今回もハード面で前から気になっていた物を購入してしまいました…。
DENON
MC型カートリッジ DL-103
先日、LUXMAN P-1u ヘッドホンアンプ購入のブログを書きましたが「フォノイコライザー……」とか「MC型カートリッジ……」を追記で書きました。それを早々に実行してしまいました(;^ω^)
プリメインアンプ LUXMAN L-505uXを購入したのもMC型カートリッジを使用してみたいからと言う理由もあり、今回は昔から販売されており未だに人気のあるDL-103にしてみました。中古でもよく出回っていますが少し足せば新品が購入出来るので今回は新品の物です。
カートリッジだけでは使用出来ません。カートリッジを固定するヘッドシェルが必要です。
DENONのカートリッジなのでDENONのヘッドシェルを使用したい(ヘッドシェルによって音質が変わるのかもしれませんが私の耳では分からないと思います。ですからただ単にパッと見てどのカートリッジか判断出来るようにメーカーを揃えたいと言うのが大きな理由です。)と言うことがあり、初めの考えではレコードプレーヤー DENON DP-500Mに付属のカートリッジがオーディオテクニカのOEM品だと聞いたのでオーディオテクニカのヘッドシェルを購入しそれにDP-500Mに付属のカートリッジを付け替えDP-500Mに付属のヘッドシェルにDL-103を装着しようと思っていました。
しかしそれだと2回作業しないといけない事と、DP-500Mを手放すとなった時に出来るなら付属品も純正装着品が望ましいのでまた付け替えなければなりません。
ならDP-500Mに付属のヘッドシェルと同じ物を新たに購入しようとも思いましたがなかなかの価格がする事と、それをするとDENONの全く同じヘッドシェルが2個あることになり先程の「パッと見てどのカートリッジか判断出来る」と言う事から結局外れてしまいます。
他メーカーのヘッドシェルを使用するならそんなに考える事も無いのですがどうしてもDENONのカートリッジなのでDENONのヘッドシェルを使用したい…。ちょっとしたこだわりです…。
それならDP-500Mに付属のヘッドシェルとは違うDENONのヘッドシェルにしようと探してみましたがDENONが今の時代に新商品のヘッドシェルを販売している訳ないですよね…。
と言う事は中古でしか見つからないので探してみました。すると良いヘッドシェルを見つけました‼
DENON
PCL-300 ヘッドシェル
使用はしていますが元箱も含めて全て揃った状態の物です‼
1996年頃発売でDENONのその当時の高級ヘッドシェルです。PCL-300自体が中古でもなかなか見つからないのに全て揃った状態の物はかなり珍しいです。
DP-500Mに付属していたヘッドシェルより少し短いです。このPCL-300は赤矢印のトーンアーム差込部分がAを緩める事によりスライドします。カートリッジ取付の青丸部分は6ヵ所しかネジ穴が空けられていませんが、カートリッジの針先をレコードプレーヤーのオーバーハングに一番近いネジ穴に固定し微調整はトーンアーム差込部分のスライドで出来ます。
DENON
Mirror Finished Firmness Metalのヘッドシェル
これも古いヘッドシェルですが型番が記載されていません。型番が不明なのはおそらく古いDENONのレコードプレーヤーに付属していたヘッドシェルだからだと思います。
PCL-300よりまだ短いですが同じ部分が調節可能です。シェルリード線は付属していなかったのでこれだけ別に準備しなければなりませんがレコードプレーヤーに付属していたヘッドシェルにしては大変良い物です。
カートリッジは一つしか購入していないのでヘッドシェルも一つでよかったのですが同じネット店舗で両方を見つけ「どちらがDP-500M・DL-103と合うかな…。……。……。両方買ってしまえ‼」と言う事で二つ購入してしまいました。両方ともDL-103には相応のヘッドシェルだと思います。
悩んだ結果、今回はPCL-300を使用してみる事にします。PCL-300が販売されていた当時もDL-103は販売されていたのでこの組み合わせは良いはずです。全ての付属品が揃っているのですがリード線も当時の物です。これは傷んでいる可能性もあるので今回は端子を綺麗にしてPRO CABLEさんで購入していたWestern Electricの24GA(ブラックエナメル、絹巻き)使用のカートリッジ用リード線を使用する事にして純正は保管しておきます。
そして
山本音響工芸
BT-1 チタン製カートリッジ取り付けネジセット
これも購入してみました。
このカートリッジはヘッドシェルへ取り付けるのにちょっと大変です。
ヘッドシェルをひっくり返してリード線を差し込む端子を見るとこんな風に色分けされていてどのヘッドシェルでも同じです。
DL-103もひっくり返してリード線を差し込む端子を見るとこんなです。
両方とも分かりやすいように端子に色を付けました。全てのリード線が上下左右反対で対角に差し込まなければなりません。リード線がクロスしまくりです。これをヘッドシェルの端子とカートリッジの端子が離れていたりリード線が短いとマシですが、端子が近くてあまり隙間が無いとかリード線が長いと大変です。
そして組んでみたところ…
調整出来る部分で調整が出来なかったのでこうなりました…。思っていたのとは違うな…。それに私が使用したWestern Electricの24GA(ブラックエナメル、絹巻き)リード線は長くて硬くて言う事をきかなかったのでこんな風になりました…。これを綺麗にするのは難しいです…。
まず一つ。
ヘッドシェルからカートリッジがはみ出ないように真ん中のネジ穴で固定してオーバーハングをトーンアーム差込部分のスライドで調節しようと思いましたが差込部分が固定出来ませんでした。調節可能範囲を超えていたようです。仕方ないのでカートリッジを一番先端のネジ穴で固定するとオーバーハング的には丁度良くて差込部分の調節は不要になりましたがカートリッジがヘッドシェルより前方へはみ出てしまいました。
もう一つ。
カートリッジ固定ネジの長さがヘッドシェルに付属の物・以前に購入していた山本音響工芸の真鍮製カートリッジ固定ボルトセット BT-2の中でも合う物がありませんでした。手持ちの中で12mmのネジが使用出来たのですが微妙に長くてカートリッジをしっかり固定出来ません。かと言って8mmでは届きません。恐らく10mmが良いようですが10mmのカートリッジ固定ネジって無いんですよね…。仕方無いのでヘッドシェルとカートリッジの間に前に購入していたオヤイデ MCS-CF カートリッジスペーサーの0.5mmを挟んでみましたがこれなら固定出来ました。
しかし見た目が美しくない…。カートリッジははみ出てるしスペーサーまで…。当然Mirror Finished Firmness Metalのヘッドシェルはもっと短いのでそちらへ付け替える事も出来ません…。私の中で所有しているSHURE MM型カートリッジ M97xEのような形状であればヘッドシェルからはみ出していても別に何も思わないのですけどね…。
これらのヘッドシェルでは私の思うような見た目にはならないようです…。チタン製カートリッジ取り付けネジセットを使用しようかと言っているレベルじゃありません…。このままでも使用出来ますが見た目的に美しく無いので何か考えます…。
つづく…
ブログ一覧 |
オーディオ | 趣味
Posted at
2018/03/18 17:56:51