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朝比奈武弘(Pix_eos)のブログ一覧

2023年01月29日 イイね!

令和5年掛川市消防出初式・令和5年鈴鹿市消防出初式

令和5年掛川市消防出初式・令和5年鈴鹿市消防出初式2023年1月4日(水曜日)に静岡県掛川市の掛川城公園三の丸広場及び周辺にて掛川市消防出初式が開催された。また1月8日(日曜日)には三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット内において鈴鹿市消防出初式が開催されました。掛川市では分列行進のみ見学し、鈴鹿市では消防署隊訓練と一斉放水を見学しました。

まずは掛川市消防出初式からです。分列行進では中央消防署指揮車(トヨタ200系中期型ハイエース)が先導します。

続く中央消防署救急車2号車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

中央消防署救助車Ⅱ型(日野レンジャープロ)。

中央消防署梯子車(日野後期型MHⅡ)。

中央消防署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

中央消防署水槽車(日野2代目プロフィア)。

団本部1号車(トヨタ2代目ヴォクシー)。

団本部2号車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

団本部3号車(日産3代目クリッパーバン)。

団本部車に続いて消防団車が続きます。駅南分団ポンプ車(いすゞ6代目中期型エルフ)。

上内田分団ポンプ車(いすゞ6代目中期型エルフ)。

中央分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

東山分団ポンプ車(日野初代中期型デュトロ)。

西郷分団ポンプ車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

原田分団ポンプ車(日野初代前期型デュトロ)。

桜木東分団ポンプ車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

大東第三分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

大東第六分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

大須賀第一分団ポンプ車(いすゞ5代目後期型エルフ)。消防団車は未掲載車両も存在しますが、全車両ではなく一部のみ行進に参加しました。

中央図書館前には一斉放水に参加する為か、梯子車が。その後ろには指令車(スズキキザシ)の姿も。

中央図書館駐車場には菊川市消防団広報車(三菱後期型デリカD:5)も。

続いて1月8日に鈴鹿サーキットで行われた鈴鹿市消防出初式です。四日市市消防出初式からはしごして来ましたが、丁度三重県防災航空隊の防災ヘリコプター「みえ(AW139)」による展示飛行が行われていました。

その後ホームストレート上で消防署隊訓練が行われました。指揮車を先頭に消防車らが本線上を緊急走行してきます。

メインスタンド前に停まる中央消防署救助車Ⅱ型(日野レンジャープロ)。

訓練を終えてピットレーンから出てくる中央消防署水槽車(三菱ふそう初代スーパーグレート)。

同じく中央消防署北分署水槽車(日野レンジャープロ)。

訓練終了後、消防団車と梯子車によってホームストレート上で一斉放水が行われました。

消防署隊訓練と一斉放水の動画です。

一斉放水終了後ピット側の駐車場へ。出初式を終えた車両らが帰隊していきます。こちらは稲生分団の可搬ポンプ積載車(日産F24型アトラス)。

栄消防団可搬ポンプ積載車(日産F24型アトラス)。先程の車両と同じアトラスですが、納入年度や架装が異なります。

中央消防署梯子車(日野中期型MHⅡ)。鈴鹿市消防本部と亀山市消防本部の共同運用を行なっている35m級梯子車になります。

国府消防団可搬ポンプ積載車(日産F24型アトラス)。

飯野分団可搬ポンプ積載車(日産F24型アトラス)。

中央消防署水槽車。

天名分団可搬ポンプ積載車(トヨタ8代目ダイナ)。

三重県防災航空隊の支援車(トヨタ200系後期型ハイエース)。以前は三菱トライトンを使用していましたが、更新されたのですかね?

鈴鹿市消防本部広報車(日産初代NV100クリッパーバン)。

中央消防署赤バイ(ホンダXR230)。

鈴鹿市消防団可搬ポンプ積載車(日産E26前期型キャラバン)。

中央消防署北分署水槽車。

鈴鹿市消防団多機能型ポンプ車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

鈴鹿市消防本部ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

中央消防署東分署ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

消防本部広報車(ホンダ2代目クロスロード)。

中央消防署指揮車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

GPスクエアでは三重県地震体験車「まなぶ君」(いすゞ5代目前期型フォワード)が地震防災啓発活動を行っていました。他にも水槽付きポンプ車や救助車、梯子車が展示されていましたが、人が多かったので撮影は断念しました。

今回は以上です。

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Posted at 2023/01/29 01:33:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2023年01月20日 イイね!

令和5年四日市市消防出初式

令和5年四日市市消防出初式2023年1月8日に三重県四日市市の四日市ドームにて消防出初式が執り行われました。今回は分列行進のみ見学し、その後鈴鹿市の出初式へはしごしました。

分列行進に参加する為に四日市ドーム前に現れた北消防署梯子車(日野2代目プロフィア)。

ドーム前には三重県地震体験車「まもる君」(いすゞ4代目フォワード)が。イベント中は地震体験が可能だったようです。

分列行進前に通過した中消防署人員輸送車(日産W41後期型シビリアン)。

海上から分列行進に参加する海上保安庁四日市海上保安部の巡視艇あおたき。その後ろには四日市港の消防防災船が続きます。

分列行進を先導する消防本部指揮車(トヨタ200系中期型ハイエース)。総務省消防庁無償貸与車両です。

羽津分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

富田分団ポンプ車(トヨタ8代目ダイナ)。

富洲原分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。車内から敬礼を頂きました。

大矢知分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

八郷分団ポンプ車(トヨタ8代目ダイナ)。

下野分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

保々分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

海蔵分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

川島分団ポンプ車(日野初代後期型デュトロ)。前面赤色灯設置の関係からか、車名ステッカーがルーフ部に貼られています。

海上分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

桜分団ポンプ車(日野初代後期型デュトロ)。

三重分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

神前分団ポンプ車(日野初代後期型デュトロ)。出初式ということで賀正の文字がマグネット切文字で貼られていました。

常盤分団ポンプ車(日野初代後期型デュトロ)。

県分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。シャッター部にマスコットキャラクターの「ユーリー」が描かれています。

