
最近はず~っと梅雨空が続き、トレッキングも洗車もできずストレス発散の機会を得られない状況が続いていますが、今回のブログで記載した5月は週末毎にトレッキングを楽しめました。
今回はGW直前のお話になります。
例によって今回もトレッキングネタのみとなりますので、ご興味がない方はスルーでお願いします。
嫁さんと交渉の上、天気が良いと思われるこの日を山登りの日としてゲットしておきました。
もちろん、これから先のお休み全て、嫁さんの都合に合わせます!
で、どこに行こうか悩むこと2日。
GW渋滞は回避したいので遠くに遠征するのは早々にやめました。
九州自動車道は40kmの渋滞予想って…。
なるべく近くで行ったことがないとこねぇ。
もちろん沢山あるんですが、いつも目に入る山並みなのに登山で足を踏み入れたことがない耳納連山あたりにしました。
耳納連山にはドライブで何度か行ったことがありますが、登山先としては初めてになります。
最近はせかせかした登山パターンが多かったので、今日の登山は時間を気にせず、道中、道草も楽しみながらゆっくり楽しむことにしました。
なので、今回は写真多めです。
朝5時半過ぎに自宅を出発。
実家の近くを通って、この日の目的地である発心公園を目指します。
目の前には耳納連山がど~ん。
のどかな田園風景に道端に車を一時停止。
ポピーが散りばめられた空き地と、その先にはまもなく収穫時期を迎える黄金色の麦畑。
7時頃に発心公園駐車場に到着。意外と早く着きました。
のんびり準備を済ませたら、いざ出発!
で、今日は発心公園から発心山に直登するのではなく、一旦下道をぐるっと回って長岩山の登山口に向かいます。
耳納連山中央部分に位置するいくつかのピークをぐるっと回るつもりなので。
まずはココを左に曲がって久留米つばき園の方向へ。
さすがの土地柄ですね。
立派な柿の木(…だよね)がいたるところにあります。
すぐに久留米つばき園に到着。
つばきシーズンは残念ながら終わっていますが、つばき以外にも沢山の植物があるので楽しめそう。
こんなに沢山の種類が。
今気付いたけど、つつじエリアに行けば少しは咲いていたかもしれない。
芝生広場から見える耳納連山の山々。どのピークがどの山なのかさっぱりです。
どこかの庭先に間違って入らない様、細い農道を右に左に歩いていきますが、あちらこちらに春の花々が咲いています。
山野草好きには堪らないシチュエーション。
そういえばアヤメも開花シーズンを迎えていました。
シレネとアサガオの仲間(だと思う)。
折り畳み傘みたいな形してて面白い。
ちなみに歩いている農道はこんな感じのとこ。
柑橘系の木々も開花シーズンですね。
良い香りがあたりを満たしてます。
向かったのは吉木若宮八幡宮。
長岩山へ向かう登山口の入り口近くあります。
こちらもなかなか歴史がある場所のようです。
参道の階段と瑞々しい緑の木々が非常に良い雰囲気を醸し出してます。
立派な阿吽の狛犬がお出迎え。
その先にはこれまた見事な楼門があります。
こちら、秋口には見事な紅葉がみられるのではないでしょうか。
楼門の左右に見えているのが、うんちくに記載がある宋風の狛犬というもの?
秋になったらまた来てみたいですね。
まずはお詣りに向かいましょう。
100年以上昔からあるという鬼瓦が飾られていました。
唐獅子の表情が可愛いです。
この後、きちんとお詣りさせていただきました。
参道を途中まで戻って、登山ルートとなっている道の方に向かいます。
お隣にある曹洞宗のお寺である永禅禅寺。
こちらも立派な楼門がありますね。
ムラサキツユクサも咲き始めてました。
しばし林道を登って、ここのカーブから左に折れて入って行きます。
しばらくは竹林の中を歩いていきます。
足元にはあちらこちらに竹の子が顔を出してました。
たけのこ好きとしては堪らんです。
林道に出てきました。
左から登ってきました。
このまま右側にある登山口に向かいます。
足元に沢山転がっている実を踏みつけるとバリバリと小気味よい音がします(けっこうクセになる)。
拾ってみると、ひのきの球果っぽい。
なかなかに登り応えがある登山道が続きます。
落葉の量も多くてかなり滑ります。
長岩山山頂の近くにあるチョックストーン。
ここから先、山頂まではこれまで以上の急登が続きます。
言ってる本人が、途中、落葉で滑って右腕に擦り傷を作っちゃいましたw
急登を登りきると長岩山山頂に到着。
日陰はありませんが広々してます。
本日の一座目。
西にある桝形山に向かうため、ここからロード(県道)を30分程歩きます。
ここの道、昔、自分の車で通ったら両サイドからの葉ブラシで傷だらけになった思い出がある。
道端にはシャガが所々に群生してました。
山野草が好きになるきっかけとなった花の一つ。
車だと絶対に気付かんな。
ぶ〜ん。
蜂じゃなくてハナアブでした。
ガマズミの花(だと思う)。
似た花も多いのでよくわかりません。
これはクサイチゴの花っぽい。
オニタビラコ。
道端に生えている雑草類ですが、よく見るとなかなか可愛い花ではないかと。
ここのつつじは満開でした。
耳納平の駐車場に到着です。
八女の山々が一望できました。
ノアザミを眺めつつ、
こちらで小休止。
ついでにエネルギーチャージ!
