「それまでより良い音で聴きたい」とオーディオ機器を揃えネットワークオーディオプレーヤー PIONEER N-50Aやプリメインアンプ PIONEER A-50DAにUSB DACが装備されている事もあり当初はMedia Goで設定を何も変えず購入したハイレゾ音源(FLAC)を再生していました。しかし音楽を聴くのにいちいちPCを立ち上げるのが面倒なこと、N-50AだとHDDを接続すればハイレゾ音源がそのまま聴けること、ハイレゾ音源を再生するのにWASAPIやASIOが良い事を知りMedia Goで設定しようと思いましたがWASAPIは無し、ASIOはソニー製品だけに使用出来るようで設定出来なかったこともあり最近はMedia Goを使用してのハイレゾ音源再生はしていませんでした。
私は今までに2つのアルバムのハイレゾ音源、FLAC形式で購入しました。たまにハイレゾ配信サイトは覗いていましたがFLACファイルばかりだったのがDSDファイルも始まり当初は2.8MHzでしたが5.6MHz、最近では11.2MHzも配信し始めていました。それですごくDSD形式のハイレゾ音源が気になってしまいました。
前回のブログの通りハイレゾ音源を今一つ信用出来ないのですがここは販売元を信用するとして…
いつもならmoraで購入するのですが購入しようと思ったアルバムがFLAC 192.0kHz/24bitとDSD(DSF) 11.2MHz/1bitだけの配信でe-onkyo musicだとWAV 192.0kHz/24bitでも配信されていました。いろいろ聴き比べてみたいのでe-onkyo musicで興味のあったDSD(DSF) 11.2MHz/1bitはもちろん、FLAC 192.0kHz/24bitとWAV 192.0kHz/24bitも購入してみました。それぞれ低いサンプリング周波数のハイレゾ音源もあったのですが「大は小を兼ねる」と言うことと価格が変わらないため大の方を購入しました。
オール・ジャパン交響楽団の交響組曲Z-ガンダム Symphonic suite Z-GUNDAM
私は機動戦士Zガンダムの世代です。
と言っても子供の頃はロボットアニメに全く興味が無く当時はちゃんと見ていませんでした。機動戦士ガンダムもちゃんと見ていなかったし三つ巴の戦争とも思っていなかったので子供の頃にちゃんと見ていても登場人物も理解出来なかったでしょうね。20歳ぐらいでレンタルして初めてしっかり見ました。時系列で言うと機動戦士ガンダムUCまで見ましたが一番機動戦士Zガンダムが印象に残り音楽も良かったです。それでこのアルバムにしました。この話は置いといて…
購入したFLAC 192.0kHz/24bitとWAV 192.0kHz/24bitは何の問題も無いのですが一番興味のあるDSD(DSF) 11.2MHz/1bitがちょっと問題…。
持っているオーディオ機器、ネットワークオーディオプレーヤー PIONEER N-50AはFLAC・WAVだとサンプリング周波数32kHz~192kHz、量子化ビット数16・24bit(USB DAC機能だけ32bitも)、DSDはサンプリング周波数2.8MHz・5.6MHz、量子化ビット数1bitの対応。と言う事でDSD(DSF) 11.2MHz/1bitはN-50Aでは再生出来ません。ですからTASCAM Hi-Res EditorをダウンロードしこれでDSD(DSF) 11.2MHz/1bitをダウンサンプリングしたDSD(DSF) 5.6MHz/1bitのファイルも作成しました。これならN-50Aで再生出来るのでオーディオ機器だけで聴けます。しかしDSD(DSF) 11.2MHz/1bitも聴いてみたい…。
そこでプリメインアンプLUXMAN L-505uXに接続しているプリメインアンプ PIONEER A-50DAです。A-50DA のLINE2 OUTをL-505uX のLINE3へ接続しているのでアナログでもデジタルでもA-50DA に入力した信号をL-505uX へアナログ出力することが出来ます。
プリメインアンプを2台接続しているのは無駄ですがA-50DAを持っていてL-505uXを購入。他にUSB DAC を持っている訳では無いしあるならA-50DAのUSB DACだけを使用しようと思ってこのように接続しています。
A-50DAのUSB DACはFLAC・WAVだとサンプリング周波数44.1kHz~384kHz、量子化ビット数16・24・32bit、DSDはサンプリング周波数2.8MHz・5.6MHz・11.2MHz、量子化ビット数1bitの対応です。これならPCを使用してDSD(DSF) 11.2MHz/1bitを聴けます。
しかしDSDファイルを再生するのにどうせならDSDネイティブのASIO転送と考えていたこと、Media Goが昨年末でダウンロード・サポートが終了したことからソフトを変えてみることにしました。手っ取り早く再生したかったのでとりあえずMedia Goの後継となるMusic Center for PCをインストールしてみました。そしてオーディオ出力設定をASIOで設定してあります。これで聴けているのですがいまいち信用出来なくて…。
と言うのも、Music Center for PCだとDSD(DSF) 11.2MHz/1bitで出力出来ているのかが分かりません。A-50DAもINPUT SELECTOR上のUSBが点灯しているだけでサンプリング周波数によって色が変わる訳でもないのでDSD(DSF) 11.2MHz/1bitで入力出来ているのか分かりません。Music Center for PCかA-50DAのどちらかでもDSD(DSF) 11.2MHz/1bitで出力・入力されていると判断出来ればまだ信用出来るのですが…。
A-50DAを変える事は出来ないので再生ソフトを人気のあるfoober2000にしてみました。前から気になっていたソフトではあったのですが初期設定が面倒くさそうなので避けていました。実際にfoober2000本体をダウンロード・インストールし必要だと思われるコンポーネントもダウンロード・インストールしましたが音が鳴るまでかなり試行錯誤しました…。恐らくASIOで設定出来ていると思います。
でそのfoober2000だと…
表示では出力側はちゃんとDSD(DSF) 11.2MHz/1bit(DSD256…11289600Hz)となっています‼
他のファイルでも試してみましたが表示上はちゃんと出力されているようです。これでちょっとは信用出来るかな…。
ダウンサンプリングしたDSD(DSF) 5.6MHz/1bitのファイル
FLAC 192.0kHz/24bit
WAV 192.0kHz/24bit
Output ModeをPCM・352800Hz変更すると
DSD(DSF) 11.2MHz/1bit
DSD(DSF) 5.6MHz/1bit
一応ネットワークオーディオプレーヤー PIONEER N-50Aはディスプレイにファイル形式やサンプリング周波数は表示されています。これによりオーディオ機器だけを使用しての再生(ネットワークオーディオプレーヤー PIONEER N-50AでDSD(DSF) 5.6MHz/1bit出力→内部DACでアナログへ変換→プリメインアンプLUXMAN L-505uXへ入力)の方が信用出来るので、オーディオ機器だけで聴けないDSD(DSF) 11.2MHz/1bit を聴くためにfoober2000をインストールしましたがDSD(DSF) 11.2MHz/1bitを聴くことはあまりないと思います…。
DSD(DSF) 11.2MHz/1bit
対応していないのでこのような表示です。
DSD(DSF) 5.6MHz/1bit
FLAC 192.0kHz/24bit
WAV 192.0kHz/24bit
しかしDSD(DSF) 11.2MHz/1bitを聴ける方法を他にも考えてみようと思っています。
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Posted at
2018/01/23 04:18:30