橋北分団ポンプ車(いすゞ5代目後期型エルフ)。

日永分団ポンプ車(いすゞ5代目後期型エルフ)。

楠分団水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。四日市市消防団唯一の水槽付きポンプ車です。

内部分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

小山田分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

四郷分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

四日市消防団広報車(マツダ4代目ボンゴバン)。こちらの車両は日本消防協会からの寄贈車です。

四日市市消防団資機材搬送車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

同じく連番車の資機材搬送車(いすゞ6代目前期型エルフ)。後ろからは新型KATANAを先頭にした消防団バイク隊が行進します。

消防団車に続いて、消防本部車両がが続きます。北消防署資機材搬送車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

中消防署救助車Ⅲ型(日野レンジャープロ)。

中消防署高所放水車(日野2代目プロフィア)。

中消防署原液搬送車(日野レンジャープロ)。

中消防署軽救命消防車(ダイハツ10代目後期型ハイゼットカーゴ)。車内にAEDや可搬ポンプを積載しているようです。

中消防署港分署水難救助車(トヨタ4代目コースター)。

中消防署中央分署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

中消防署西分署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

北消防署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

北消防署救助車Ⅱ型(日野レンジャープロ)。Ⅱ型に準じた車両ですが、Ⅲ型と同等の高度救助資機材を搭載しているようです。

北消防署化学車(日野2代目プロフィア)。

北消防署救急車(日産2代目後期型パラメディック)。

南消防署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

南消防署はしご機能付き高所放水車(日野2代目プロフィア)。日本機械工業のΣ型梯子車です。

南消防署化学車(日野3代目プロフィア)。

南消防署救急車(日産2代目後期型パラメディック)。

続いては四日市市内に事業所を置く自衛消防隊車両による行進です。先頭は共同防災組織霞隊(霞共同防災事業株式会社)高所放水車(日野2代目プロフィア)。

共同防災組織コスモ隊(コスモテクノ四日市株式会社)高所放水車(日野2代目プロフィア)。

昭和四日市石油株式会社自衛消防隊化学車(いすゞ初代ギガ)。

三菱ケミカル三重事業所自衛消防隊高所放水車(日野2代目プロフィア)。

株式会社ENEOSマテリアル四日市工場自衛消防隊高所放水車(日野3代目プロフィア)。

石原産業株式会社四日市工場消防自衛消防隊化学車(日野2代目プロフィア)。

なぜか自衛消防隊車両を先に行かせた中消防署広報車(スバル3代目XV)。

同じく北消防署広報車(スバル3代目XV)。2台とも希望ナンバーでコールサインと同じ51を取得しています。

南消防署広報車(日産Y11後期型ADバン)。

分列行進の動画です。

分列行進終了後に通過する四日市消防本部指揮車(トヨタ4代目ランドクルーザープラド)。こちらの車両も分列行進に参加していましたが、この車両や展示する車両などは手前で曲がってしまいました。

令和元年緊急消防援助隊近畿ブロック訓練にて撮影した際は指揮台が非装備でした。この指揮台は前任の100系ランドクルーザーに装備されていたものを流用しているようです。

伊井運輸タンクローリー(日産ディーゼル初代クオン)。タンク部に四日市市消防本部による火の用心ラッピングが施されています。

南消防署南部分署ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

北消防署北部分署ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

中消防署中央分署重機搬送車(日野6代目レンジャー)。総務省消防庁無償貸与車両です。

周りに子供達がいる状況で重機(日立建機ZAXIS 50U)が降ろされます。

中消防署中央分署水槽車(日野2代目プロフィア)。

北消防署北部分署大容量送水ポンプ車(日野2代目プロフィア)。他にも北部分署放水砲車や南消防署救助車Ⅱ型、北消防署梯子車が展示されていましたが、弩逆光だったので撮影せず。

分列行進終了後、会場を一周して戻ってきた南消防署化学車。

ドーム北側で待機していた中消防署救急車(日産2代目後期型パラメディック)。分列行進にも参加していましたが、撮り損ねました。

四日市市危機管理課の防災車(スバル4代目フォレスター)と思われる車両。

消防本部広報車(日産C26前期型セレナ)。

消防本部広報車(トヨタ3代目ノア)。

消防本部火災原因調査車(トヨタ200系前期型ハイエース)。車庫の関係上、全高を抑えた形でLED式補助赤色灯を主警光灯として使用しています。

消防本部査察車(トヨタ2代目プロボックス)。

消防本部広報車(トヨタ5代目ライトエースバン)。

分列行進でも一際目立っていた神前分団のポンプ車。ドア部に消防団のオリジナルロゴなどが入っています。

2018年に見学した際はランドクルーザーのBD型ポンプ車などがいましたが、残念ながら更新されてしまったようですね。先述の通り、この後は鈴鹿消防の出初式へ向かいました。今回は以上です。

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Posted at 2023/01/20 20:07:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2023年01月15日 イイね!

