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朝比奈武弘(Pix_eos)のブログ一覧

2023年03月04日 イイね!

特装最前線 Vol.10

特装最前線 Vol.10いわゆる8ナンバー車などの特装車の特集です。8ナンバーではない架装・特装車両もこちらで紹介させていただきます。タイトルは言いたかっただけです。今回は照明車特集です。記事の都合上、画像は過去掲載分を多く含んでおります。

照明電源車は夜間の災害現場等において現場周辺を明るく照らし、消防職員の活動支援を行う車両です。特装最前線Vol.1同シリーズVol.2でも軽く紹介しておりますが、現在はポンプ車や救助工作車等に搭載されている照明装置が高性能なので専用車両が配備されていない本部も存在します。

先ほどの車両は東京消防庁本田消防署奥戸出張所照明電源車の車両で、ブームを最大10m起伏可能です。先端に取り付けられた照明装置はLED式の光源となっており、従来のハロゲン式のものよりも明るく、省電力で照らすことが可能となっています。

奥戸SSはいすゞ5代目後期型フォワードをベースにした照明電源車で、Vol.1で紹介した立川消防署の車両よりも一回り小さな車両となっています。

車体後部には発電装置の操作盤があります。照明電源車の発電機から医療機関等への供給を行うことも可能です。テールランプは小糸製作所のトラック用オールLEDリアコンビネーションランプ2連タイプを採用しています。車体後部に貼られたステッカーから、櫻護謨株式会社が架装したと思われます。

この中型照明電源車は大型照明電源車の特殊なブーム装置と異なり、トラック搭載型の直進式クレーン装置のブームを流用したものとなっています。その為、車載クレーン同様の旋回や伸縮等の操作が容易に可能となっています。クレーン装置は操作部からタダノ製のものじゃないかと推測。

臨港消防署月島出張所にもいすゞ5代目中期型フォワードをベースとした、奥戸SSとほぼ同型の照明電源車が配備されています。月島SSや奥戸SSよりも小型のいすゞ6代目中期型エルフをベースにした照明電源車が下井草出張所や成城消防署に配備されています。

地方本部では山梨県の南アルプス市消防本部に平成15年に日野初代中期型デュトロをベースにした電源車が配備されています。

こちらの電源車には株式会社湘南工作所製の貫通式の照明装置を装備しています。照明装置には周囲照射灯も装備しています。東京消防庁の車両と異なり、照明装置は一基のみとなっています。

同じく山梨県の甲府地区広域行政事務組合消防本部南消防署にも日野初代中期型デュトロをベースにした電源照明車が平成19年に配備されています。

こちらの車両も湘南工作所製の照明装置を使用しています。シングルキャブでシャッター式の荷台となっています。架装はGMいちはら工業株式会社です。

館林地区消防組合館林消防署には三菱ふそう6代目前期型キャンターをベースにした照明車。平成10年に配備された車両です。消防年報によると、資材輸送車を兼任しているようです。

松戸市消防局六実消防署にも同じく6代目前期型キャンターをベースにした車両が配備されています。こちらも平成10年に配備された車両ですが、照明装置の形状が異なります。

こういった照明車は消防機関だけではなく、国土交通省地方整備局にも配備されています。こちらの車両は2016年に行われた静岡県総合防災訓練に参加した中部地方整備局浜松河川国道事務所のいすゞ6代目前期型エルフをベースにした照明車です。

普段近くで見る機会の無い国土交通省の照明車ですが、愛知県名古屋市東区にある中部地方整備局中部技術事務所エントランスに期間限定で展示されました。

この展示は2022年10月から12月の毎週火曜日に朝10時から夕方4時の間、特別展示されました。この特別展示はトミカにもなった照明車が翌年に引退となることから決まったようです。

この照明車は日野初代中期型デュトロをベースとした車両で、2005年3月に製造されたようです。こちらは動画も撮影しています

車内には無線機を装備しており、コールサインは「けんせつなごやひがし24」。サイレンアンプはパトライト社製の緊急車両用アンプ、SAP-500CKを装備しています。

赤色灯は同じくパトライト社製の散光式警光灯エアロソニック(AJSシリーズ)を装備。災害時に緊急走行が可能となっています。

フロントグリル部には前面補助赤色灯として同社製LED補助赤色灯LP3-M1-Rが2基取り付けられています。

照明車の荷台部には照明電源用の発電機とアームを装備しています。

発電機は北越工業株式会社のエンジン発電機のAIRMANシリーズを装備しています。この発電機で照明装置の電源を補う他、災害時の電源供給にも使用可能です。発電機上部にはパトライト社製LED式補助警光灯LAS-M1を装備しています。

車体最後部には走行時に照明装置を格納するスペースが。車体に取り付けられた3つの装置はバラスト(安定器)です。この装置で照明装置への電流を安定させるようです。

照明装置は地上から約10mの高さまで上昇可能です。照明装置を上昇させるブームは株式会社アイチコーポレーションの高所作業車スカイマスターSE10Aを流用していると思われます。SE10Aは広範囲先端屈折アームを採用しています。

高所作業車のバケットの代わりに取り付けられた照明装置。照明装置は株式会社湘南工作所製の2.0Kwのメタルハライドランプを6灯装備しています。

照明装置に挟まれてブーム先端にはカメラが設置されており、高所カメラとして災害現場の情報収集も可能となっています。

助手席側の荷台中央部にはブーム及び照明装置の操作盤が設置されています。高所作業車と異なり、バケットを装備しないのでこちらで操作します。

照明車を上部から見ると、発電機上部には国交省という表記が入っております。これは緊急災害対策派遣隊「TEC-FORCE」が派遣され、ヘリコプターなどから撮影された際に国土交通省所属の車両であることがわかるようになっています。