10分程の休憩を取ったら、次の目的地である桝形山に向かいます。
こっちはヤナギタンポポ?
う~ん、よくわからん。
ロード半分、山道半分で歩いていきます。
尾根道を歩いていても、ずっと右下に耳納スカイラインが見え隠れする状況が続きます。
アンテナ設備区画をフェンス沿いにぐるっと回っていくと、
アメダスの観測機器が設置されている場所に。
桝形山の山頂はこの分岐を右へ。
左は山頂の迂回路になります。
桝形山の山頂に到着。
展望はなし。
控え目にぴと。
グライダー山を目指して、再度ゆっくりとロード歩き。
お、耳納大橋が見えますね。
以前、ドライブで通ったところです。
ここもなかなか見晴らしが良かった気がします。
ここから左の登山道に入ってグライダー山の山頂を目指します。
なかなか厳し目のアプローチ!
でも少し登ると一気に景色が開けます。
おぉ凄い凄い。
南側の展望も綺麗。
各種連絡事項はこちら。
グライダーの離陸ポイント。
少し北東向きか。
こちらは西側。
筑後川沿いの田園風景と背振に連なる山並み。
眼下には善導寺の街並み。
正面には三郡山地と四王寺、若杉山など、ホームグラウンド系の山々が。
ちょっと霞んでますが。
こちらで腰を下ろしてゆっくり休憩します。
お供はセブンイレブンの鮭おにぎりといつものブラックサンダー。
ここまでで500mlのペットボトル1本消費。
食後はミニサーモに詰め替えたセブンイレブンの珈琲をいただきます。
ん、座った場所の近くにゴミ(タバコの銀紙)を発見。
そういえばYAMAP清掃登山のキャンペーンがあってましたね。
コンビニ袋を片手にちょっとあたりのゴミ拾いをしてみました。
最も多かったのがタバコの吸い殻。
私もつい先日まで喫煙者だったので(只今禁煙継続中)、こんな場所で吸いたくなる気持ちは良く分かりますが、それでも山でのポイ捨てはありえない。
結局、10数本の吸い殻を拾ってお持ち帰りしました。
吹き流しと飛行機雲を眺めて、本日最後のピークとなる発心山を目指して移動開始します。
というか、こちら(東側)からのアプローチの方がきちんと整備されててめっちゃ楽だったのね。
ちょこっと見えた道路脇には、非常に素敵なトライアンフが。
さっきロードを歩いていた時に追い越されましたね。
※ご迷惑だったら削除しますのでお知らせ下さい
途中にある白山山頂をするっと通過。
不思議な場所にバイクの残骸。
尾根道の脇で道路は下の方。
深く考えまい。
ロードから外れて発心山に至る登山道へ。
漱石さんの石碑があります。
スミレが群生してました。
咲きたてっぽくてなんか瑞々しい❀
予想より30分押しで本日最後の発心山山頂に到着。
後は駐車場まで下るのみ。
最後の展望を味わってから下山します。
こちらのルートもそれなりに厳しい坂道が続いてます。
私はもう下るだけですが、登ってこられる方、きっついだろうなぁと。
「発心城跡コース」となっている登山道を降りていきます。
下りとはいえど、結構汗が出ます。
途中で立ったまま一息入れました。
ポカリ美味し!
沢山のお地蔵様が並んでましたので、ありがたく拝ませて頂きます。
「おんかかかびさんまえいそわか」。
暫く前から聞こえてきていた沢の音と合流。
せっかくなので、沢に降りてお手々を清めさせていただきました。汗も流せてスッキリ。
倒木も多くて少し荒れ気味の感じもありましたが、上流側はいい感じです。
発心公園に到着。
うんちくを読んで事後学習。
帰り道の踏切で目の前を走って行ったアラウンド ザ 九州仕様のキハ185。
そういえば、山の上からでも赤い車体が走って行くのが見えましたね。
また、秋になったら耳納連山の麓を散策に訪れたいと思います。
今回は写真が多かったこともあり、ここまでで文字数いっぱい。
次回はまたご近所の低山に戻ります。
ではでは~♪