令和5年名古屋市消防局出初式

令和5年名古屋市消防局出初式2023年1月7日に愛知県名古屋市西区の庄内緑地公園にて消防出初式が執り行われました。例年は名古屋港ガーデンパークで行われていますが、今年は会場が変更となりました。式典では河村名古屋市長の「消防職員の皆様、サンキューベリーマッチ」連呼告辞から始まりました。記事内の団車は広報車と記載させていただきました。

式典が終わり名古屋市消防局航空隊による展示飛行が行われました。消防ヘリ「のぶなが」(アエロスパシアルAS365N3ドーファン2)からホイスト降下し、会場に向かって手を振る隊員。

展示飛行の次は分列行進です。名古屋市消防団を先頭に多数の消防車両が、消防音楽隊によるサンダーバードメインテーマの演奏に合わせ行進していきます。

先頭を走る多機能型消防車(いすゞ6代目前期型エルフ)。総務省消防庁無償貸与車両です。

千種消防団広報車(トヨタ8代目ダイナ)。救助資機材などを積載しているようです。

砂田橋消防団広報車(ホンダ3代目アクティバン)。ウィレン製の赤色灯を装備。

瑞穂消防団広報車(ダイハツ10代目後期型ハイゼットカーゴ)。ボンネットの「瑞穂/消防」表記が鏡文字で表記されています。

船方消防団広報車(スズキ6代目エブリイバン)。消防団章はステッカータイプです。

牧の原消防団広報車(ダイハツ10代目前期型ハイゼットカーゴ)。

比良西消防団広報車(マツダ2代目ボンゴブローニイ)。赤色灯はルーフキャリアの上に装備。

広路消防団広報車(トヨタ4代目タウンエースバン)。LED式の前面赤色灯を装備しています。

桜消防団広報車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

鳴子消防団広報車(トヨタ4代目タウンエースバン)。先ほどの車両と異なり、赤色灯が大阪サイレン製の角型赤色灯です。

植田消防団広報車(トヨタ初代後期型エスティマエミーナ)。ホイールキャップが赤く塗装されています。

日比津消防団広報車(日産F23後期型アトラス)。市販のダブルキャブ平ボデー車に梯子などの資機材を積載しています。

福春消防団ポンプ車(トヨタ7代目後期型ダイナ)。カッコいいホイールを装着しています。

消防団車両に続いて消防局車両の分列行進です。

中消防署指揮車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。

消防学校燃料補給車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

北消防署防災支援車(日野レンジャープロ)。

熱田消防署水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

天白消防署輸送車(いすゞ4代目フォワード)。

指揮車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。日本では導入例が少ないタイプのウィレン製の赤色警光灯を採用しています。

北消防署楠出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

中消防署橘出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

港消防署荒子川出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

名東消防署猪子石出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

特別消防隊指揮車(トヨタ4代目ランドクルーザープラド)。

千種消防署東山出張所水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。他にも守山消防署守西出張所、港消防署東築地出張所、緑消防署鳴海出張所水槽付きポンプ車が行進に参加しました。

北消防署指揮車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。

上空にはヘリコプターが、先頭から名古屋市消防局航空隊の「のぶなが」、「ひでよし(アエロスパシアルAS365)」と愛知県防災航空隊の「わかしゃち(ベル412EPⅠ)」。

中村消防署排煙照明車(日野レンジャープロ)。

瑞穂消防署大型放水砲車(いすゞ5代目中期型増トンフォワード)。

瑞穂消防署大容量送水ポンプ車(日野3代目プロフィア)。2台とも総務省消防庁から無償貸与されたドラゴンハイパーコマンドユニットです。

南消防署大同出張所高所放水車(日野2代目プロフィア)。

分列行進の動画です。

分列行進終了後、地震を想定した消防訓練が行われました。地震発生直後、現場にいち早く駆けつける名東消防署の赤バイ隊「赤鯱」。ヤマハセロー250をベースにした赤バイです。

