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朝比奈武弘(Pix_eos)のブログ一覧

2023年12月17日 イイね!

廃交番・廃駐在所特集Vol.1

廃交番・廃駐在所特集Vol.1警察官が交代で地域の安全を守る交番や警察官が常駐している駐在所(一部を除く)ですが、老朽化や統廃合などの色々な理由で廃止(移転)されることがあります、今回は色々な理由で使われなくなった交番や、交番の居抜き物件を紹介していきます。

まずは静岡県牧之原市片浜に存在した静岡県警察牧之原警察署片浜駐在所です。片浜駐在所は昭和60年(1985年)に建築された建物のようで、洋風の2階建て宿舎で、平成19年(2007年)に廃止されたようです。

駐在所廃止後は片浜地区まちづくり実行委員会が毎月第1、第3の土曜日に駄菓子屋「いいとこまんじゅう」として、地域住民に開放していたようです。しかし、2021年3月に施設の老朽化を理由に駐在所建物から200m程離れた片浜コミュニティ防災センターに移ったようです。

駐在所内には片浜駐在所管内の地図が残されており、トイレ水道電気が使えない旨が記載された紙が貼られています。いいとこまんじゅう営業時には建物外に飲料の自動販売機が置かれていたので、電気が通っていたと思われますが、市に返却された際に止められたようです。

こちらは同じく牧之原市の坂部に位置する牧之原警察署坂部駐在所跡地です。こちらは昭和50年(1975年)に設置された駐在所で、廃止時期は不明です。廃止後は坂部防犯協議会連絡所という看板が設置されていますが、詳しい用途は不明です。

詳しいことは不明ですが、牧之原市公共施設白書75p(平成26年10月)を見ると記載があるので、こちらも現在は牧之原市が管理しているものと思われます。片浜駐在所と異なりこちらは平家の駐在所となっています。

元々赤色灯が設置されていた場所には市販の玄関灯が設置されており、旭日章は外されています。旭日章が外された跡も塞がれることもなくそのままとなっています。

こちらは牧之原市女神に設置されていた牧之原警察署萩間南駐在所です。開所時期廃止時期は共に不明ですが、こちらも牧之原市が管理している建物で、他の駐在所と異なり、こちらには住人の方が暮らしている模様です。

こちらも赤色灯は市販のものに交換されていますが、上屋には旭日章の代わりに消防章が取り付けられています。これは牧之原市御前崎市広域施設組合消防本部(当時)が萩間地域周辺で発生した救急事案への対応時間を短縮する為に平成19年4月に設置された牧之原御前崎消防署萩間救急待機所です。

牧之原御前崎消防署萩間救急待機所は平日の午前9時から午後5時まで、救急車1台と救急隊員3人を待機させる場所で、駐在所時代にはなかったと思われる駐車場の屋根も新規設置されました(消防車も対応可能?)。時期は不明ですが平成30年(2018年)迄に廃止され、閉所したようです。

こちらは静岡県伊東市渚町にある「伊東観光番」という建物。こちらは昭和33年(1958年)に伊東警察署松原交番として設置され、2006年2月27日に静岡県から伊東市に建物が譲与されました。

現在観光番は伊東市の観光案内所として使用されており、2009年1月8日には国の登録有形文化財(建築物)に「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録されている。

建物は補強コンクリートブロック造り2階建建てとなっており、1階部分の曲面ガラスとなっている。静岡県内に現存する交番・派出所・駐在所の中で最古のものです。

静岡市葵区牛妻にも駐在所跡地が残っていました。こちらは静岡中央警察署牛妻駐在所として使用されていましたが、現在は坂下会館という名称で静岡市水防団の待機所として使われているようです。平成29年(2017年)2月に牛妻・秋山町・賤機の三つの警察官駐在所が統合され、葵区下に賤機交番として新設されました。

牛妻以外の秋山町駐在所と賎機駐在所は統廃合時に解体されましたが、牛妻駐在所だけは建物が残されたようです。駐在所前に設置された掲示板には現在も全国指名手配犯の手配書が貼られています。