警察にも災害時や警備活動時に現場を明るく照らす為の車両が配備されています。警察では投光車という名称で国費配備されています。

こちらの車両は横浜国際消防・防災展2022のサテライト会場に展示された神奈川県警察第一機動隊の投光車です。2005年3月に投光車Ⅲ型の名称で7台調達、帝国繊維株式会社が落札しています。

日野初代中期型デュトロをベースにした車両で、先述の国土交通省の車両よりも大型の車両となっています。

ブーム装置はオーストリアのパルフィンガー社製の車載型折り曲げ式クレーン装置、PK4501を採用しています。クレーンタイプにもよりますが、12mほどブームを伸ばすことができるタイプじゃないかと思われます。

クレーンブーム装置の操作部。国産の古河ユニック製やタダノ製のものは車体に対して縦方向に設置されていますが、パルフィンガー社製のものは横方向に設置されています。

こちらの投光車の照明装置はメタルハライドランプを6灯装備しています。

電源供給用の発電機はデンヨー株式会社製の可搬式ディーゼル発電機を使用しています。

赤色灯はパトライト社製散光式警光灯エアロダイナミック(HZシリーズ)、サイレンアンプも同社製のSAP-500シリーズを採用しています。2023年に入り、日野2代目デュトロをベースにした投光車Ⅲ型が確認されています。こちらの車両も帝国繊維が架装しておりますが、ブーム装置が変更されています。

デュトロ以外にもいすゞ5代目中期型エルフをベースにしたトラック型の投光車が2000年9月に調達されています。こちらの車両は投光車(Ⅱ型)という名称で国費で13台調達されました。タダノの「LS-106A」という6灯式メタルハライドランプ照明車がベースとなっているようです。

トラック型車両の他にも、1BOXバン型投光車が配備されています。画像の車両は日産E26型キャラバンをベースにした車両で、2013年3月には画像と同じ前期型の車両が18台国費で調達されています。2019年3月にE26中期型キャラバンの投光車が14台調達され、株式会社トノックスが落札しています。

トラック型の投光車と異なり、1BOXバン型投光車はアウトリガーの展開が必須ではないので、走行しながら照明装置をブームで上昇させたまま使用することが可能です。最近では香港のミニカーブランドEra CARからも警視庁第三機動隊仕様のものが販売されています。

車内助手席側の荷室部に照明装置及びブームの操作盤があります。注意書きには「投光器(発電機)を使用する際はドア又は窓を開けて充分換気をして下さい」と書かれています。また荷室にはスペアタイヤを積んでいる他、フロントガラスと運転席、助手席を投石等から守る金網を積んでいます。

バックドアには電源供給用の発電機を搭載しています。発電機はアメリカのカミンズ社製オナンRV向け発電機を使用しています。

照明装置はトラック型のものと異なり2灯のみで、湘南工作所製のものを採用しています。

ダッシュボード上部には照明装置や塔(ポール)の稼働状態を示す表示などがされています。サイレンアンプはパトライト社製SAP-500BZを装備しています。赤色灯は大型人員輸送車などと同じ、スピーカー分離型エアロダイナミックシリーズのRAW型を採用しています。ドライバーユニットはグリル内に装備されていると思われます。

E26型キャラバン配備前は、E25型キャラバンをベースにした投光車が配備されています。画像の後期型キャラバンは2006年から2009年の間に101台調達されました。前期型の投光車も2002年から2005年の間に16台調達されています。E25型配備以前にはトヨタ100系ハイエースをベースにした車両が配備されています。また、ランドクルーザーやパジェロの屋根に1BOXバン型同様の2灯投光器(照明装置)を備えるクロカン車ベースの車両も配備されてきました。

機動隊のカラーリングではなく、白黒塗装の車両で投光車とほぼ同じような形状の車両が存在します。こちらは2009年に配備された交通鑑識車で、投光車と装備はほぼ同じとなっています。

赤色灯は投光車と同じく、パトライト社製エアロダイナミックシリーズ(RAW型)を2灯装備しています。投光器にはカバーが掛けられていますが、投光車と同じ湘南工作所製の2灯式のものを採用しています。

これまで電源照明車専用の車両を紹介してきましたが、照明車の役割以外も兼ねている車両を紹介していきます。こちらの車両は愛知県の春日井市消防本部春日井消防署に平成26年2月に導入された照明電源車です。

こちらの車両は日野2代目デュトロをベースにした車両で、CD-Ⅱ型ポンプ車のような見た目ですが、荷台に発電機と高圧ガス製造コンプレッサーを装備しており、空気充填車としての役割も兼ねています。

照明装置は湘南工作所製のLED式のものを採用しています。以前の車両は照明機能と発電機能のみの車両でした。

名古屋市消防局では排煙照明車という名称で照明車が配備されています。こちらの車両には排煙高発泡機能を付加した車両です。画像の車両は日野レンジャープロをベースにした車両で、千種消防署に配備されている車両です。

東京消防庁の奥戸SS同様に、タダノ製の車載型トラッククレーンを昇降ブームとして流用しており、クレーン横には照明装置に繋がるケーブルが絡まらないように、ケーブルリールを装備しています。

車体横に小型の投光器を2基装備しています。排煙高発泡機能は照明装置と同時に使用することが可能なようです。

同市消防局中村消防署にも排煙照明車が配備されています。こちらも日野レンジャープロをベースにした車両ですが、湘南工作所製の伸縮装置と照明装置を採用しており、千種消防署の車両とは架装が異なります。市内4消防署に配備されており、他は瑞穂消防署と港消防署に配備されているようです。

