「復刻!ガシャポン戦士シリーズ SDガンダムワールド」
という、私の世代では懐かしい100円入れてカプセルがコロンと出てくる
「ガチャガチャ」。
そのガチャガチャで一世風靡したSDガンダムの「ガン消し」が、先月1日から全国の
「ガチャガチャ」で復刻しているそうです。
ガン消しは、1985年から1993年まで販売されたカプセル自販機専用商品。
9年間で商品化されたシリーズは50弾以上。
鉛筆を指す穴がありますが、そのように使っていた人は、まれでしょう・・。
キャラクター総数は800種類以上に及んでいるそうです。
過去のフィギュアサンプルを参考に、3Dスキャンなどの最新技術により
金型を新規造型しているそうで、当時モノとほとんど遜色ない状態のようです。
キン肉マンの「キン消し」も当時大ヒットしましたが、
キン消しは、当時の金型が残っていないそうで、完全復刻が出来ないようです。
キン消しは、過去に復刻歴があり、同サイズで復刻されなかったみたいですね。
私は1976年生まれですから、ガン消し発売された1985年は、
9歳・小学校4年生で、流行するド真ん中な訳ですね。
そして私、まだ持っているんですね・・(^_^;) 実家に眠っています。
鳩サブレーの缶に入れていましたが、数キロの重さになっています・・。
売ったら高いのかな・・(^_^;)
ガン消しは、初期型から後期型と呼ばれるモノ、そして正規品から偽物まで
幅広いんですね。 専門家ではないので詳しくはないですが・・。
出た当初の初期型は、艶なしのモノです。
中期から艶があるタイプに変更になっています。
私の世代は、初期から中期だと思います。 所有しているモノを見る限り・・。
さらに、ガン消しの底を見ると、初期・中期以降は、
名前が刻印されたモノになりました。 それ以前は、記載されていません。
偽物というか、失敗作というか、色々なモノが出回っていました。
ガチャガチャのお約束? というものは、100円入れたカプセルの中に、
本命のモノと、もう一つは、ダブりやすい大量生産したものや、
失敗作?がセットになることが多かったガチャガチャの運命・・。
例えば、モビルスーツが2体入っていることはないという、お約束です。
失敗なのか、どうなのかが分からない例で見てみると、
復刻版でも出ている「武者ガンダム マークⅡ」。
当時モノは、左の方です。 というより、販売当初の形です。
しかし、当時しばらくすると、右のモノも存在していたんです。
私は当時、失敗作か?と思っていたのですが、復刻したモノも右の形ですね・・。
これも同じく。
左側が、初期のツヤなし・ゼータ(Ζ)ガンダムです。
しかし、中期以降に右側のモノが・・(^_^;)
さらに、これも。 「武者Ζガンダム」ですけど、販売当初のモノには、
目の中に「点」というか眼球があるのですが、しばらくすると上記の武者マークⅡ
のように違う目になっていました(^_^;)
ガンダムシリーズや、武者ガンダムあたりがピークで、
ドラクエのブームに乗っかった?のか、ナイトガンダムシリーズも出ました。
そのあたりで私のガチャガチャ収集は終わりを見た気がします。

(ナイトガンダムシリーズ)
ガチャガチャのガン消しは、ガチャガチャだけにはとどまらなかった記憶があります。
当時、私の記憶を辿れば、コンビニやおもちゃ屋さんで、モビルスーツだけとかの
「あたり商品だけを集めたSDガンダム」がセットで発売されていました。
ガチャガチャの面白さを消した、大人考えの汚い商品と、今に思えば感じます。
子供の私でも、「こんなの発売するなよ、つまらん!」と感じた記憶があります。
でも、そんな私でも一つだけ買ったようです。
ニュー(ν)ガンダムですが、左の緑がコンビニで買ったモノです。
右が純粋にガチャガチャで当てたモノ。
右が正規品か?と思っていたのですが、ツヤがない左側は初期型という事になる
のですが、真相がよくわかりません・・(^_^;)
今に見れば、なにが本物だったのか、偽物なのか、失敗作なのかが分かりませんけど、
格好いいと思えればそれでいいと思っていました。
私は当時、後から手に入りましたけど、
「百式」と「ゼータガンダム」が、欲しいけど中々手には入れませんでした。
今みたいにオークション等もない、地元の狭い範囲でしか探す事が出来ない環境
でしたけど、良くも悪くも「良い時代」だった気がします。
100円のガン消しで、幸せになれた子供時代が懐かしいですね。
今思えば、大人の世界に踊らされていた気もしますが、
男の収集ロマンは、こんな時期から始まっていたのですなぁ・・。
ビックリマンシールもそうでした。
このガン消し、子供の頃、お風呂の中で遊ぶのが楽しかった記憶がありますよ(^_^;)
私だけかな(^_^;)
ま、捨てないで持っていた私の思い出という物語でした♪