こちらの駐在所には他の駐在所と異なり、敷地内の掲示板裏側に牛妻駐在所跡と書かれた石碑が建てられています。

静岡県焼津市石脇上には元焼津警察署東益津駐在所の建屋が。東益津駐在所は焼津警察署管内唯一の駐在所でしたが、2012年までに廃止され、石脇上の管轄は八楠交番に移管されています。

他の交番や駐在所はなんらかの形で再活用されていますが、東益津駐在所跡は特になんの看板も掲げられておらず、見たところ長年放置されている様子です。赤色灯も交換されることなく、ただ外側のカバーとユニットを外しただけとなっています。

続いて神奈川県高座郡寒川町一之宮にあった茅ヶ崎警察署寒川交番跡地です。寒川交番は2016年12月に、寒川駅前交番へ移転する形で旧交番建屋が使用されなくなりました

交番業務を終えた旧寒川交番は現在、寒川町防犯連絡所として使用されており、地域パトロール拠点となっています。移転前の寒川町防犯連絡所は駅前にありましたが、そちらはプレハブ小屋を使用しており、現在は撤去されています。

こちらは神奈川県横浜市神奈川区栗田谷にある神奈川警察署栗田谷交番跡地。1977年に建てられた交番ですが、2018年に統廃合で廃止となってしまいました。廃止後は管轄エリアを反町交番に移管されました。

廃止されて約5年間解体を免れてきた建物ですが、2023年4月1日から「Coffee KOBAN」というカフェに生まれ変わりました。1階が厨房スペースと販売スペースとなっており、2階が飲食スペースとトイレが設けられています。

建物外には赤色灯らしきものが設置されていますが、廃止時に既に外されていので、カフェ開店前に付け直されたものと思われます。しかし、光らせることのできない塗りつぶされたものじゃないかと思われます。開店当時は外し忘れた旭日章も設置されていたようです。

2階は交番時代に警察官が休む為の宿直室でしたが、現在は飲食スペース用に机等が置かれています。2階に設置されたトイレは元々、シャワールームだったそうです。

建物裏部分はこのようになっています。Coffee KOBANは9:00-16:00の間営業しており、定休日は水曜日と土曜日となっています。住所は神奈川県横浜市神奈川区栗田谷10-1です。

続いて東京都中央区月島にある警視庁月島警察署西仲通地域安全センターです。こちらの地域安全センターは大正15年(1926年)から警視庁京橋月島警察署警西仲町通派出所として運用されており、平成19年(2007年)まで交番として使用されていましたが、その後は地域安全センターに転換されました。

この建物は警視庁管内に現存する交番施設としては最も古い建物で、鉄筋コンクリート製の建屋となっています。交番開設初期の立番中の雨風を凌ぐ為の建物という事情があり、入り口は狭く、扉も設置されていません。交番時代は赤色灯を装備していましたが、地域安全センターになった際に青色灯に交換されました。

建物裏手には細めの扉が設置されており、パイロン等もそちらに置かれています。地域安全センターは交番と異なり、警察官ではなく警察官を退職したOB・OG職員が地域安全サポーターとして勤務しており、被害届などは受理ができない。警視庁管内ではこうした元交番は地域安全センターに転換されていることが多いです。

こちらは東京都千代田区一ツ橋にある警視庁麹町警察署竹橋地域安全センターです。元々は麹町警察署竹橋交番でしたが、平成19年(2007年)4月1日に統廃合され地域安全センターに転換されました。警察官の制帽を象ったようなデザインで、こちらの建物も扉が設置されていません。

こちらは東京都千代田区神田猿楽町にある「神田猿楽町町会詰所」です。この建物は大正5年(1916年に)猿楽町駐在所(警視庁神田警察署?)として建設され、1980年半ばまでに駐在所が廃止されました。廃止後は町内会の詰所として使用されています。

鉄筋コンクリート造りの建物で、ぱっと見ではトミーテックから販売された「トミカラマヴィンテージ01a 派出所」にも似ています。玄関部には元々赤色灯を装備していたと思われますが、町内会独自の玄関灯になっています。

