私の家はもう40年弱ほどの古い1戸建てです。と言う事は交換していない限りコンセント類などもそれぐらい経っていると言う事です。新しいコンセントやスイッチに交換されている所もありますが私の部屋のコンセントは昔のままです。40年弱も経っているとプラグをきちんとコンセントに差し込んでもプラグの重さによっては緩くて勝手に下へ垂れ下がって来る事があります。
それとこの家の電設をした人がいい加減だったのでしょうね。コンセントには極性があります。コンセントをよく見ると差込口の長い方と短い方があり長い方をコールド(アース、グランドなどとも言います。)、短い方をホットと呼びオーディオ機器を接続するのに機器側とコンセント側のコールド・ホットを合わせて接続することは良い音で聴くための基本中の基本です。
それが私の部屋のコンセントは長い方がホット、短い方がコールドだったのです。壁の中のコンセントの裏で配線が逆に接続されているか配電盤のブレーカーからすでに逆になっているかですね。オーディオ機器を購入して私が調べて分かったので今はコンセントからは逆にプラグを刺しています。逆にプラグを刺せば正しい極性で接続出来ていることになるのですが知ってしまった以上気持ち悪いです。
コンセントの極性を修正する事と今後の事も考えて盆休みの間に交換しておきたいと思います。部品は盆休みに入る前に揃えておきました。
Panasonic
WN1512K フルカラー接地ダブルコンセント
オーディオマニアの間では評判の良いコンセントです。しかもオーディオ用ではなく普通の家庭用として販売されている物なので安いです。
オーディオの電源ケーブルも交換してみたいなとは思っているのですが販売されているオーディオ用の電源ケーブルは3ピンタイプが多いです。2ピンタイプのコンセントでも使用出来ない事は無いですが2ピン・3ピン変換プラグを使用するとか3ピンプラグの1ピンを取り外して2ピンプラグとして使用する事になります。
変化が分かるか分からないかは別として、2ピン・3ピン変換プラグをコンセントとオーディオケーブル間に使用することによって接点が増えるので良い音で聴くには良くはない事は想像がつくと思います。それと3ピンプラグの1ピンを取り外して2ピンプラグとして使用する方法は全ての3ピンプラグが2ピンプラグに出来る訳ではない事。
これらのことから今回は3ピンタイプのコンセントにしました。3ピンタイプのコンセントは2ピンタイプのプラグを今まで通り使用出来るので何の問題もありません。
それと
WN7603KP フルカラーステンレスプレート3個用
コンセント表面のカバーです。プラグの抜き差しを頻繫にする訳では無いですがプラスチック製より傷が付きにくいのでこれにしました。
そして交換作業に入る訳ですがここでもう一つ。
ダイニングキッチンに数カ所と各部屋のエアコン用に後々配電盤から新たに配線された増設のコンセントがありますが、古い家なので元々各部屋に備え付けられているコンセントは電灯用と壁の2カ所だけです。私の部屋のコンセントも電灯用と壁の2カ所で使用出来るのは2口だけです。今の時代とてもこれでは足りません。仕方なくコンセントに電源タップを接続しそれにまた電源タップを接続したりしてとコンセントの数を増やしていましたが良くはありません。なので今回はコンセントの増設もしようと思います。増設と言っても配電盤から新たに配線してコンセントを増やすのでは無く今あるコンセントから配線を分岐させて増設します。
配電盤から新たに配線してオーディオ用としてコンセントを増やすのが一番良いのですが配電盤は2階、私の部屋は3階。2階と3階の間を配線するのに家具やオーディオがある今は無理に近いので今回は今あるコンセントから配線を分岐させて増設します。
私の部屋のコンセントのブレーカーは20Aなので2000Wまでです。これを幾つ分岐させてコンセントを増設しても合計で2000Wまでです。それ以上になるとブレーカーが落ちます。つまり今までコンセントの外で電源タップを使用してコンセントの数を増やしていたものを壁の中でコンセントの数を増やしただけです。ですが外で電源タップを接続したりしてコンセントの数を増やすよりは安全で電源タップの数が少なくなるため見た目も綺麗です。
ですから WN1512K フルカラー接地ダブルコンセントが2個、WN7603KP フルカラーステンレスプレート3個用も2枚
それと
WN3996 石膏ボード用取付押え金具
元々コンセントのあった場所はコンセントを取り付けられるようスイッチボックスと言う物が壁の中にあります。しかし増設したい場所はただの壁に取り付けることになります。ただの壁に取り付ける時にはこのような物が必要になります。この金具とコンセントに付属している金具で壁の石膏ボードを挟み込み固定出来る便利な物です。他にもいろいろ取り付け押え金具があるのですがこれが一番使いやすそうだったのでこれにしました。
まずは安全のために取り替えるコンセントに該当するブレーカーを落とし…
コンセントの交換と増設したのがこれ。
交換・増設合わせて30分ほどの作業で出来ました。元々のコンセントの横にも増設出来ましたが下の方が便利なため下に増設しました。極性も修正しました。これで4口使用出来ます。アースはこの家には引いていないので空きです。空きですが3ピンプラグを使用した場合、3ピンでしっかりプラグを支持出来ることが大きいです。下のコンセントをオーディオ用に使用するつもりです。見た目にも綺麗になりました。気持ち良いものです。
※注意
コンセント表面のカバーを交換するだけなら良いのですがそれより中も触る場合電気工事士の資格が必要です。
私は自動車整備士をしていたので電気の勉強もしています。自動車整備士を辞めて少し時間があったので電気工事士の資格も取得しました。自動車とは少し違いますが基本は同じなので少し勉強すれば試験はそれほど難しくはありませんでした。
Posted at 2017/08/22 01:20:59 | |
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