消防隊や消防団員らによって消火活動が行われました。

自由ヶ丘消防団広報車(スバル6代目中期型サンバーバン)。

天白消防団広報車(三菱6代目ミニキャブトラック)。

現場を離脱する赤鯱隊。隊員が被るヘルメットのデザインは本部救急隊救急車に入っているデザインと同じです。

第3方面消防隊本部救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

本来は分列行進にも他の救急車が参加予定だったようですが、救急出動稼働率が高く、出初式に参加できなかったので、この車両が出初式唯一の参加救急車両でした。

消火活動が終わると、救助訓練に移行しました。

東消防署富士塚出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

守山消防署大森出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

市内の救助車Ⅱ型は基本的にクレーンを装備しておらず、900Lの水槽とポンプを装備しています。

第1方面特別消防隊救助車Ⅲ型(日野レンジャープロ)。

最後に庄内川に向かって消防団員と消防局員により、一斉放水が行われました。

消防訓練と一斉放水の動画です。

米野消防団広報車(日産F23後期型アトラス)。

千代田橋消防団広報車(スズキ5代目エブリイバン)。

滝川消防団広報車(スバル6代目後期型サンバーバン)。

西消防署山田出張所梯子車(日野6代目レンジャー)。

最近ではMVFの導入が多い為、15m級梯子車を新規で入れているところは少ない印象がありますが、名古屋市では新規導入されました。

平針北消防団広報車(スズキ10代目中期型キャリィ)。

本部特別査察隊査察車(ホンダ3代目ステップワゴン)。

城北消防団広報車(トヨタ200系前期型ハイエース)。

緑消防署大高出張所13mブーム付き多目的車(日野6代目レンジャー)。

モリタMVFがベースです。MVFはモリタ製ハイルーフのレッドアーマーを採用していることが多いですが、当車では非採用です。

熱田消防署査察車(トヨタ初代カルディナバン)。

堀田消防団広報車(日野2代目デュトロ)。

穂波消防団広報車(トヨタ100系後期型ハイエース)。

田代消防団広報車(トヨタ5代目タウンエースバン)。

昭和消防署査察車(トヨタアイシス)。朱色塗装ではなく、市販車のダークレッドマイカメタリックのままとなっています。

福田消防団広報車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

東消防署予備水槽付きポンプ車(いすゞ4代目フォワード)。

小幡消防団広報車(トヨタ5代目ライトエースバン)。

八杜消防団広報車(スバル6代目後期型サンバーバン)。

御器所消防団広報車(日産F24型アトラス)。

中消防署査察車(トヨタ100系後期型ハイエースバン)。

第5方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日産ディーゼル3代目コンドル)。

猪高消防団広報車(三菱6代目前期型ミニキャブトラック)。

第2方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

天白消防署査察車(トヨタ4代目タウンエースバン)。

常盤消防団広報車(トヨタ6代目ダイナ)。

中川消防署査察車(マツダ4代目ボンゴバン)。

笠寺消防団広報車(トヨタ7代目後期型ダイナ)。

第4方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

西消防署査察車(トヨタ100系ハイエースバン)。

第3方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

東消防署査察車(トヨタ2代目ヴォクシー)。

名古屋市消防音楽隊の人員輸送車(三菱ふそう2代目エアロバス)。

同じく人員輸送車(三菱ふそう4代目ローザ)。いずれも宝くじ号です。

中央広場には現在、中日本自動車短期大学でレストア中のメルセデス・ベンツ メッツ梯子車が展示されていました。

こちらの車両は公道を走行できないのでローダー車で陸送されていきました。

積み込みの様子です。

噴水広場には消防学校訓練車の水槽付きポンプ車(日産ディーゼル3代目コンドル)が展示されていました。CAFS搭載車のようです。

今回は以上です。

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Posted at 2023/01/15 14:23:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2022年12月30日 イイね!

2022年後半 遠征訪問まとめ

2022年後半 遠征訪問まとめ2022年も末となったので草ヒロでもなんでもないイベントや遠征の撮影分を紹介していきたいと思います。













7月

1日にゆるキャン△の映画を観に行く為に清水区内へ。市内にあるコンビナート施設にて訓練があったようで静岡市消防局港北消防署の大容量送水ポンプ車と化学車が。

他にも千代田消防署の化学車も訓練に参加していたようです。

11日には夏の交通安全県民運動が行われ、静岡南警察署の出発式が駿河区役所横の駐車場で行われました。

出発式では白バイ(ホンダCB1300P、VFR800P)が先導し、警らへと出発しました。

続くトヨタ100系後期型ハイエースの事故処理車。

ルーフ上には誘導標識とサーチライトを装備しています。

白バイは近くの交差点にて警戒していました。

そして別の日、所要で関東方面へ。途中目撃した警視庁の日産E26中期型キャラバン事故処理車。都費配備のハイルーフ車で、パトライト製エアロホーク(ALSシリーズ)を装備しています。

この日は知人数人と、とある展示車を観に行きました。

次の日は山梨県身延町にある本栖高校(旧 下部小学校)にてゆるキャン△ラッピングのキッチンカーが来ると言うことで車載したビーノに乗り換え、そちらへ。

以前は後部のラッピングが2期仕様でしたが、今回は劇場版公開に合わせてそちらのポスタービジュアルラッピングになっていました。

本栖高校を訪れた志摩リン仕様ビーノと桜さん仕様のラシーン。

自分はなぜか駐在所の国費配備スズキ2代目ソリオパトカーとコラボ。

とある日、交通量の多い国道で逆走爺が原因の交通事故が発生。衝突した車両は車線を跨ぎ停車。

幸いにも大怪我をするような事故ではなかったが、車両をレッカー移動するまでの間、交通規制が行われた。

所轄警察署の200系クラウンパトカーと日産E26中期型キャラバンの事故処理車が駆けつけました。

8月

上旬に、いすゞプラザに展示された元藤沢市消防局救助車を見るために藤沢市内へ。市内を走るいすゞ工場輸送用のいすゞ2代目エルガミオ。

救助車は以前取り上げていますので割愛しますが、いすゞプラザでは南極展も開催されていました。展示場所が展示場所だったので、最初素通りしてしまいました。展示されている雪上車は昨年時点では屋外の駐車場にシートを被った状態で置かれていました。

9月

諸用事で山梨県へ。富士急線沿線を走っていたら、丁度富士急行8500系が。元JR東海の371系を中古購入、転用した車両です。

17日は銀座にて声優の富田美憂公式ファンクラブ、+Youの初イベントがあったので、帝都へ。イベントまでの時間を自転車で走り回っていると、皇居外苑に多数の警察車両が。石川県警察のトヨタ210系クラウン交通用パトカーの姿も。

安倍元首相国葬に関する警備で集結していたようで、地元県警のトヨタ210系クラウン交通用パトカーの姿も。この車両の前には警護23くんが。

そして皇居前には何やら人だかりが。しばらく観ていると、皇居から警護車列が。天皇皇后両陛下が英国エリザベス女王の国葬に参列するために、羽田空港に向かう途中だったようです。