2階部分がおそらく警察官が寝泊まりする宿直部屋になっていたと思われます。元が交番(駐在所)の建物ということで、ドラマの撮影でも交番として使用されており、「MIU404」では向島一丁目交番として、「マルモのおきて」では墨田警察署広川交番として登場しており、他作品でも多数登場しています。

こちらは東京都品川区南品川にある「南品川櫻河岸まちなか観光案内所」です。こちらは昭和4年(1929年)に品川警察署品川橋巡査派出所として建てられ、品川警察署品川橋交通待機所としても使われたようです。

建物は木造ですが、壁を鉄網コンクリートとすることで耐震化と不燃化を図っており、外壁のモルタルには目地を切り擬石風に仕上げているそうだ。平成9年(1997年)年からは南品川の町会である櫻心会が防災倉庫として使用していましたが、令和4年(2022年)に改修を施し、現在は南品川櫻河岸まちなか観光案内所として活用されています。

品川橋交通待機所は旧東海道品川橋のたもとに位置し、交差点に面して隅切りした入口には庇付欠円アーチが設けられています。建物裏手には元々扉が設けられていましたが、現在はエアコンの室外機のようなものが設置されています。

こちらの南品川櫻河岸まちなか観光案内所は毎週月・木・土曜日の午前10時~午後5時までの間は開所しており、建物内も見学可能となっています。この建物は令和5年(2023年)8月7日付けで、国の登録有形文化財(建造物)となったそうです。

こちらは埼玉県さいたま市浦和区高砂にある高砂防犯ステーションです。この建物は浦和警察署高砂交番として使われていましたが、現在は防犯の拠点として使用されているようです。

こちらの元交番内には机などが置かれており、消防団の詰所と隣接しています。こちらも元交番ということでテレビドラマ「女子高生の無駄づかい(実写版)」にて百井咲久が迷子として保護された交番として撮影に使用されました。

上屋部分に赤色灯が設置されていたようですが、現在は青色のものに変えられています。看板には右浦和中央地区社会福祉協議会事務所の文字が書かれています。

以下おまけです。こちらは静岡県浜松市中区鴨江町にある鴨江アートセンターです。この建物は昭和3年(1928年)に浜松警察署庁舎として建てられ、昭和46年(1971年)に警察署が現在の下池川町に移転し、以降は浜松市鴨江別館として活用されてきたが平成25年(2013年)より浜松市鴨江アートセンターとして活用されている。

こちらは東京都品川区勝島にある警視庁第六機動隊の入り口。こちらには警察官(機動隊員)が立番する為のコンクリート建ての施設が現在も使用されています。こういった施設は以前は各機動隊の入り口にあったと思われますが、建て替え等で消えてしまう場合も多いようです。

最後にこちらは東京都千代田区九段南にあった警視庁麹町警察署九段下交番跡地です。九段下交番は2022年に20m程離れた九段会館テラスの広場内に移転しましたが、こちらは移転直後の解体前に撮影した廃交番。統廃合ではなく、建物の老朽化に伴う移転なので、こちらは地域安全センターに転換されず、その後解体されました。

今回は以上です。

【参考文献】
『Coffee KOBAN』。交番だった建物が喫茶店に大変身! 横浜・栗田谷にできた地元住民の憩いの場

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Posted at 2023/12/17 22:06:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2023年11月25日 イイね!

2023年秋のはたらくくるま展示イベント

2023年秋のはたらくくるま展示イベント今回は2023年秋に店舗や住宅展示場等で開催されたはたらくくるま等の展示イベント等を紹介していきます。2020年以降、流行病の影響でそういったイベントも少なかったですが、最近はまた復活しつつありますね。

まずは10月29日(日曜日)にイオン焼津店の南側B駐車場で開催された「イオン焼津店専門店街21周年開店記念祭」の様子です。前日の土曜日にも同イベントが開催され、そちらでは焼津警察署の車両と自衛隊静岡地方協力本部の車両が展示されたようです。両日共に日本赤十字社の献血バスが来ていたようです。

このイベントで展示されたのは焼津市小川新町に所在する医療法人社団正心会岡本石井病院の病院救急車です。トヨタ3代目中期型ハイメディックをベースにした救急車で、さいたま市消防局で使用されていた救急車の中古車を導入しているようです。

