噛まないトップロックを加工する

NBの幌車ならかなりの確率で起こる(っぽい)運転席側のトップロックが摩耗してロックしなくなる問題

実は1年前にこのクルマを買った時から起こっていて、柔らかいゴムをロック機構に挟むことで騙し騙し乗っていたのですが、最近それでもロックが効かなくなってきていました。

ロードスターの先輩方の知恵をお借りして、ビスを打ち込んで対策をします。

購入したのはこちらです。

ステンレスなべタッピングビス M4×8mm
198円

直接濡れる場所ではないですが、サビたらかっこ悪いので奮発してステンレスにしました。ユニクロメッキだと半額で買えます。塗装する予定があればそちらでいいと思います。

ホントはタッピングドリルがあれば良かったのですが、用意出来なかったのでこちらにしました。結果的には問題なく使えていますが、接着剤を使うことになるのでオススメはしません。

電動ドリルの2.5mmのビットで軽く下穴をガイドとして開けます。さすがアルミなので柔らかいですね。ガンガン穴が開きます。

この後、3.5mmのビットで中央がずれないように穴を広げます。

3.5mmの穴があいたら、穴にほんの少量の瞬間接着剤を流し込んで一気にタッピングビスを打ち込みます。

アルミにタップするのはなかなか難しいですが、ナメないように慎重に打ち込みましょう。

根元までねじ込めば完成です。

ピンボケです…

しっかり噛んでいます！

あとは元通りに戻して完了です。

カチッ！と快音を響かせてガッチリとロックしています。これで幌を開ける時/閉めるときに憂鬱にならなくて済みます！

工具さえ揃っていれば100円200円で済む作業なので、新品交換で1万円弱も使うくらいならトライする価値はありますよ。