自作フロアイルミネーション設置

GT-Rでもやっていたんですが、
オリジナルのフロアイルミネーションを設置します。

フロアイルミはオッティにディーラーオプションのフロアイルミを設置したのが始まりで、足元が明るくなることで夜の乗り降りに便利なのですが、
オプション品ではドア連動の動作がほとんどのため、足元に物を落とした時など探し物をするときには使えませんでした。

そこでGT-Rでは、
「DOOR」の位置ではドアオープン時やロック解除時に連動して点灯、
「ON」のときはドアクローズ時でも点灯するような回路を考え自作イルミを設置していました。

ルームランプのほとんどは、
プラス側がバッテリーからヒューズを通った電源線に直接つながれ、
マイナス側でスイッチにより、アースやドア連動回路に切り替え制御されています。

そのため、バッテリーを電源に、
アースをルームランプのスイッチにつなぐことで、
ルームランプ連動回路は（とりあえず）完成します。

しかし車種によってはルームランプのドア連動回路の接続を誤った場合、
スピードメーター裏の基盤にあるドア連動制御回路を故障させ、
その後、ルームランプがドア連動で点灯しなくなる可能性がります。
（修理にはメーターの交換が必要です）

実際にGT-Rでは、おそらく過負荷によりドア連動回路が壊れました。

そのためコペンでは、
ルームランプのバルブ自体に並列になるようなわかりやすい回路を作り、
ルームランプ電源線自体を電源に、
さらに、すべてLEDとして消費電力を抑えました。

まずはルームランプのバルブソケットに対して並列の回路を作れるよう、エーモンの【1832】LED用ソケット電源(T10×31両口金ソケット用)を加工して電源を取り出し、
面発光フラットLEDをつなぎます。

これだけで、ルームランプ連動電源の取り出しは完了です。
取り出された回路の線をピラーなどに通して足元に伸ばします。

足元まで伸ばした配線を運転席・助手席などに振り分けることができるよう、
プラス・マイナス分岐ターミナルに接続し、
そこからさらに運転席側・助手席側に配線し、
足元の好みの位置で、フロアイルミとして使用するLEDを接続、貼り付けます。

今回はエーモンのフラットLEDを使用しています。

ルームランプのバルブソケットには、
配線を加工したソケット電源を差し込み、
その上から面発光フラットLEDを張り付け、カバーをして完成です。

これで、ルームランプ連動フロアイルミの完成です。

ルームランプをスイッチで「ON」としたときはもちろん、
「DOOR」であれば、ドアオープン時やドアロック解錠に連動して点灯、
「OFF」にしているとドアオープンにしても点灯しません。

さらに、純正オプション品と比較してもかなり明るく、
ルームランプカバーも交換しているため、
夜でも乗り降りの足元や探し物にかなり便利です。