子供達はナースの格好をして救急車の前や車内で撮影することができました。このイベントでは志太消防本部の消防車両も展示予定だったようですが、当日は水難救助事案が発生したようで、展示は中止となりました。

展示車両の他にはキッチンカー(移動販売車)による飲食物の販売も行われました。こちらの車両はハンバーガー等の移動販売車ですが、他にもラーメンの移動販売車やタコスの移動販売車も来ていました。

同日、焼津市役所近くの昭和通り商店街で開催された「2023焼津ハロウィンカーニバル」では焼津市消防団第1分団のいすゞ6代目中期型ポンプ車が展示されていました。

イベントでは子供達が消防団員用の防火衣やヘルメットを着ることができ、筒先などを持って消防車前で撮影することができました。ボディ側面には消防団員募集というポスターが貼られており、車体後部にはのぼりも立てられていました。

続いて11月5日に掛川市のSBSマイホームセンター掛川展示場で行われた「ノリノリノリモノパーク はたらくクルマの日曜日」です。以前のイベントでは劇用車の白バイが展示されていましたが、その後は実際に使用されている車両が展示されるようになりました。

このイベントで個人的に一番見たかった中東遠総合医療センターのドクターカー。掛川市内に工場を構えるスズキが寄贈した車両で、スズキイグニスをベースにしています。

車体にはバッテンバーグマーキングが施されており、このマーキングはイギリスでは救急車に施されているものと同じ黄色と緑色のパターンとなっています。静岡県内では恐らく初となるバッテンバーグマーキング採用車両です。

運転席周辺には子供達にもわかるように説明書きがされています。助手席には管轄エリアの袋井市や森町、掛川市の広域地図が置かれています。

このイベントでは中東遠総合医療センターが所有する病院救急車も展示されました。この救急車はトヨタ3代目中期型ハイメディックをベースにした車両で、元々は掛川市消防本部中央消防署西分署の救急車でした。

掛川市消防本部の消防車両らも展示されました。展示された車両は中央消防署の水槽付きポンプ車で、日野レンジャープロをベースにした車両です。

同じく中央消防署の救急車も展示されました。こちらの車両はトヨタ3代目後期型ハイメディックをベースにした車両で、救急3号車です。

しかし、展示準備ができた途端に、2台ともPA連携で出場しました。

所轄警察署交通課のトヨタ210系クラウン交通取締用パトカーも展示されました。展示中は記念撮影用に赤色灯を光らせた状態での展示で、車内に乗って記念撮影をすることができました。

同日、SBSマイホームセンター浜松展示場でも「ノリノリノリモノパーク はたらくクルマの日曜日」が開催され、こちらの展示場では東消防署管内と消防団の消防車両が7台も展示されました。

浜松市消防局東消防署の日野2代目プロフィアベースの屈折梯子車。モリタMSCをベースにした20m級屈折梯子車で、梯体がシルバー色となっています。

東消防署日野6代目レンジャーベースの化学車。モリタ製ハイルーフキャブのレッドアーマーとなっており、同消防署の水槽付きポンプ車(東タンク)とは似たような見た目となっています。