浜松市消防局には支援車Ⅱ型として照明電源ユニットが配備されています。北消防署曳馬野出張所に浜松支援2として配備されている車両で、日野レンジャープロをベースにしており、平成22年に配備されました。

支援車Ⅱ型は脱着コンテナで任意のコンテナを装着可能です。そのコンテナの1つがこの電源照明コンテナです。このコンテナはJレスキュー誌面上にある極東開発工業の広告で見たことがある方もいるのじゃないでしょうか?このコンテナ内に発電機と照明装置を有しています。

元々このコンテナは平成15年(当時は浜松市消防本部)に、電源車として配備されていた画像の車両に搭載されていましたが、特別高度救助隊の発足に伴い中消防署特殊災害対応自動車(資機材搬送車)として運用されたことから新たに支援車Ⅱ型を増配備し、現在は曳馬野出張所の支援2号車で運用されています。こちらの車両は現在、中消防署鴨江出張所で運用されています。

浜松支援2は先述の通り、支援車Ⅱ型として配備されており、コンテナの脱着が可能です。緊急走行装備などの架装はモリタが行ったようです。

フロントバンパーは大きく張り出しており、ナンバープレート部が上に開くような構造になっています。おそらくフロントバンパーに救助活動用のウインチを搭載しているものと思われます。

キャビンにはルーフに登るように日野純正品のサイドラダーが取り付けられています。

キャビンルーフ上にはウィレン製主警告灯とLED式照明装置のNIGHT SCAN CHIEFを装備しています。NIGHT SCAN CHIEFは従来の貫通式ポールを必要とする照明装置と異なり、ポールが寝かされた状態で収納されるのでキャビン上部にも装備可能となっています。

普段は支援コンテナ(中身不明)を搭載しており、必要あれば電源照明コンテナと載せ替えます。鴨江出張所の支援車とコンテナの互換性があると思われます。ちなみに浜松支援1は同出張所に配備されている総務省消防庁無償貸与車の支援車Ⅰ型です。

特捜最前線Vol.2で紹介した藤枝市消防本部中央消防署(現在の志太消防本部藤枝消防署)に配備されていたトヨタ4代目後期型トヨエースベースの照明電源車。昭和60年8月に配備され、平成20年頃に退役しました。

こちらは平成20年1月に照明電源車と入れ替える形で配備されたいすゞ5代目前期型フォワードをベースにした支援車。浜松市消防局の車両と同じで支援車Ⅱ型を採用しており、平ボデーコンテナと支援コンテナを積み替えることが可能です。

こちらの支援コンテナに緊急消防援助隊派遣時等で使用する救援物資を搭載しています。コンテナは左右にシャッター部と扉があり、後部には観音式の扉を装備しています。

浜松の支援車と異なりまして、照明電源ユニットや照明装置を車両に搭載しているわけではなく、工事現場やイベント会場等で使用される発電機搭載型の投光機をコンテナ内に搭載可能です。

支援コンテナ内はこのようになっています。シャッター部には物資を搭載した籠車を収納可能です。扉を開けたところに車輪を乗せるレールがあり、この部分に投光機を搭載します。また、平ボデーコンテナにも投光機を搭載する場合もあります。

こちらの支援車は平ボデーコンテナと先述の支援コンテナとは別に令和3年に水難救助・特殊災害対応コンテナが新たに追加配備されました。このコンテナは同消防本部の焼津消防署に配備されている支援車Ⅱ型と互換性があります。

山梨県笛吹市にはスバル5代目後期型サンバートラックの荷台に発電機搭載型の投光機を積載した軽トラックが配備されています。照明車として運用されているかは不明ですが、ルーフ上には赤色灯を装備しており、緊急走行が可能な車両です。

上記の車両とは別の車両で笛吹市消防本部笛吹消防署にはスズキ10代目キャリィトラック(DA65T型)をベースにした照明車が平成22年に配備されています。一見すると普通の資機材搬送車のようですが、荷台部に伸縮式マストのメタルハライド式400W(4灯)の照明装置を装備しています。発電機はデンヨー株式会社製のものを採用しており、キャブ後ろにアウトリガーを装備しています。このような軽トラックをベースにした照明車は少数で、こちらの照明車は横浜市にある株式会社車工場で架装されたものと思われます。他にも建機レンタルの株式会社アクティオでも開発、レンタルが行われています。

今回は以上です。(浜松市消防局支援車画像差し替え 2023.04.17)

【参考文献】
甲府地区広域行政事務組合消防本部令和3年版消防年報
館林地区消防組合消防年報(令和4年版)
松戸市消防局消防年報(令和4年版)
春日井市消防本部令和4年版消防年報
浜松市消防局令和3年度消防年報
志太消防本部令和3年度消防年報
笛吹市消防本部令和4年刊行消防年報
平成〜令和新時代パトカー30年史(講談社ビーシー/講談社)2020年12月3日第1刷発行

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Posted at 2023/03/04 17:00:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特装最前線 | クルマ
2023年02月12日 イイね!

