよ‼
純正の方はオマケ程度にしか考えていないので余計にいい音に聴こえるのかもしれませんが…。それにしても購入して損は無いです。
それにしてもSHURE M97xEの入っていた缶のペンケースみたいな物の使い道は…。ペンケースにするには少し小さいし…。どうせならヘッドシェルスタンドとして使えるようなケースにしてくれたら…と思いました。
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Posted at
2017/01/22 04:46:07