東消防署日産E25後期型キャラバンベースの指揮車。キャラバンの商用貨物バンをベースにしており、ケイショウ車体が艤装しています。

東消防署有玉出張所に置かれていると思われるトヨタ3代目中期型ハイメディックをベースにした救急車。予備救急車として運用されている車両です。

東消防署上石田出張所の日野レンジャープロ救助車(東救助)。展示場所が狭く、画角的に撮影しづらかったので、別日に撮影した画像で代用させていただきました。

東消防署上石田出張所いすゞ5代目前期型フォワード特別高度工作車(東特災)。総務省消防庁無償貸与車両で、ブロアーとウォーターカッター装置を搭載しています。

浜松市消防団第24分団いすゞ6代目前期型エルフポンプ車。今回の展示車両では唯一の消防団車両です。

東消防署日産NV200バネット広報車。こちらの車両は展示車両ではないので、展示場所の隅に置かれていました。

浜松市東区支団トヨタクルーガー消防団本部車(正式名称不明)。以前は消防局の本部車両だったと思いますが、現在は東消防署横にある消防団の車両のようです。

同イベントでは株式会社ミダックライナーが所有するゴミ収集車も展示されました。

こちらは11月12日に富士市中央公園西側で開催された「第37回消防まつり」です。このイベントでは新型梯子車と、引退する梯子車が同時に展示されました。

こちらが近日で引退予定の日産ディーゼルFJ梯子車です。平成15年式の車両で、静岡県内では唯一のバス顔の梯子車でした。

梯子装置はモリタ製で、35m級の先端屈折式梯子となっていますが、出初式等でもあまり先端を屈折させた姿は見たことがなかったので新鮮です。

会場内では新型の梯子車と共に先端を屈折した状態で展示されました。FJ梯子車ばかり撮影していたので、新型のMHⅡ梯子車のフロント側の撮影をし忘れてしましました。

梯子車以外にも多数の消防車両が展示されました。こちらは富士市消防本部中央消防署の日野レンジャープロ予備水槽付きポンプ車。元々は臨港分署で使用されていた車両です。

同じく中央消防署トヨタ3代目中期型ハイメディック予備救急車。こちらは元々中央消防署の本隊車両でしたが、新車導入により予備車落ちとなりました。

普段は西消防署鷹岡分署に置かれているトヨタ4代目コースター人員搬送車も展示されました。

ケイショウ車体が艤装した車両で、本部警防課の車両です。主警光灯や補助赤色灯はウィレン製となっており、大変かっこいいです。

トヨタ200系後期型ハイエースをベースにした消防団指揮広報車も展示されました。以前出初式で撮影した車両はE51型エルグランドベースの車両でしたが、更新されたようです。

団指揮広報車の横には富士市消防団第14分団のいすゞ6代目中期型エルフベースのポンプ車も展示されました。消防団のポンプ車展示はこの車両のみでした。

今回の消防まつりでは米海軍訓練場キャンプ富士で使用されている原野(林野)火災用消防車も展示されました。こちらの車両はインターナショナル社製ワークスターシリーズ/ピアース社製の車両で、engine75という番号が振られています。

泡薬液も搭載しており、車体左側にはブースターリールも装備しています。車体に入るキャンプ富士のシンボルマークには富士山が描かれています。

後輪部分には輪止めがされていますが、日本の車両とは異なる折りたたみ式の大型のものとなっています。フロントに貼られた説明書きには「PIERCE BRUSH TRUCK ENG-75」という記載がありました。

隣には同じくキャンプ富士のコマンドカー(指揮車)が展示されていました。こちらの車両は日産T31後期型エクストレイルをベースにした車両で、ルーフ上にはLED式のライトバーを搭載しています。

消防まつりの展示予定車両には救急車が展示される予定だったようですが、なんらかの理由でこちらの指揮車に展示変更になったようです。

駐車場には富士市消防本部予防課のトヨタ200系前期型ハイエースベースの査察車が。

展示物等の資機材を搬送してきたのだろうか?警防課のいすゞ6代目中期型エルフの査察車が。

こちらは消防総務課のトヨタ4代目ランドクルーザープラド指令車。

中央消防署のトヨタ200系前期型ハイエースの広報車も駐車場内で見かけましたが、その後どこへ行ったかは不明です。

今回は以上です。

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Posted at 2023/11/26 17:22:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2023年11月17日 イイね!

ライブバス1号車貸切撮影会(2023/11/04)

ライブバス1号車貸切撮影会(2023/11/04)バスマニアの知人から「今年11月4日に都内でライブバス1号車の貸切撮影会を行う」ということで自分も参加させていただきました。今回お借りしたライブバスは株式会社フレッサが所有するバスで、全国的にも珍しい車内で演奏ライブ等を行える貸切バスです。

ライブバスは新宿駅前をスタートし、国会議事堂前へ。参加者は国会前にてライブバスと絡めた写真を撮影しました。

今回借りたライブバスは1号車となっており、日産ディーゼルスペースランナーUAの富士重工ボディの7E車となっています。

2018年11月に開催されたお台場旧車天国2018で撮影した際は別のラッピングでしたが、2023年3月にリニューアルし現在の仕様で運行されているようです。

リニューアル前には元所属の車番が再現されていましたが、リニューアル後には消えています。リニューアル前は側面の窓ガラスが加工されていませんが、現在はアクリルを追加加工し、外からよく見えるようになっています。

