シフト入力圧軽減

シフトフィーリング向上プロジェクトの一環です。

中村屋さんのブログで紹介されていた内容を実践してみました。

ミッションのロック機構を司るスプリングのイニシャル圧を下げることにより、シフト操作の硬さを軽減するものです。
具体的には，そのスプリングが仕込まれているボルトにガスケットを追加する作業です。

ちなみに…社外品で入力圧を自由に調整できるボルトと金属製シフトカラーをセットにしたキットが販売されていますが、ちょっと高いです。

ミッションを降ろさなくても作業できる箇所ですが、車体下から狭い部分でのボルト脱着作業ですので、今回は某所の堀ピットを拝借！

写真はクルマの下、助手席側です。
左が進行方向で、左側に見えるのがセルモーターです。

奥に３本のボルトが縦に並んでいます。

センタートンネルとの隙間で結構狭いので首折れ出来るタイプのラチェットレンチで脱着しました。
一般的なメガネレンチとかは届きませんでした。

摘出した１，２速のボルトです。
標準で１枚のガスケットが付いてますので、もう１枚(右)を追加して取り付けます。
３，４速もいっしょです。
スプリングがオイルでボルト内にへばり張り付いているので無くさないようにする必要があります。

１番手前側の５速，バックのボルトです。
標準状態ではガスケットレスです。
ここは新たに２枚追加します。

ガスケットは写真の純正部品をディーラーにて取り寄せ。
値段は忘れましたが全部で数百円ほどでした。

寸法が一緒な銅ワッシャーなら汎用品で代用できるのかも？？

～インプレッション～
シフト操作全般、軽くなりました♪
異常に軽くなったというわけではなく、個人的にはあとほんの少し軽くなって欲しい…というところまで来ました。
作業環境さえ確保できれば、費用対効果は非常にいいと思います。
ギヤ抜け等は今のところ皆無です。