
今回もまた約1ヶ月振りのブログアップとなります。
やっぱ、少しづつでも消化していかないと季節を外したり、そもそもネタ自体を忘れてしまいますね。老化ともいいますが。
今後はできる限り小刻みにやってみようかとも思ってはいるんですが...。
できるもんならやってみやがれ!
道の駅 筑前みなみの里。
ここはもう恒例の場所ですので説明は割愛。
てんとう虫カラーの芝刈り機。
隣接する農村レストランでお昼ご飯をいただきます。
夜間に降った雨でぬれたボディを、お日様が顔を出す前に拭き上げておきます。
前回施工したオーバーコートで撥水状況が素晴らしい。
コーティング屋さんが毎回おまけでくれるクロス。
耳付きですがさほど気になりません。
毛足も長く、吸水力もあるのでとっても重宝してます。
この日は嫁さんが友人に会うとのことで終日フリータイムをゲット。
そそくさと地図開いてニヤつく怪しいオッサンが一匹。
さてさて、今回はどこに行こうか。
ということで、今回は時間もたっぷりあるので少しだけ遠出してみることに。
今まで登った山の頂から遠目には何度もお目にかかっている佐賀県最高峰を目指すことに決定。
九州百名山に含まれる二座を一気に回ってみることに。
もう一つの目的は、昨年、「道の駅 太良」で一人ドライブのお土産として購入した桃が異常に美味しかったらしいので(桃好きの嫁さんが今まで食べた桃の中で一番美味かったと大絶賛した)、この桃にまた出会えないかと。
今の時期(8月下旬)に桃?って感じではありますが、それでも昨年の訪問日からは二週間程早いタイミングでの訪問になります。
さてさて、どうでしょ…。
この日は朝3:30に起床、4時過ぎに福岡の自宅を出発。
なけなしのお小遣いを使って高速道路で武雄北方ICまで一気に移動、鹿島市内のコンビニで行動食と水分関係を購入します。
このタイミングで東の空が明るくなってきました。
眼下は伊福川。
予報通り、今日はいい天気になりそうです。
愛車の向こうには目指す山々もお目見え。
6時過ぎに中山キャンプ場の駐車場に到着。
道路沿いに15台は止められる駐車スペースがあります。
こちらが多良岳に向かう登山口となります。
本日は先に経ヶ岳に登った後、多良岳に向かう予定なので、まずはこのまま真っ直ぐ林道ウォーキングコースへ。
愛車を振り返って、お留守番よろ!
林道の左右には、なかなか良い雰囲気の森が広がっており、右に左にキョロキョロしながら歩くと坂道を歩いている事を忘れます。
所々には渓流もあり。
所々には案内板もあり。
所々には登山道の入口もあります。
登山道ときっぱり書いてあるものの、どの山に登る登山道なんでしょ?
経ヶ岳に連なるタワラギ山か片木山か?
YAMAPには記載されていないルートになるので委細不明。
苔生した幹や大きく広がった枝がひと際目を引く大きな木。
標高が高くなるにつれ、林道も荒れた路面に変わってきました。
でも山道に比べりゃ天国天国。
程なく多良岳と経ヶ岳の分岐ポイント(中山越)に到着。
右の登山道をほんの少しだけ登ると...
尾根道の登山道になります。
ここまでのアプローチは林道歩きだったので非常に楽でした。
ここから経ヶ岳方向へ向かいます。
段々と急登になってきました。
それにしてもガレ場っぽい登山道なのでかなり歩き難いです。
手でサポートする局面が多くなりそうになってきたので、ここらでグローブを装着。
ロープ場とご対面。
経ヶ岳や多良岳の登山道には、数多くのロープ場、鎖場がありました。
一回の登山でこんなにロープや鎖のお世話になるとはちょっと予想していませんでした。でも楽しいっす。
はいはい、こちらを登るんですね。
りょーかいです。
ふんふん、面白いな。
ということで経ヶ岳山頂に到着。
標準ペースよりちょっとだけ早め。
五家原岳方面を望むと、様々な形に変化しながら雲が横切って行きますが、覆われることはありませんでした。
東側の有明海方面、雲は多めなれど視界はまずまず。
西側を向いても真っ白けで全く何も見えません。
頭の上を、すごい速さで雲の気流が通り抜けていくので、しばしの間、ぼ~っと上を向いていました。
岩の上から見た山頂の広さはこんな感じ。
後ろにも少しスペースがありますが、それほど広くはないです。
これから向かう多良岳方面。
ちょっと距離あるような…大丈夫だよな。
とりあえず再出発前にエネルギーを補充。
山頂でお会いした方に一言ご挨拶してから、いざ多良岳に向かいます。
ん?
こんな鎖場、来る時あったっけ?