劇用車の大型バス借りてみた(フィールドサービス いすゞガーラ貸切会)

劇用車の大型バス借りてみた(フィールドサービス いすゞガーラ貸切会)2023年2月4日(土曜日)に東京新木場にあるフィールドサービスさんの大型観光バスを貸切、当方初の貸切撮影会を行いました。1年程前から、どこかのバスで貸切撮影会を行いたいと考えていましたが、丁度いいタイミングでフィールドサービスさんに営業ナンバーを取得している大型バスが入ったことで企画が本格始動しました。※本記事の一部画像は鎌倉梓さんが撮影したものをお借りしています、無断での使用を禁じます。

新木場駅に現れたいすゞ2代目ガーラ、こちらが今回の貸切会で借りたバスです。このバスは補助席を含めて50名が乗車可能な大型バスです。

こちらのガーラは貸切バスとして運用されていますが、劇用車としても使用されており、実際にドラマの撮影にも使用されています。

代表例がTBSドラマの「夕暮れに、手をつなぐ」というドラマです。こちらのドラマの第1話で主人公が上京する際に乗っていた高速路線バスがこのガーラです。営業ナンバー(緑ナンバー)を取得しているのでこのようなシーンであっても緑ナンバーのまま撮影可能となっています。

同ドラマでは広瀬すずさんが演じる「浅葱空豆」が車内で爆睡しているシーンなどが撮影されました。実際に高速路線バスとして使用されていたバスなので車内の装備も本物となっています。

バスが新宿都庁通りに到着したシーンでは停車しているので劇用のダミーナンバープレートが取り付けられています。行先電光掲示板には「宮崎↔︎東京」と表示されています。この電光掲示板もオプションでドラマに合わせた仕様を作ることができるようです。

今回の貸切会ではまず、停車した状態での単体撮影を行いました。こういった貸切会では大体最後に行われるのが通例のようですが、今回は色々な兼ね合いの関係で最初に行いました。

そして今回は特別ゲストとしてフィールドサービスさんが所有する劇用車の路線バス(緑×ベージュ)もお呼びしました。

こちらのバスは自家用の白ナンバーとなっているので、一般の路線バスのような貸切運行が行えません。なので今回は敷地内に停車し、その状態での撮影となりました。

三菱ふそう2代目エアロスターがベースの路線バスとなっており、CMやドラマなどに多数出演されています。

最近ですと、WINTICKETのCM「土日の夜は競輪」篇に登場しています。画像では車外のシーンのみですが、車内の撮影にも使用されました。

ユニクロのCM、「ちょっと遠くへ篇」にも出演した他、NTTドコモのCM「おじいちゃんがスマホに替えた」篇など多数のCMに出演しています。

勿論、ドラマにも出演しています。読売テレビ制作のテレビドラマ「ドクターカー」最終話でバスジャックが発生した路線バスがこのバスです。ちなみにこのドラマ撮影時は広告枠が取り付けられています。

単体撮影はフロントに続いて、リアの撮影を行いました。なぜかこの撮影時だけ雲ってしまいました。

こういった大型バスはサイドに会社名が大きく記載されていることが多いですが、撮影などを考慮してか、リアタイヤ後ろのパネルに小さく会社ロゴマークが入っています。

路線バスのリア。車体後部にはダミーの車番が記載されています。また「環境にやさしい低公害バス」という表記も入っています。

リアの単体撮影を終了後、バスを再度置き直しました。その移動中に撮影した一コマ。ホイールもピカピカでカッコいいですね。

並べた姿がこちらです。ここからは各バスの細部撮影などを行いました。

当方は主催で忙しく、エアロスターの方ばっか撮影して、ガーラの車内を撮り忘れてしまったので、参加者の鎌倉梓さんから画像をお借りしました。こちらのバスは元々、T武バスの高速路線バスとして運用されていた車両です。座席は補助席含めて50席あります。元車番は不明です。

車内上部には降車ボタンが設置されています。株式会社オージ製の降車ボタン(WS-230S?)で、これは実際に機能します。

車内最後部にはトイレを装備しています。こちらのトイレは今回は使用しませんでしたが、オプション料金を払えば実際に稼働可能です。

車内中央部にはデジタル時計や禁煙車シグナルがあります。

株式会社オージ製のデジタル行き先表示器コントローラー「DL-810 BL」。これを使って車外のLED表示板の行き先を変更可能です。

車外の電光掲示板にはField Serviceのオリジナルデザインが表示されています。こちらの表示は「回送」の他にも「羽田空港」など表示可能です(元所属の仕事柄?)。こちらもオプション料金で他の行き先を設定可能です。

側面に貼られたステッカー類。フィールドサービスさんは一般社団法人日本撮影車輌協会に所属しているので、そのステッカーが貼られています。また貸切バス事業者安全性評価認定事業者の三ツ星も取得されています。

続いてエアロスターの細部撮影です、まずは運転席周りです。当車は5速MT車となっています。

運転席横に設置された運賃箱。こちらはダミーとなっており、よく見ると上部のICカードリーダーは紙に印刷して再現されています。この辺はドラマの撮影などでは一瞬しか映らないことが多い場所なので、じっくり見れる機会も少ないかと思います。

運転席側から見た運賃箱。なかなかこちら側からは見る機会がありませんが、こういう撮影会なのでじっくり見ることができました。

運転席にはピーポくんのステッカーが貼られていました。

運転席には株式会社オージ製の停車表示灯と同社製行先表示幕コントローラー(EM-92)が。都外での撮影も考慮してか、ETC機器も装備しています。

車内後方を撮った画像。この座席付近で俳優さんや女優さんらが撮影を行うことが多いですね。

車体デザインから元所属は想像に容易いですが、車内には元所属のマスコットキャラクターが入った注意喚起ステッカーが残っていました。

バス座席も元所属のままとなっているので、ベイブリッジやマリンタワー、日本丸のデザインが入っています。

降車ボタンは株式会社オージ製のもの(WS-210型?)。車内では押し放題だったので連続で点灯していました…笑。

このバスは前乗り後降り中ドア4枚扉のワンステップ車となっています。

何気に撮影する機会がない4枚扉の開閉シーン。

地元にも4枚扉車が居なかった訳ではありませんが、乗車する機会はあまりありませんでした。

側面方向幕。普段は外されていますが、ロケ使用時は美術スタッフが制作した方向幕などを取り付けることが可能です。

後部方向幕。こちらも外された状態となっています。

銘板を撮影する為に右エンジン扉を開けてもらいます。

銘板です。市営バス時代にここを撮影したことはあったのだろうか…?