国会議事堂を発車したライブバスはお台場にある晴海臨時駐車場にて単体での撮影が行われました。

LED式の行先表示板には「LIVE BUS」と表示されていましたが、事前に表示するデータをお渡しすることでアーティストの名前などを表示することも可能のようです。

単体撮影時、フロントガラスには参加者の方が持ち込んだ元所属のマスコットキャラクターのぬいぐるみが置かれていました。

ライブバスのフロントガラス部に取り付けられた車内ミラーにはビデオカメラが取り付けられており、車内にセットされた大型画面で前方の様子を見ることが可能となっています。

そして晴海駐車場を出たライブバスは首都高速道路に乗りレインボーブリッジへ。ライブバスは座席にシートベルトを装備しているので、高速道路も走行可能となっています。

走行中の動画をYouTubeに公開しています。

今回、ライブバスの車内ではソプラノ歌手の岩田悠さんが歌を披露してくださいました。岩田悠さんは東京湾シンフォニークルーズにて、年間300回を超えるロビーコンサートに出演しており、今年12月3日には岩田悠さん主催のコンサートが開催予定です。詳しくはこちらから

岩田悠さんの歌唱姿は動画でも紹介しています。

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Posted at 2023/11/17 23:05:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2023年10月14日 イイね!

トヨタ博物館企画展 トランスポーターズ 日本の輸送を支え続けているモビリティ

トヨタ博物館企画展 トランスポーターズ 日本の輸送を支え続けているモビリティトヨタ博物館新館で2023年4月28日から7月17日の間開催されていた企画展の「トランスポーターズ 日本の輸送を支え続けているモビリティ」の様子です。トヨタ車を中心に歴代多数の商用車が展示されました。

まずは新館2階に展示された展示車両からです。こちらはマツダT1500 TUB81型 (1965年)。

展示されているT1500は荷台後部分しかアオリが開かない標準型(一方開)となっていますが、三方開車も存在しています。

トヨタ ダイナ RK170型 (1967年)。トヨタダイナとしては2代目にあたるモデルで、あまり現存する車両も無いのではないかと思います。

車両前に置かれた説明板にも記載されていますが、当初はガソリンエンジンのみの設定でしたが、いすゞ初代エルフのディーゼル車に対抗して、1964年3月にディーゼルエンジンのJK170型ディーゼルエンジンが追加されました。

トヨペット トラック SG型 (1953年)。こちらのトラックは「SB型」の後継車種として1952年2月にモデルチェンジで登場したトラックです。

今回の企画展で展示されているSG型トラックはトヨタ博物館のリニューアル前の新館2階に展示されていた車両だと思われます。

ダットサン 1000トラック G222型 (1960年)。ダットサントラックの4代目にあたるモデルです。

こちらの車両はどこかで見覚えがあるな?と思いましたが、荷台鳥居部の上に設置されたクッションから、閉館したトヨタMEGA WEBにてサーフボードを載せて展示されていた車両だと思われます。

トヨペット スタウト RK35型 (1959年)。スタウトの中でも初代にあたるモデルで、キャビンはトヨペットマスターのものを流用しています。

荷台部分に「農業(消された部分)」とあるので、元々はどこかの農業高校等で使われていた車両なのかもしれません。

トヨタ ブリスカ GY10型 (1968年)。元々は日野自動車で販売されていた日野2代目ブリスカとして販売されていましたが、1967年5月に日野自動車からトヨタ自動車販売に販売権が譲渡されて販売されました。

1968年3月に生産終了し、ブリスカの後継車種はトヨタハイラックスとなっています。トヨタブリスカは一年足らずで生産終了しているので、展示車のこちらはかなり貴重な現存車両だと思われます。

トヨタ トラック BM型 (1950年)。BM型トラックは戦時型設計のKC型を改良して1947年3月から生産開始された戦後型トラックで、こちらの展示車両は代用燃料車に改造されております。

