2017年01月10日

………日は変わって、
昨日の話、そう成人の日…………
妻と6歳の長女が保育園の行事で
出た為、2歳3ヶ月になる次女と
ショッピングモールへ…
元気が取り柄の娘に対し、
ようやく癒えてきたとは
いえ、まだヘロヘロの僕…
散々振り回された挙句、
「サンリオ」のショップに…
「キッティちゃん、つよいなぁ〜、
キッティちゃん、つよいなぁ〜…」
と、娘…………
僕はぎこちなく、
「そ、そやな〜、強いなぁ〜」…
と返すも、内心…
「何が強いんや?………、
あとキッティちゃんの‘‘ッ” いらん…」
と突っ込み返す……
そうして、僕の片手強くらいの
娘の小さな背中をしばらく眺める……
その時、
ふと、湧き上がる素朴な疑問……
「僕はこの子の成人式まで、
生きられるのだろうか……」
自身の半生省みて、僕に長く
生きる権利はないと思う……
でも、この背中と、もう少しだけ
大きな背中………、
この「二つ」だけは……、
この「二つ」だけは、
守らなければならない義務がある…
しばらく、その小さな、小さな
背中を眺めながら、
僕は切に願う………
「壊す」事しかできなかった僕に
どうか、「守る」力を………
次こそは、道を「外れず」、
「真っ直ぐ」歩くから……
どうか、「守る」力を……
僕に下さい………………、
……………………、
「パパ〜っ、パパ〜っ!」………、
娘が叫ぶ声……
僕は我にかえる…………、
「パパ〜っ、キッティちゃん、
つよいな〜〜」
「……………………そやな〜、
でも、パパの方がもっと強いで………」
そう言った僕は…
しゃがんで、その小さな体を
抱きしめました………………。
Posted at 2017/01/10 01:37:20 | |
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