リアナンバーの下には元の車番が残っていました。元々は本牧営業所所属の車両で、2011年頃にはナンバープレートを外された状態で営業所内に置かれていたようです。

単体撮影を終え、続いて流しの撮影へ。まず最初はお台場の富士見橋にて撮影しました。

こちらでは背景にレインボーブリッジを入れて撮影…少し厳しかったか。

続いて東京駅丸の内口側の南にある、はとバス発着場付近で撮影しました。フィールドサービスのバスを待ってる間、はとバスのエクリプス・ジェミニ3が。このバスはバンホール製ボディにスカニア製エンジンを搭載する二階建てバスです。このバスは屋根のないオープントップバスとなっており、TOKYOパノラマドライブという都内観光ツアーに使用されています。

反対側からフィールドサービスの日野2代目リエッセⅡが。メッキホイールキャップを装着しており、カッコいいです。

暫くしてガーラも到着しました。先ほどのエクリプス・ジェミニ3と一緒に撮れました。

東京駅を見慣れないカラーリングの大型バスが走っているので、通行人も「どこのバスだ?」という顔をしていました。

丸の内口から続く行幸通りで乗車し、次の撮影ポイントへ向かいます。

続いて国会議事堂前へ、この日は第二機動隊のスバルBM後期型レガシィB4パトカーが正門前に停車していました。

主催者Bこと、詫富介くんが開催前に「観光路線両方撮れる予定…?さらには緊急車両まで?!」と言っていましたが、これの事でしょうか…?他の機動隊車両などは不在でした。

国会議事堂前を右折するガーラ。

まるで修学旅行のようなルートですね。流し撮影はここで終了です。

貸切会の様子は動画でも撮影しています。

そしてバスに乗って新木場方面へ戻ります。途中、勝鬨橋を通過しました。

そして最後はフィールドサービスさんの劇用車が並ぶ、劇用車車庫見学を行いました。他の貸切会ではこういった見学会はまず無いと思われます。

日産L33型ティアナパトカー(劇用車)の赤色灯を点灯していただきました。

実際に昇降機付きの警らパトカーが埼玉県警察や栃木県警察に配備されており、POLICE表記は埼玉県警察のものに近いかと思われます。

本物のパトカーではなかなか撮影できない被疑者護送ごっこと、それを撮影しようと群がるマスゴミごっこも劇用車ならではの遊び方…(?)。

続いてスバルBM後期型レガシィB4パトカー(劇用車)の撮影をさせてもらいました。

こちらの劇用車は昇降式赤色灯が実際に可動します。せっかくなので赤色灯を上昇させていただきました。

車庫の角に置かれた撮影用のバス停。勿論実在しない場所の名前になっていますが、よく見るとモデルになった場所はあるようです。

トヨタ3代目前期型ハイメディック救急車の劇用車。元S市消防局の救急車として使用されていた車両です。

劇用車タクシー(黄色)。トヨタクラウンコンフォートをベースにしたタクシーで、スポンサー対策でクラウンコンフォートのエンブレムなどは塗りつぶされていました。ちなみに後部ドアは機械式となっています。

同じく劇用車のタクシー(黒)。こちらはトヨタクラウンセダンをベースにした車両で、黒色なのでハイヤーとしての撮影も可能となっています。

大人気の梯子付き消防車の2号車。日野スペースレンジャーをベースにした車両で、最近になって更新された車両です。

なかなか近くで撮影する機会が無い梯子の操作部。ちなみにこちらの車両はK市消防局で使用されていた車両のようです。

貸切会の日は梯子車1号車と白バイが出動中でした。今回の貸切会はフィールドサービスさんの全面協力のもと好き勝手撮影させていただきました。本当にありがとうございました。。今回の劇用車の貸切会ですが、過去にこのようなバス好きが行う貸切撮影会は行ったことがないそうです。

今回は以上です。※2023年2月19日一部画像を差し替えました。

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Posted at 2023/02/12 21:32:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2023年01月29日 イイね!

令和5年掛川市消防出初式・令和5年鈴鹿市消防出初式

令和5年掛川市消防出初式・令和5年鈴鹿市消防出初式2023年1月4日(水曜日)に静岡県掛川市の掛川城公園三の丸広場及び周辺にて掛川市消防出初式が開催された。また1月8日(日曜日)には三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット内において鈴鹿市消防出初式が開催されました。掛川市では分列行進のみ見学し、鈴鹿市では消防署隊訓練と一斉放水を見学しました。

まずは掛川市消防出初式からです。分列行進では中央消防署指揮車(トヨタ200系中期型ハイエース)が先導します。

続く中央消防署救急車2号車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

中央消防署救助車Ⅱ型(日野レンジャープロ)。

中央消防署梯子車(日野後期型MHⅡ)。

中央消防署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

中央消防署水槽車(日野2代目プロフィア)。

団本部1号車(トヨタ2代目ヴォクシー)。

団本部2号車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

団本部3号車(日産3代目クリッパーバン)。

団本部車に続いて消防団車が続きます。駅南分団ポンプ車(いすゞ6代目中期型エルフ)。

上内田分団ポンプ車(いすゞ6代目中期型エルフ)。

中央分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

東山分団ポンプ車(日野初代中期型デュトロ)。

西郷分団ポンプ車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

原田分団ポンプ車(日野初代前期型デュトロ)。

桜木東分団ポンプ車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

大東第三分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

大東第六分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

大須賀第一分団ポンプ車(いすゞ5代目後期型エルフ)。消防団車は未掲載車両も存在しますが、全車両ではなく一部のみ行進に参加しました。

中央図書館前には一斉放水に参加する為か、梯子車が。その後ろには指令車(スズキキザシ)の姿も。

中央図書館駐車場には菊川市消防団広報車(三菱後期型デリカD:5)も。

続いて1月8日に鈴鹿サーキットで行われた鈴鹿市消防出初式です。四日市市消防出初式からはしごして来ましたが、丁度三重県防災航空隊の防災ヘリコプター「みえ(AW139)」による展示飛行が行われていました。

