ふと疑問に思った事がありまして…
私が所有しているプリメインアンプ PIONEER A-50DAは
コントロールアンプ(プリアンプ)
パワーアンプ(メインアンプ)
フォノイコライザーアンプ(MM型カートリッジ対応)
USB DAC
ヘッドホンアンプ
これらを一体化した機器です。定価だと11万円ほどのようです。今はUSB DAC機能だけ使用出来るように接続していますがほとんど使用していません。
もう一台のプリメインアンプ LUXMAN L-505uXは
コントロールアンプ(プリアンプ)
パワーアンプ(メインアンプ)
フォノイコライザーアンプ(MM型・MC型カートリッジ対応)
ヘッドホンアンプ
これらを一体化した機器で定価だと23万円ほどのようです。今はこちらをプリメインアンプとして使用しています。
何を思ったかと言うとこれらの「プリメインアンプの“ヘッドホン出力”部分にどれだけのコストがかけられているのか?」と言う事です。
どちらも大半はコントロールアンプ(プリアンプ)とパワーアンプ(メインアンプ)にコストがかけられていて、それらを除く部分はコントロールアンプ(プリアンプ)・パワーアンプ(メインアンプ)ほどコストがかけられていないのだろうなと想像すれば分かります。価格の違いや装備の違いからL-505uXよりA-50DAの方が特にそうなりますよね。
L-505uXの説明書の後ろの方に「ブロックダイアグラム」と言う簡単な配線図のような物が記載されていますが、やはり一般的で凝った作りにはなっていないようです。個々のパーツは良い物なのかもしれませんが作りは簡素です。
どの装備も単品で機器が販売されているので個別に揃える事が出来ますが全て揃えると大きな金額となります。
なぜそう思ったかと言うとヘッドホン SENNHEISER HD 660 Sを購入したからです。
A-50DAの“ヘッドホン出力”もL-505uXの“ヘッドホン出力”もグレードアップしたらHD 660 Sはどんな音になるだろう?と思ったわけです。
私にとっては良い部類に入るヘッドホンです。この良い部類に入るヘッドホンの性能をA-50DAまたはL-505uXの“ヘッドホン出力”で十分に発揮できているのだろうか…。
ちょっと私が納得も満足も出来ませんので考えた結果…
LUXMAN
P-1u ヘッドホンアンプ
単品でしかもUSB DAC機能も装備されていないヘッドホン・イヤホンだけのためのアンプです。2012年製で新品だと定価20万円ほどする機器のようです。年式の割にとても綺麗な中古を購入しました。
大体のプリメインアンプに装備されているヘッドホン端子はプリメインアンプへ入力された信号をスピーカー用に増幅して、その増幅された信号をヘッドホン用に落としてヘッドホン端子へ出力されています。L-505uXもそうです。
しかしP-1uは入力された信号を直接ヘッドホンのためだけに増幅しているので根本から違います。
ヘッドホンアンプを購入するにあたって私は「アナログ入力端子を装備している」ことが絶対条件でした。巷ではUSB DACも装備されているヘッドホンアンプばかり(ヘッドホンアンプよりUSB DACの方がメインと言うべきか)です。私が所有しているオーディオ機器を揃える時にこういう機器が今はあるんだな…と初めて知りました。
そしてL-505uXを購入する時にLUXMANのサイトでUSB DAC機能の装備されていないヘッドホンだけのためのアンプが販売されているのを知りその価格に驚きました。昔はそんな機器無かったですもんね。ヘッドホンはプレーヤーやプリメインアンプのPHONES端子に挿して聴く物だと思っていましたから。
USB DAC装備のヘッドホンアンプは特にDAC部分がまだまだ進歩すると思うので、必要になればその時にUSB DACを単体で購入しようと思い今回は純粋なヘッドホンアンプだけの機器を購入しました。
それにUSB DAC装備のヘッドホンアンプの中にはたまにアナログ入力端子を装備していない機器があります。デジタル入力しか装備していない機器です。アナログ入力端子が要るのでこれでは困ります。
購入したのは古いモデルですが、同じLUXMANでP-1uの次のモデル・現行品の1つ前のモデルのP-700uだと中古でもプリメインアンプ LUXMAN L-505uXの購入した時の価格と同等か上回ってしまう(上回っても良いのですがそれならまた違うプリメインアンプを購入するかな… とか他のオーディオ機器を購入するかな… とか思ってしまいます。なので現行品のP-750uなんてとんでもない事です。)と言う理由があります。
逆にP-1uの1つ前のモデルのP-1だと中古で6~9万円ほどであまり出回っていません。後に登場した少し小さいモデルのP-200では4~5万円ほどと価格的には良くてまだ見つかるのですが見た目がもう一つパッとしません。
これらの理由から中古でP-1uにしました。数はP-1よりは出回っていてまだ手に入りやすいです。中古のP-200の倍ほどの価格はしますがP-750u・P-700uとP-1・P-200の間を選択した感じです。デザインもP-200より良いです。
それと…
SOUND HOUSE
NEUTRIK NDJ(フォンコネクタ用のダストキャップ)
フォンコネクタにホコリなどが入らないようにP-1uを使用しない時にはこれをはめておきます。予備を含めて多めに購入しています。
ITT XLRSDC(XLRメス用のダストキャップ)
P-1uの入力はアンバランス 1系統、バランス 1系統でどちらの入力機器を聴くかを正面の入力切替スイッチで選択出来ます。私はバランス出力を装備している機器を所有していないのでアンバランス接続です。P-1uのバランス入力は今のところ使用しないのでこれで蓋をしておきます。これも予備を含めて多めに購入しています。
このような小物類はSOUND HOUSEさんで購入することが多いです。
次へ続く…
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Posted at
2018/03/12 02:57:38