近くにはトヨタ130系マークX覆面パトカーが。

その後麹町方面を走っていると、福井県警察のトヨタ210系クラウン交通用パトカーが。

25日は浜松市内で「ミニカーゲッチュー!」が開催されたのでその足で湖西市の消防フェスタへ。所轄警察署のトヨタ210系クラウン交通パトカーとホンダVFR800P白バイも展示されていました。

10月

9日に清水区内で行われたイベントを見学後、線路沿いを歩いてると見慣れない電車が。

昼に清水区内を通過するJR285系(サンライズ瀬戸・出雲)。かなり遅延していたようです。

23日に埼玉県で行われた埼玉自動車大学校オートジャンボリーに向かう途中にコンビニ前で見かけた車載車(いすゞ5代目最終型エルフ)。埼玉県警察の日産R34前期型スカイラインGT-Rパトカーを積んでいます。

11月

12日にエコパ駐車場で緊急消防援助隊全国合同訓練の宿営訓練に入っていく消防車両を撮影していたら走ってきたトヨタ210系クラウン交通用パトカー。

同じく、トヨタ210系クラウン警ら用パトカー。

13日に静岡空港横で行なわれた緊急消防援助隊全国合同訓練を撮影後、空港を出ようとしたら目の前に誘導灯を持った警備員らが。普段はバリケードがされている場所を開放し、消防車らを流出。

目の前を警護覆面、ハイヤー、救急車、救助車、指揮車が走っていました。

19日、ツインメッセ静岡でタミヤフェアが開催されました。今回は日産RZ34型フェアレディZが展示されていました。

同イベントのネッツトヨタ神戸ブースにはGRヤリスが。

会場外では日本ミリタリーヴィークル協会が車両を展示しており、その中にトヨタHQ型トラックが展示されていました。自衛隊で3/4tトラックとして採用されていたトラックです。

12月

3日に清水区のタナカトレインさんでNゲージの貸切運転会を行いました。発売されたばかりのトミックス 天竜浜名湖鉄道のゆるキャン△ラッピング列車を走らせました。

11日に西武園ゆうえんち駐車場で開催された西武バス90周年大感謝祭に展示された西武バスの3扉車。日産ディーゼルスペースランナーをベースにした車両で、西武バスから近江鉄道へ譲渡された車両ですが、今年に入って西武バスに出戻りしたバスです。

関東バスの3扉車も展示されました。こちらも日産ディーゼルスペースランナーをベースにした車両で、つい最近まで普通に運用されていた車両です。

同イベントに展示された西武バスの三角バス。いすゞBF20をベースにしたバスで、狭いトンネルでの走行を考慮したバスです。車体上部の幅が詰められているのが特徴です。

ボディは川崎車体製で、リア部分は当時のボンネットバスと形状はあまり変わらないように感じます。こちらの車両は排ガス規制の関係で車検を取得しておらず、レッカー車で回送されているようです。

三角バスの車内。キャブオーバーに改造されているのでエンジンは運転席部に。

某日、打ち合わせの関係で都内へ。打ち合わせ終わりに何気に一度も行っていなかったあのドラマのロケ地へ。ミリタリージャケットを着た刑事さんが出勤して来そうです。

その後イオンモール座間に展示されている日産車を見学へ。この日は日産初代サファリ4WD ハードトップ 標準ルーフ ADが展示されていました。

1985年10月にマイナーチェンジ後の車両で、ヘッドライトが角型になっています。

このサファリは木村拓哉さんが出演されている日産のCM、「やっちゃえNISSAN 幕開け編」に出演している車両だそうです。

同モール3階の展示車は夏頃からマイクラC+Cでしたが、訪問日の数日前に日産フィガロに変更されたようです。

別の日、名古屋市内に用事があったのでその前に名古屋市消防局南消防署へ。この日なんと1年に1回の署長点検が行われました。

今回は以上です。秋頃からイベントが多数あったので、いつものように記事が書けなかったので来年更新していきたいですね。

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Posted at 2022/12/30 18:45:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 遠征・訪問記 | クルマ
2022年12月23日 イイね!

特装最前線 Vol.9

特装最前線 Vol.9いわゆる8ナンバー車などの特装車の特集です。8ナンバーではない架装・特装車両もこちらで紹介させていただきます。タイトルは言いたかっただけです。今回は救急車特集です。記事の都合上、画像は過去掲載分を多く含んでおります。※一部画像は詫富介さんが撮影し、ご提供していただいたものです。当記事及びブログ内全ページにある画像の無断使用は一切お断りします。

救急車は傷病者を収容し、医療機関などへ搬送する為の車両です。その歴史は古く、1931年(昭和6年)に日本赤十字社大阪支部に救急第一号車が配備されました。現在、最も運用されている救急車はトヨタカスタマイジング&ディベロップメント(以下 トヨタカスタマイズ)が生産しているトヨタ3代目ハイメディックです。

国産自動車メーカーが製造する高規格救急車としてはトヨタ自動車が1992年(平成4年)5月に販売された「ハイメディック」が最初となります。1991年(平成3年)8月に施行された救急救命士法により、救急の車内で救命救急処置を行えるようになり、車内での処置を容易に行えるように車内高の高い構造となっています。

初代ハイメディックは1997年(平成9年)5月にフルモデルチェンジを行うまで生産された高規格救急車で、トヨタ100系ハイエースのスーパーロングをベースにしていますが、車体を拡幅されています。

初代ハイメディックにはハイエース用のRZ型エンジンではなく、初代セルシオ用のV型8気筒4ℓDOHCエンジンの1UZ-FE型を搭載しています。初代ハイメディックが生産される前はメルセデス・ベンツ・トランスポーター(310D)をベースにした救急車や架装メーカーがトラックをベースに製作した高規格救急車が運用されていました。