その後ホームストレート上で消防署隊訓練が行われました。指揮車を先頭に消防車らが本線上を緊急走行してきます。

メインスタンド前に停まる中央消防署救助車Ⅱ型(日野レンジャープロ)。

訓練を終えてピットレーンから出てくる中央消防署水槽車(三菱ふそう初代スーパーグレート)。

同じく中央消防署北分署水槽車(日野レンジャープロ)。

訓練終了後、消防団車と梯子車によってホームストレート上で一斉放水が行われました。

消防署隊訓練と一斉放水の動画です。

一斉放水終了後ピット側の駐車場へ。出初式を終えた車両らが帰隊していきます。こちらは稲生分団の可搬ポンプ積載車(日産F24型アトラス)。

栄消防団可搬ポンプ積載車(日産F24型アトラス)。先程の車両と同じアトラスですが、納入年度や架装が異なります。

中央消防署梯子車(日野中期型MHⅡ)。鈴鹿市消防本部と亀山市消防本部の共同運用を行なっている35m級梯子車になります。

国府消防団可搬ポンプ積載車(日産F24型アトラス)。

飯野分団可搬ポンプ積載車(日産F24型アトラス)。

中央消防署水槽車。

天名分団可搬ポンプ積載車(トヨタ8代目ダイナ)。

三重県防災航空隊の支援車(トヨタ200系後期型ハイエース)。以前は三菱トライトンを使用していましたが、更新されたのですかね?

鈴鹿市消防本部広報車(日産初代NV100クリッパーバン)。

中央消防署赤バイ(ホンダXR230)。

鈴鹿市消防団可搬ポンプ積載車(日産E26前期型キャラバン)。

中央消防署北分署水槽車。

鈴鹿市消防団多機能型ポンプ車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

鈴鹿市消防本部ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

中央消防署東分署ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

消防本部広報車(ホンダ2代目クロスロード)。

中央消防署指揮車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

GPスクエアでは三重県地震体験車「まなぶ君」(いすゞ5代目前期型フォワード)が地震防災啓発活動を行っていました。他にも水槽付きポンプ車や救助車、梯子車が展示されていましたが、人が多かったので撮影は断念しました。

今回は以上です。

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Posted at 2023/01/29 01:33:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2023年01月20日 イイね!

令和5年四日市市消防出初式

令和5年四日市市消防出初式2023年1月8日に三重県四日市市の四日市ドームにて消防出初式が執り行われました。今回は分列行進のみ見学し、その後鈴鹿市の出初式へはしごしました。

分列行進に参加する為に四日市ドーム前に現れた北消防署梯子車(日野2代目プロフィア)。

ドーム前には三重県地震体験車「まもる君」(いすゞ4代目フォワード)が。イベント中は地震体験が可能だったようです。

分列行進前に通過した中消防署人員輸送車(日産W41後期型シビリアン)。

海上から分列行進に参加する海上保安庁四日市海上保安部の巡視艇あおたき。その後ろには四日市港の消防防災船が続きます。

分列行進を先導する消防本部指揮車(トヨタ200系中期型ハイエース)。総務省消防庁無償貸与車両です。

羽津分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

富田分団ポンプ車(トヨタ8代目ダイナ)。

富洲原分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。車内から敬礼を頂きました。

大矢知分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

八郷分団ポンプ車(トヨタ8代目ダイナ)。

下野分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

保々分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

海蔵分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

川島分団ポンプ車(日野初代後期型デュトロ)。前面赤色灯設置の関係からか、車名ステッカーがルーフ部に貼られています。

海上分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

桜分団ポンプ車(日野初代後期型デュトロ)。

三重分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

神前分団ポンプ車(日野初代後期型デュトロ)。出初式ということで賀正の文字がマグネット切文字で貼られていました。

常盤分団ポンプ車(日野初代後期型デュトロ)。

県分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。シャッター部にマスコットキャラクターの「ユーリー」が描かれています。

