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自分の愛車が一体どのように造られるか…皆さんも気になることがあるでしょう。でも、それを観る機会は一般的には殆んど無いと思います。とはいえ大量にライン生産される車であれば、例え観る機会がなくとも“想像”することは容易でしょう。
　でも、熟練工が最低500時間にも及ぶ労力を必要とする、年間生産台数が5千台にも届かない車となると…それはもう想像の域を逸脱してしまい、そこはまさに“聖域”とも言える世界が広がっているのではないでしょうか。



これはそんな“聖域”ともいえる世界のほんの一部ですが、そこで生きる人々の表情からは「伝統を守り続ける」という精神が伝わってくるようです。単に「高級車を所有する」というだけではなく、それを創造し守り続けた“精神”とも付き合ってみたいと思います。

アルナージTの純正タイヤであるピレリー（255/45-19）ですが、ショップさんの話では「このサイズのピレリーは他に使っている車種が無いので一般流通はしておらず、すべてコーンズが輸入代行しています。ですので交換となると4本で約35万円くらいになってしまうんです」とのこと。いや～、ビックリですね。乗り方にもよるそうですが、リヤのほうが減りが早く（流石に大トルク）て、おとなしく走っても～1.5万㎞程だそうです。

最近は年間5000㎞も乗らないので次の車検までOKかもしれませんが、もう少し安くならないものかと思って聞いてみたら「別ルートで、安くなる時期に仕入れときます」と、横繋がりが在るようでした。

排気量も車重もあるので、一般的な車よりも消耗は多いと覚悟のうえで購入しましたが、それでも“安いにこした事なし”ですね。

RRはショーファー・ドリブン、Bはオーナーズ・ドリブンと言われていますが…やはり、ここ（後席）を使えないのは 淋しい限りです（身体が二つ在ればいいんですけどね～）。家内は「わたし、この車に乗るときはココね～、ルンルン♪」と喜んでおります。

因みにリクライニングの移動量は、概ね10cmといったところでしょうか。リクライニングさせなくても十分寛げるシートですが、移動させると…もう“居間のソファー”って感じですから、さぞや快適な眠りにつけることでしょう。

契約当日に頂いた＜07年カタログ（アルナージ・アズール・ブルックランズ）＞です。立派な“箱入り”の冊子で、ベントレーの歴史・キレイな写真が掲載されていて、けっこう“読み応え”がありました。関連グッズは好きなほうなので、良い記念になります＾＾。