その後日産自動車が国産自動車メーカーでは2番目となる高規格救急車、「パラメディック」が1993年(平成5年)に生産開始されました。初代パラメディックは日産2代目(H41型)アトラスをベースにした高規格救急車で、トミーから販売されているミニカーの「トミカ」でも「日産ドクター救急車」として初代パラメディックがモデル化されました。

初代パラメディックはベース車のアトラスが1995年(平成7年)5月に、自社生産車の販売を終了し、いすゞ自動車から5代目エルフをOEM車として供給され、3代目(H42型)アトラスをベースにした車両に変更されました。

ベース車は変更されましたが架装は基本的に同じとなっており、赤色灯もマイナーチェンジ前と同じ流線型の回転灯となっています。

患者搬入用のバックドアは跳ね上げ式となっています。マイナーチェンジ前の車両にはトミカと同じ観音式の扉も存在していました。余談ですが、踊る大捜査線の映画第2作で登場した劇用車の救急車はその観音扉の車両でした。

吉田町牧之原市広域施設組合消防本部(撮影当時)で退役前に撮影した動画です。こちらもマイナーチェンジ後の車両となっています。マイナーチェンジ前の車両は現時点で2台確認しています。

また、トラックベースのパラメディックとは別に、日産E24型キャラバンをベースにした高規格救急車「パラメディックⅡ」も1994年(平成6年)に登場しています。1997年まで販売されていたようで、いすゞ自動車からもOEM車として「(初代)スーパーメディックⅡ」が販売されていたようですが、販売台数は少なかったようで当方は実際に見たことがありません。

1993年5月にはいすゞ自動車からも高規格救急車「スーパーメディック」が生産されました。いすゞ5代目エルフをベースにした車両で、初代パラメディックと同じく小型トラックをベースにした車両です。

パラメディックもスーパーメディックもベース車は同型ですが、架装は全く異なるものとなっています。画像の車両は標準シャーシ車ですが、高床シャーシの車両も存在しており、航空自衛隊の救急車などとして活躍しました。

そして1997年5月にトヨタハイメディックが2代目へとモデルチェンジ。ベースがハイエースから初代グランビアに変更となりました。赤色灯は車体埋め込み型流線型回転灯を標準装備しており、末期にはオールLED赤色灯の車両も存在しました。

この2代目ハイメディックはオプションでマフラー(排気管)の位置を車体後部から車体側面に変更することが可能となっている。これは後述の2代目パラメディックには設定がなかったことから、消防本部によっては仕様書でサイド出しマフラーが指定されていることもあり、ハイメディックでないと納入できない場合もあった。

2代目ハイメディックには4WS(4輪操舵)機能が備わっており、隘路などを走る際に貢献した。残念ながら3代目ハイメディックには非装備となってしまった。

1997年(平成9年)7月には三菱自動車工業から6代目キャンターをベースにした高規格救急車「ディアメディック」が生産開始されました。架装は三菱テクノサービスが担当。

テールランプは3代目デリカから流用したものとなっています。三菱自動車工業が販売していた高規格救急車とは別に、1994年に救助車などの架装を手がける帝国繊維から「オプティマ」が。また5代目以降のキャンターをベースにした高規格救急車が札幌ボデー工業から「トライハート」として生産されました。トライハート以外は全て生産終了しています。

ディアメディックの後部赤色灯は同時期発売の他社高規格救急車が独立型の流線型赤色灯であるのに対し、一体型の流線型回転灯となっているもの特徴です。

そして翌年の1998年(平成10年)5月に日産パラメディックがフルモデルチェンジして2代目となった。トラックのアトラスベースからミニバンの初代(E50型)エルグランドがベースのものとなった。エルグランドベースとはいっても市販車のエルグランドとは全く異なる車両で、車体後部はE24型キャラバン/ホーミーのボディを拡幅したものが流用されています。

こちらも赤色灯は車体埋め込み型流線型の回転灯が標準装備でしたが、途中からLED内蔵と回転灯のハイブリッドタイプのものや、画像のようにオールLED式の赤色灯のものも存在しました。2代目パラメディックは2017年末まで生産されていました。

2代目パラメディックはいすゞ自動車からもOEM販売されており、2代目スーパーメディックⅡとして販売されました。ベースのエルグランドもいすゞ自動車ではフィリーという名称でOEM販売されています。

パラメディックとの違いはサイドの「PARAMEDIC」表記が「SUPERMEDICⅡ」表記であることや、ホイールのセンターキャップが「NISSAN」ではなく、「ISUZU」表記になっている程度。名称はスーパーメディックですが、架装はパラメディック同様にオーテックジャパンが担当。

2006年(平成18年)4月からは現在進行形で販売中のトヨタ3代目ハイメディックにフルモデルチェンジしました。3代目でまた、200系ハイエースのスーパーロングベースに戻りました。国内向けのスーパーロングは片側スライドのみの設定ですが、輸出向けのハイエースをベースにしています。架装はトヨタテクノクラフト(2018年まで)。

主警光灯はハイメディックも後述のトヨタ救急車も共に標準でオールLED式となりました。消防本部によっては警光灯パネル内にLED式の補助赤色灯を追加している車両もあります。

3代目ハイメディックの車内。防振台やストレッチャー、自動式体外除細動器などの資機材を搭載しております。2代目ハイメディックまでは磨りガラスを採用していましたが、3代目ハイメディックからは濃いスモークフィルムとなっています。