荷台アオリ部にはトヨタ博物館の表記がされていますが、普段は産業技術記念館にて展示されている車両のようです。しかし、トヨタ博物館のリニューアル前には新館2階にて展示されていました。

荷台中央部にあるシルバーのタンクのようなものが薪ガス発生装置です、この装置は戦中、戦後のガソリン不足のなか、物流を止めないために薪を不完全燃焼させ、ガスを発生させエンジンに送って燃焼させる装置です。

トヨタ BUV タマラオ KF10型 (1977年)。こちらの車両は発展途上国向けの汎用車として、BUV(ベーシック・ユーティリティ・ビークル)の中でもフィリピン向けに1976年12月から生産されている多目的車です。

殆どが平面で構成されたボディが特徴的で、展示車の荷台部分は人が乗れるように座席が設けられています。

運転席は鉄板剥き出しのインパネとなっており、簡易的な作りとなっています。メーター横にある銘板シールには機械番号と出荷年月1977年6月という表記があり、その下にはトヨタ博物館が記載したのか、アジアカーと書かれています。

ベンチシートの下には燃料タンクが設けられており、給油口は運転席側後部にあります。この車両は現地を走った車ではなく、何らかの理由で製造後に日本に持ち込まれた車両なのかもしれません。

スズキ スズライト SL型 (1957年)。スズライトは鈴木自動車工業が1955年に初めて生産した市販4輪自動車で、展示車は360ccの軽ライトバンのSLです。

今回の企画展では唯一のスズキ車の展示車両です。ライトバンのSL型の他に2ドアセダンのSF型も生産されていました。

トヨペット マスターライン ライトバン RR17型 (1956年)。トヨペット初代マスターラインはトヨペットマスターをライトバンもしくは、ピックアップトラックで、展示されている車両はライトバンです。

先述のスタウトと同じデザインのキャビンとなっており、後部ドアは観音式の扉となっています。

水野式自動三輪車(1937年)。今回の展示車の中でも最も古い展示車両で、この車両は株式会社水野鉄工所は昭和初期のピーク時に年間362台を生産し、16社中9位をシェアした時のモデルです。

ホンダ T360H AK250型 (1965年)。T360は本田技研工業が1963年8月から生産している軽貨物車で、本田技研初の四輪車でもあります。

アクティトラックでもそうでしたが、エンジンがフロントシート下に収められており、MRレイアウトの軽トラックとなっています。

トヨタ デリボーイ T-KXC10V型 (1991年)。今回の企画展の中でも最も嬉しい展示の1台で、今でもマニアに人気の高いウォークスルーバンです。

トヨタデリボーイは1989年7月から生産されており、助手席側にはスライドドアとなっていますが、残念ながら展示場所の都合で見ることはできませんでした。

後部扉は観音式扉となっており、扉部には車名ステッカーが貼られています。

運転席。映画「交渉人 真下正義」で犯人が乗る車がカエル急便から盗んだとされるデリボーイベースの黒い配送車で、爆発シーン(炎上シーン)でも解体車と思われる白いデリボーイが使用されています。

デリボーイの前にはいすゞエルフハイルーフのカタログとトヨペットルートバンのカタログが展示されていました。

新館1階には今回の企画展に合わせた貨物車が2台展示が行われました。こちらはマツダ三輪トラックCTA型で以前も別の企画展で展示されました。

こちらはトヨペットトヨエース SKB型。初代のトヨエースで、トヨタ博物館では普段バックヤードに保管されている車両です。

同じく新館1階には今回の企画展とは関係ないと思われますが、デロリアン DMC12が展示されていました。片側のドアを開けた状態で展示されており、車内を見ることができました。

運転席。トヨタ博物館とメガウェブで2台のDMC-12を保有していますが、こちらは普段トヨタ博物館のバックヤードにて保管されている車両です。
動画も撮影しています

【参考文献】
株式会社水野鉄工所 会社紹介(水野式自動三輪車)

メニューはこちらから
Posted at 2023/10/14 20:44:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2023年09月22日 イイね!