橋北分団ポンプ車(いすゞ5代目後期型エルフ)。

日永分団ポンプ車(いすゞ5代目後期型エルフ)。

楠分団水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。四日市市消防団唯一の水槽付きポンプ車です。

内部分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

小山田分団ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

四郷分団ポンプ車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

四日市消防団広報車(マツダ4代目ボンゴバン)。こちらの車両は日本消防協会からの寄贈車です。

四日市市消防団資機材搬送車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

同じく連番車の資機材搬送車(いすゞ6代目前期型エルフ)。後ろからは新型KATANAを先頭にした消防団バイク隊が行進します。

消防団車に続いて、消防本部車両がが続きます。北消防署資機材搬送車(いすゞ5代目最終型エルフ)。

中消防署救助車Ⅲ型(日野レンジャープロ)。

中消防署高所放水車(日野2代目プロフィア)。

中消防署原液搬送車(日野レンジャープロ)。

中消防署軽救命消防車(ダイハツ10代目後期型ハイゼットカーゴ)。車内にAEDや可搬ポンプを積載しているようです。

中消防署港分署水難救助車(トヨタ4代目コースター)。

中消防署中央分署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

中消防署西分署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

北消防署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

北消防署救助車Ⅱ型(日野レンジャープロ)。Ⅱ型に準じた車両ですが、Ⅲ型と同等の高度救助資機材を搭載しているようです。

北消防署化学車(日野2代目プロフィア)。

北消防署救急車(日産2代目後期型パラメディック)。

南消防署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

南消防署はしご機能付き高所放水車(日野2代目プロフィア)。日本機械工業のΣ型梯子車です。

南消防署化学車(日野3代目プロフィア)。

南消防署救急車(日産2代目後期型パラメディック)。

続いては四日市市内に事業所を置く自衛消防隊車両による行進です。先頭は共同防災組織霞隊(霞共同防災事業株式会社)高所放水車(日野2代目プロフィア)。

共同防災組織コスモ隊(コスモテクノ四日市株式会社)高所放水車(日野2代目プロフィア)。

昭和四日市石油株式会社自衛消防隊化学車(いすゞ初代ギガ)。

三菱ケミカル三重事業所自衛消防隊高所放水車(日野2代目プロフィア)。

株式会社ENEOSマテリアル四日市工場自衛消防隊高所放水車(日野3代目プロフィア)。

石原産業株式会社四日市工場消防自衛消防隊化学車(日野2代目プロフィア)。

なぜか自衛消防隊車両を先に行かせた中消防署広報車(スバル3代目XV)。

同じく北消防署広報車(スバル3代目XV)。2台とも希望ナンバーでコールサインと同じ51を取得しています。

南消防署広報車(日産Y11後期型ADバン)。

分列行進の動画です。

分列行進終了後に通過する四日市消防本部指揮車(トヨタ4代目ランドクルーザープラド)。こちらの車両も分列行進に参加していましたが、この車両や展示する車両などは手前で曲がってしまいました。

令和元年緊急消防援助隊近畿ブロック訓練にて撮影した際は指揮台が非装備でした。この指揮台は前任の100系ランドクルーザーに装備されていたものを流用しているようです。

伊井運輸タンクローリー(日産ディーゼル初代クオン)。タンク部に四日市市消防本部による火の用心ラッピングが施されています。

南消防署南部分署ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

北消防署北部分署ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

中消防署中央分署重機搬送車(日野6代目レンジャー)。総務省消防庁無償貸与車両です。

周りに子供達がいる状況で重機(日立建機ZAXIS 50U)が降ろされます。

中消防署中央分署水槽車(日野2代目プロフィア)。

北消防署北部分署大容量送水ポンプ車(日野2代目プロフィア)。他にも北部分署放水砲車や南消防署救助車Ⅱ型、北消防署梯子車が展示されていましたが、弩逆光だったので撮影せず。

分列行進終了後、会場を一周して戻ってきた南消防署化学車。

ドーム北側で待機していた中消防署救急車(日産2代目後期型パラメディック)。分列行進にも参加していましたが、撮り損ねました。

四日市市危機管理課の防災車(スバル4代目フォレスター)と思われる車両。

消防本部広報車(日産C26前期型セレナ)。

消防本部広報車(トヨタ3代目ノア)。

消防本部火災原因調査車(トヨタ200系前期型ハイエース)。車庫の関係上、全高を抑えた形でLED式補助赤色灯を主警光灯として使用しています。

消防本部査察車(トヨタ2代目プロボックス)。

消防本部広報車(トヨタ5代目ライトエースバン)。

分列行進でも一際目立っていた神前分団のポンプ車。ドア部に消防団のオリジナルロゴなどが入っています。

2018年に見学した際はランドクルーザーのBD型ポンプ車などがいましたが、残念ながら更新されてしまったようですね。先述の通り、この後は鈴鹿消防の出初式へ向かいました。今回は以上です。

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Posted at 2023/01/20 20:07:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2023年01月15日 イイね!

令和5年名古屋市消防局出初式

令和5年名古屋市消防局出初式2023年1月7日に愛知県名古屋市西区の庄内緑地公園にて消防出初式が執り行われました。例年は名古屋港ガーデンパークで行われていますが、今年は会場が変更となりました。式典では河村名古屋市長の「消防職員の皆様、サンキューベリーマッチ」連呼告辞から始まりました。記事内の団車は広報車と記載させていただきました。

式典が終わり名古屋市消防局航空隊による展示飛行が行われました。消防ヘリ「のぶなが」(アエロスパシアルAS365N3ドーファン2)からホイスト降下し、会場に向かって手を振る隊員。

展示飛行の次は分列行進です。名古屋市消防団を先頭に多数の消防車両が、消防音楽隊によるサンダーバードメインテーマの演奏に合わせ行進していきます。

先頭を走る多機能型消防車(いすゞ6代目前期型エルフ)。総務省消防庁無償貸与車両です。

千種消防団広報車(トヨタ8代目ダイナ)。救助資機材などを積載しているようです。

砂田橋消防団広報車(ホンダ3代目アクティバン)。ウィレン製の赤色灯を装備。

瑞穂消防団広報車(ダイハツ10代目後期型ハイゼットカーゴ)。ボンネットの「瑞穂/消防」表記が鏡文字で表記されています。

船方消防団広報車(スズキ6代目エブリイバン)。消防団章はステッカータイプです。

牧の原消防団広報車(ダイハツ10代目前期型ハイゼットカーゴ)。

比良西消防団広報車(マツダ2代目ボンゴブローニイ)。赤色灯はルーフキャリアの上に装備。

広路消防団広報車(トヨタ4代目タウンエースバン)。LED式の前面赤色灯を装備しています。

桜消防団広報車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

鳴子消防団広報車(トヨタ4代目タウンエースバン)。先ほどの車両と異なり、赤色灯が大阪サイレン製の角型赤色灯です。

植田消防団広報車(トヨタ初代後期型エスティマエミーナ)。ホイールキャップが赤く塗装されています。

日比津消防団広報車(日産F23後期型アトラス)。市販のダブルキャブ平ボデー車に梯子などの資機材を積載しています。

福春消防団ポンプ車(トヨタ7代目後期型ダイナ)。カッコいいホイールを装着しています。

消防団車両に続いて消防局車両の分列行進です。

中消防署指揮車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。

消防学校燃料補給車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

北消防署防災支援車(日野レンジャープロ)。

熱田消防署水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

天白消防署輸送車(いすゞ4代目フォワード)。

指揮車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。日本では導入例が少ないタイプのウィレン製の赤色警光灯を採用しています。