こちらの車両のサイレンアンプは大阪サイレン製MARK-10です。消防本部によってはパトライト製のSAP-500Rを装備している車両もありました。また、現在は両社のサイレンアンプが廃番になっており、大阪サイレンではMark-D1 OPS-D151、パトライトではSAP-520RBを使用しています。現在はこの2社の他にトヨタカスタマイズ製のサイレンアンプのe deckというサイレンアンプも使用されています。一部車両は運転席側にも「ウー」と書かれた後付けスイッチを用意している場合がありますが、これは機関員(運転手)が1人で緊急走行時に、交差点進入する際等に鳴らせるように用意されています。

トヨタ救急車とハイメディックの赤色灯が同一のものになってしまったので、外観からの違いが容易にわからなくなってしまいましたが、ハイメディックにはこのような小型の黒いオーバーフェンダーを装備しています。

2019年(令和元年)には3代目ハイメディック向け赤色灯に「ActiBEACON(アクティビーコン)」がオプションで搭載可能となりました。アクティビーコンは通常走行時のノーマルモードの他に、ハイパーモードとソフトモードという3つの光り方があり、連動して光らせる事が可能です。

実際に緊急走行時に光っている状態です。ウインカーレバー(及びモーターサイレン)に連動してハイパーモードに切り替わります。右左折時に後部警光灯も流れるように光ります。

2017年末に受注終了した2代目パラメディックですが、2018年11月にフルモデルチェンジし、3代目パラメディックとして生産開始しました。2代目パラメディックはオーテックジャパンが架装していましたが、3代目パラメディックはオートワークス京都が架装しています。

5代目(E26型)キャラバンのスーパーロングをベースにした車両で、主警告灯はこちらもオールLED式のものとなりました。2代目パラメディックでは右側資機材庫が窓位置のパネル部でしたが、3代目では右側のスライドドアを開けた場所に変わっています。

3代目パラメディックの車内。3代目ハイメディック同様に資機材を搭載しております。運転席上位置にも資機材入れ(オーバーヘッドボックス)になっているようです。ちなみにベース車のE26型キャラバンは2011年(平成23年)に登場した際に車名が「NV350キャラバン」となったが、2021年(令和3年)にマイナーチェンジした際に単に「キャラバン」に変更となりました。

3代目パラメディック生産前の2015年(平成27年)11月にオートワークス京都湘南事業所が所在する平塚市を管轄する平塚市消防本部に日産E26前期型キャラバンをベースにした高規格準拠救急車が配備された。一部消防本部や病院などでハイルーフ車ベースの2B型救急車は導入されていたが、こちらの車両はさらに高いスーパーハイルーフを装備し、救命資機材を搭載した高規格救急車に準拠したE26型救急車としては初の導入で平塚消防署本署と同本部海岸出張所の2箇所に配備された。

こちらの架装もオートワークス京都が手がけており、現在生産されているパラメディックのプロトタイプ的存在となった。その後3代目パラメディックが2017年(平成29年)10月に開催された東京モーターショーにて一般公開されました。

3代目パラメディックと異なり、車体後部の警光灯が非装備となっており、側面の補助赤色灯(大阪サイレン製LF-31)のみとなっています。

高規格救急車登場前の1963年(昭和38年)頃の救急車はこのようなライトバン型のものでした。こちらの車両はセントラル自動車が生産していた「トヨタメトロポリタン型救急車(FS45V型)」です。この車両は元々、静岡県の富士宮市消防本部にて昭和43年2月に救急1号車として配備され、昭和50年3月に西出張所に配備されたトヨタ製の2B型救急車と入れ替わる形で廃車になったようです。
フロントマスクは2代目(40系)クラウンなので「クラウン救急車」と言われていますが、シャーシは全く別物となっています。エンジンもクラウン用のM型エンジンではなく、初代(20系)ランドクルーザー用のF型水冷直列6気筒エンジンを搭載しています。

1963年4月に消防法が改正されて救急業務が法制化されたばかりの車両なので、当時はまだ車内で高度な救命処置を行うことができませんでした。なので車内高はとても低いです。ちなみにこちらの車両は劇用車会社の東京フリート株式会社の所有車両です。

茨城県筑西市のザ・ヒロサワ・シティにオープン予定の消防自動車博物館にも1台展示されています。国内に現存するFS45Vはこの2台が確認されています。

1970年(昭和45年)頃から初代ハイエースをベースにした「RH18V型救急車」に移行しました。その後画像の2代目ハイエースをベースにしたトヨタ救急車、「RH45VB型」が生産されました。

1983年(昭和58年)にベース車のトヨタハイエースが3代目(50系)にフルモデルチェンジしたことを受け、トヨタ救急車もモデルチェンジしました。

画像の車両は払い下げの自家用車の為、赤色警光灯ではなく黄色回転灯を装備しています。先代トヨタ救急車に比べてハイルーフ車がベースとなっており、車内高が高くなっています。

こちらは同じ50系ハイエースがベースですが、1985年(昭和60年)5月のマイナーチェンジを受け、ヘッドライトが丸型2灯式から角形2灯式に変更されました。

車内には手洗い器が設置されており、救急隊員の感染防止にも役立ちました。

メトロポリタン型救急車の頃は担架を使用して傷病者を搬送していましたが、この頃にはストレッチャーが使用されていました。

この辺りから主警告灯が単円筒形赤色灯から散光式警光灯(バーランプ)の赤色灯を使用するようになりました。画像のものは佐々木電機製作所(現:パトライト)製のエアロダイナミック(HZシリーズ)です。