パトカー借りてみた!レガシィB4パトカー撮影会

パトカー借りてみた!レガシィB4パトカー撮影会2023年9月13日(水曜日)に東京にある夢の島マリーナ様で劇用車のレガシィB4パトカーの撮影会を開催しました。本撮影会では警察官の格好をした方や赤色灯の点灯を行っていますが、夢の島マリーナ様に撮影会の申請を行い、駐車場をお借りした状態で撮影しております。

このイベントでは知人が警察官の格好をして、パトカーの前で撮影をしたいという要望を受け、開催しました。劇用車のパトカーは今年2月に都内で行った劇用大型バス・路線バス撮影会にてお世話になったフィールドサービス様にご依頼させていただきました。

今回お借りしたのは2台あるうちの1台で、実際に警視庁でも使用されていたスバルレガシィB4のパトカーです。以前、特装最前線Vol.5でも取り上げた車両です。

知人の方がやりたかったという、よく広報誌などで見かける無線機のマイクを持ったPMの写真。

サイドに自前の防犯パトロールのマグネットシートを貼ってみました。エブリイに貼っておく場所がないので、端が曲がってしまっています。

こちらの車両は赤色灯や前面赤色灯の点灯が可能なのは勿論のこと、昇降機も作動させることが可能です。せっかくですのであげていただきました。

今回特別展示ということで、湘南物置クラブ様の協力で本物のポルシェ912パトカーも展示していただきました。

同じくトヨタ180系クラウン交通取締用四輪車(反転式警光灯)も特別展示していただきました。

こちらは参加者のMashi様の日産V36型スカイライン捜査用覆面仕様。

風来坊様の日産Y31型セドリック交通用覆面仕様。

Garage_HKS様の日産Y31型セドリック。こちらは非覆面車です。

運営車日産Y30型セドリック。イベント中に撮影するのは忘れました。

乗車撮影などを終えて、続いて単体撮影を行いました。

元神奈川県警察高速隊で使用されていたポルシェ912パトカー。大幅なレストアを行なって数年前に奇跡的に公道復帰したパトカーです。

続いてゼロクラ交通覆面。180系クラウンでは前面赤色灯がオートカバーとLED式の2種類が存在しますが。個人的にはオートカバーの方が好きです。

V36スカイライン覆面パトカー仕様。まずは2個載せ&フラットビーム&内蔵式LED前面赤色灯を光らせた状態で撮影。

続いて1個載せとフラットビームのみ。LED式補助赤色灯はスイッチで切り替えが可能となっているそうです。

劇用車のレガシィB4警邏用パトカー。まずは昇降機を上げていない状態での撮影。

警視庁の表記はマグネットシートで再現されており、撮影終了後は全て剥がして車庫に戻りました。

続いて昇降機を上げた状態での撮影。本物のパトカーと異なりこの劇用車はNA車ですが、ターボ車用のダクト付きボンネットを装備しております。

昇降式赤色灯。実車同様にパトライトのエアロブーメランを装備しており、車庫に戻る際は赤色灯ごと外して回送しています。

日産Y31型セドリック。赤色灯の代わりに個人タクシーの行灯を載せていました。

日産Y31型セドリック交通覆面仕様。グリル内にハロゲン式の前面赤色灯を装備しています。

THE DRIVER様の日産R34型スカイラインさらばあぶない刑事覆面仕様。ナンバープレートも劇中仕様に合わせたダミープレートを装着。

単体撮影終了後は道路上での検問を想定した並びを撮影。

続いてV36オーナー様の希望で赤上げの瞬間を撮影させていただきました。

場内では徐行で音出しは禁止でしたが、今にもサイレンが聞こえてきそうです。

そして最後は何かしらの事件が発生した現場をイメージした撮影。

個人的には捜査一課長シリーズをイメージしております。

今回の撮影に参加してくださった各車オーナーの皆様、ならびにコスプレ勢の皆様、一般参加者の皆様お疲れ様でした。
YouTubeでも公開しています。

撮影協力:夢の島マリーナ様
車両協力:フィールドサービス様
特別協力:湘南物置クラブ様

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Posted at 2023/09/22 19:54:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ

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