意気込んで山頂を後にしたら、間違えてタワラギ山に向かう登山道の方に下りてましたww
10分少々遠回りになりますが、これくらいだったらこちら側のルートを楽しんじゃいましょう。
木々の間からは急峻な山腹と有明海が見えました。
登山道沿いに大きな岩があったので、その上に登ってみると、一気に広々とした展望を味わうことができました。
この風景を見れただけでも、ルートを間違えてラッキーだったと。
鎖場ですね…。
鎖場だな…。
岩清水がカーテンのように流れる苔生した大きな岩。
鍾乳石のように流れる水が綺麗。
マイナスイオンをたんまりと補充させていただきました。
なかなか険しいルートですな。
はい。
尾根道の始点となった中山越に戻ってきました。
ここからは金泉寺方面に向かいます。
福岡市近郊の山にあるような踏み固められた尾根道という感じの所は少な目、岩を上ったり下りたりする岩尾根がメイン。
落ち葉も尖った杉の葉ではなく、広葉樹系の落ち葉なので、かなり滑りそう。
イメージ的には裏英彦山ルートのレベルアップ版という感じでしょうか。
流石、修験道の道。
登山道から見た笹岳の岩盤。
見上げるほどの高さがあります。
続く笹岳では本当に笹の葉っぱが沢山。
ほんの少しの距離ですが、藪漕ぎっぽく進む必要があります。
こんな感じの場所をひたすら歩いて行きます。
苔で滑りやすいので慎重にならざるを得ません。
はいよ。
ようやく金泉寺の近くに到着。
経ヶ岳からここまで、予想以上に時間を要しました。
金泉寺に到着。
太鼓の音と読経が聞こえ、沢山の人が本堂に詰めかけていました。
どうも、この日は毎月27日に行われる護摩法会の日だったようです。
右側に見える切り株の椅子。
切って間もないのでまだ腰掛けない方が良いです。
私のズボンのお尻に、まぁるいヤニの後がついちゃいましたので。
これが山小屋です。
いつもは低山ばっかりなので、こういった施設には全く縁がございません。
なので、かなり新鮮な気分。
せっかくなので、多良岳バッチを記念に購入させていただきました。
お天気も良いので、山小屋のお布団干しに最適な日でもあります。
一息いれたら、多良岳に向かいます。
ここからどこまで進むかは残りHP次第で。
あちこちにお地蔵さんではないですね、石仏様?が。
はい、大嫌いな階段です。
中山キャンプ場はここから左へ。
帰りはここから下山する予定。
だから、階段きらい…。
まだ、これくらい荒れてくれていた方がやる気が出ます。
太良岳神社があるので素直な登山道があるのかと思いきや、最後までこんな感じでした。さすがの修験道。
最後の石段。
多良岳に到着。
国見岳を通ってきたはずなんですが、山頂の看板を見落としていた(記念写真なし)ことに今気付いて凹んでます。
行動食のしゃけおにぎりの後には、最近ハマり中のバナナのサンダー!
休憩を終えたら、この先にある前岳を目指して移動開始。
ちなみに今の時期、多良岳からの展望は殆どありません。
岩尾根なので、岩を上ったり下りたりの繰り返し。
諫早湾干拓堤防道路が良く見えます。
五家原岳も間近に望むことができます。
帰りはここの分岐を右に下りて、戻る予定です。
上から見るだけでも、かなり急降下コース。
長いロープがずっと下まで伸びてますが多分大丈夫でしょう。
ルートは中央の木の左側。
経ヶ岳やそこに連なる稜線、笹岳もビューティフル!
こちらが先程通ってきた多良岳。
梯子は本日初めてですね。
座禅岩の横を通って…。
前岳山頂に到着。
結構、疲れましたね。
自分のHPゲージを見てみると残り僅か。
ということで、本日はここで引き返し、下山することにします。
道の駅の桃も気になるしw
先程、横を通り過ぎた座禅岩に立ち寄って、暫しの間、ボケ~っと。
先程の分岐から、ロープを使いながら激下り坂を落ちていきます。
六体地蔵菩薩立像がある場所。
下の方に一体だけお地蔵様が見えてます。
大きな木が岩に腰かけてました。
こちらの下りルートは古い石段が延々と続いてます。
両足がパンパンになってきたので、ゆっくりと降りていきます。
石造りのベンチが有難かったです。
目の前には水場もありましたので、お手々も清めさせて頂きました。
お留守番、ご苦労様!
家に帰ってよく確認してみたら、消費カロリーは今までで一番、3565kcalでした。
この日のトレッキングイメージはこちら。
本日のもう一つの目的である「道の駅 太良」へ。
目的の桃を探してみましたが見当たりませんでした。残念!
道の駅の裏手には有明海の干潟。
対面は大牟田市街。
水分を追加補充しつつ、安全運転で帰ります。
おまけ(その1)
山小屋で購入した多良岳バッチと多良岳のリーフレット。
バッチは時期に応じて3種類用意されていくようです。
今年の12月で山小屋は50周年との事。
いつもいつもご苦労様です。
おまけ(その2)
前岳から下山する途中、注意喚起のリボンがぶら下がっていたにもかかわらず、頭上にあった木の幹に思いっきり頭突き。
帽子にかけていたサングラスに思いっきりヒット!(実はこの日2回目のヒット)
ぐわんとする視界の隅にレンズが外れてびゅ~んと谷底へ落ちていく様子が…。
暫しの間、その場に茫然と立ち尽くし。
まぁ、フレームごと飛んでいかなくて良かったと思うしかないんですが(泣)
もうあと残り150charくらいで3万字になりそうなので、これに続く洗車記録はまた次回ということにします。
ではでは~♪