そして1989年(平成元年)に4代目(100系)ハイエースにフルモデルチェンジ。グリルの表記が市販のハイエースと異なり「TOYOTA」表記となっています。

1997年5月には2代目ハイメディック同様にグランビアをベースにしたトヨタ救急車へとフルモデルチェンジした。ベースは同じではあるが、2B型のトヨタ救急車では赤色灯が埋め込み式ではなく、主警告灯とスピーカーが基台の上に設置されています。画像のものは単円筒形警光灯だが、散光式警光灯の車両も存在します。架装もセントラル自動車からトヨタテクノクラフトに変更されました。

そして2006年4月に3代目ハイメディックと同時に5代目ハイエースをベースにした車両にフルモデルチェンジ。先述の通り、赤色灯はハイメディック同様のものでオーバーフェンダーを装備していません。

とある日、富士スピードウェイにて行われたイベントにて3世代のトヨタ製救急車が展示されました。いずれも東京フリート株式会社が所有する劇用車で、画像は詫富介氏が撮影したものです。

1台はFS45VとRH18V型救急車の間に生産されていた「トヨタメトロポリタン型救急車(FS55V型)」。フロントマスクは3代目(50系)クラウンですが、こちらもクラウンとは別物となっています。

ルーフ上の赤色点滅式警光灯がFS45Vの2灯式から4灯式に変更された他、窓のデザインも少し凝った作りのものとなっています。ちなみにトミカで販売された「トヨタ救急車」はこちらのFS55Vがモデルとなっており、派生モデルであるトミカリミテッドヴィンテージでは先代のFS45Vがモデル化されています。

メトロポリタン救急車の横に展示された初代ハイメディック。十数年前のドラマや再現VTRに出てくる救急車といえば初代ハイメディックでしたが、最近ではほぼお目にかかることはありませんね。

車体後部には4WDステッカーが。こちらの車両は赤色灯も可動するようで、実際に点灯させて展示されていたようです。

初代ハイメに鎮座する1UZ-FE型エンジン。先述の通り初代セルシオ用のエンジンです。

その隣には3代目ハイメディックが。最近消防機関で見ることは減ってしまった前期型のハイメディックです。こちらも赤色灯を点灯し展示されていたようです。

これら3台は動画でも紹介しています。

トヨタ救急車を紹介してきましたが、日産も高規格救急車以外を生産していないわけではありません、初代(E20型)キャラバンと2代目キャラバン(E23型)は受注生産扱いでした。画像の3代目(E24型)キャラバン及びホーミーからは救急車専用カタログが用意された他、画像の車両のように「3000 SUPER AMBULANCE」には日産セドリックと同じVG30E型6気筒ガソリンエンジンを搭載しています。キャラバン救急車はE23型以前は未撮影です。
2001年(平成13年)4月にフルモデルチェンジした4代目(E25型)キャラバン。トヨタ救急車などに比べると導入台数は少なく感じます。

そして2012年(平成24年)6月にフルモデルチェンジした5代目(E26型)キャラバンも救急車になっております。ハイルーフ車の他にも画像の車両のような3代目パラメディックと同様の「超ハイルーフ」も設定があるようです。

病院に搬送する為の救急車の他に、東京消防庁消防救助機動部隊に配備されている特殊救急車「スーパーアンビュランス」のような車両も存在します。こちらの車両は第二方面消防救助機動部隊に配備されていた車両で、三菱ふそう初代スーパーグレートがベースです。

多数傷病者が発生した現場に出動し、車体を左右に拡幅して車内で傷病者の治療が行える車両になります。拡幅した左右の部屋の前後と車体後部から車内にアクセスが可能で、車体後部からストレッチャーを搬入可能です。

拡幅部はアウトリガーで支えられています。こちらの車両はスーパーアンビュランスとしては2台目に配備された車両で、現在は更新されています。架装は京成自動車工業株式会社です。

室内はこのようになっております。拡幅しても床面はフラットな状態なのでストレッチャーの移動も容易です。

室内にはこのような折りたたみ式のベッドが8床あります。また、拡幅していない状態でも傷病者の搬送が可能だそうです(実際の運用風景は不明です)。

運転席。サイレンアンプは大阪サイレン製MARK-10でした。1台目の車両は三菱ふそうザグレート、3台目はいすゞ初代ギガをベースにした車両で、どちらもトミカでモデル化されました。こちらの車両の更新後となる4台目の車両はいすゞ2代目ギガをベースにした車両となりました。

2005年1月(平成17年)には消防車艤装メーカーのモリタから、消防車(ポンプ車)と救急車の両方の機能を持った「消救車」が開発されました(コンセプトモデルのFFA-001は2002年7月開発)。画像は松戸市消防局に配備された第1号車。初期はストレッチャー搬入口が側面でしたが、後に後部搬入型も開発されました。

消救車のサイレンはウー音とピーポー音の両方可能だそうです。動画は救急事案に出場し、ピーポー音で緊急走行する様子です。

今回は以上です。今回紹介した救急車の他に、トヨタハイエースがベースのbellingの新基準救急車「C-CABIN」やマイクロバスをベースにした3B型救急車も存在します。それらもいずれ撮影・紹介できればと思います。


【参考文献】
日本の消防車2017 84p〜89p(平成28年8月10日イカロス出版発行)
トヨタ救急車WEB ギャラリー
日産ヘリテージコレクションオンライン
令和4年度版富士宮市消防年報

2023年1月 パラメディック及びキャラバン救急車の記載を修正。
2023年8月 一部追記。

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