北消防署楠出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

中消防署橘出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

港消防署荒子川出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

名東消防署猪子石出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

特別消防隊指揮車(トヨタ4代目ランドクルーザープラド)。

千種消防署東山出張所水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。他にも守山消防署守西出張所、港消防署東築地出張所、緑消防署鳴海出張所水槽付きポンプ車が行進に参加しました。

北消防署指揮車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。

上空にはヘリコプターが、先頭から名古屋市消防局航空隊の「のぶなが」、「ひでよし(アエロスパシアルAS365)」と愛知県防災航空隊の「わかしゃち(ベル412EPⅠ)」。

中村消防署排煙照明車(日野レンジャープロ)。

瑞穂消防署大型放水砲車(いすゞ5代目中期型増トンフォワード)。

瑞穂消防署大容量送水ポンプ車(日野3代目プロフィア)。2台とも総務省消防庁から無償貸与されたドラゴンハイパーコマンドユニットです。

南消防署大同出張所高所放水車(日野2代目プロフィア)。

分列行進の動画です。

分列行進終了後、地震を想定した消防訓練が行われました。地震発生直後、現場にいち早く駆けつける名東消防署の赤バイ隊「赤鯱」。ヤマハセロー250をベースにした赤バイです。

消防隊や消防団員らによって消火活動が行われました。

自由ヶ丘消防団広報車(スバル6代目中期型サンバーバン)。

天白消防団広報車(三菱6代目ミニキャブトラック)。

現場を離脱する赤鯱隊。隊員が被るヘルメットのデザインは本部救急隊救急車に入っているデザインと同じです。

第3方面消防隊本部救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

本来は分列行進にも他の救急車が参加予定だったようですが、救急出動稼働率が高く、出初式に参加できなかったので、この車両が出初式唯一の参加救急車両でした。

消火活動が終わると、救助訓練に移行しました。

東消防署富士塚出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

守山消防署大森出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

市内の救助車Ⅱ型は基本的にクレーンを装備しておらず、900Lの水槽とポンプを装備しています。

第1方面特別消防隊救助車Ⅲ型(日野レンジャープロ)。

最後に庄内川に向かって消防団員と消防局員により、一斉放水が行われました。

消防訓練と一斉放水の動画です。

米野消防団広報車(日産F23後期型アトラス)。

千代田橋消防団広報車(スズキ5代目エブリイバン)。

滝川消防団広報車(スバル6代目後期型サンバーバン)。

西消防署山田出張所梯子車(日野6代目レンジャー)。

最近ではMVFの導入が多い為、15m級梯子車を新規で入れているところは少ない印象がありますが、名古屋市では新規導入されました。

平針北消防団広報車(スズキ10代目中期型キャリィ)。

本部特別査察隊査察車(ホンダ3代目ステップワゴン)。

城北消防団広報車(トヨタ200系前期型ハイエース)。

緑消防署大高出張所13mブーム付き多目的車(日野6代目レンジャー)。

モリタMVFがベースです。MVFはモリタ製ハイルーフのレッドアーマーを採用していることが多いですが、当車では非採用です。

熱田消防署査察車(トヨタ初代カルディナバン)。

堀田消防団広報車(日野2代目デュトロ)。

穂波消防団広報車(トヨタ100系後期型ハイエース)。

田代消防団広報車(トヨタ5代目タウンエースバン)。

昭和消防署査察車(トヨタアイシス)。朱色塗装ではなく、市販車のダークレッドマイカメタリックのままとなっています。

福田消防団広報車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

東消防署予備水槽付きポンプ車(いすゞ4代目フォワード)。

小幡消防団広報車(トヨタ5代目ライトエースバン)。

八杜消防団広報車(スバル6代目後期型サンバーバン)。

御器所消防団広報車(日産F24型アトラス)。

中消防署査察車(トヨタ100系後期型ハイエースバン)。

第5方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日産ディーゼル3代目コンドル)。

猪高消防団広報車(三菱6代目前期型ミニキャブトラック)。

第2方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

天白消防署査察車(トヨタ4代目タウンエースバン)。

常盤消防団広報車(トヨタ6代目ダイナ)。

中川消防署査察車(マツダ4代目ボンゴバン)。

笠寺消防団広報車(トヨタ7代目後期型ダイナ)。

第4方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

西消防署査察車(トヨタ100系ハイエースバン)。

第3方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

東消防署査察車(トヨタ2代目ヴォクシー)。

名古屋市消防音楽隊の人員輸送車(三菱ふそう2代目エアロバス)。

同じく人員輸送車(三菱ふそう4代目ローザ)。いずれも宝くじ号です。

中央広場には現在、中日本自動車短期大学でレストア中のメルセデス・ベンツ メッツ梯子車が展示されていました。

こちらの車両は公道を走行できないのでローダー車で陸送されていきました。

積み込みの様子です。

噴水広場には消防学校訓練車の水槽付きポンプ車(日産ディーゼル3代目コンドル)が展示されていました。CAFS搭載車のようです。

今回は以上です。

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Posted at 2023/01/15 14:23:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ

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