サーモスタット交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
カルメ焼き臭がするのでボンネットを開けてみたら、リザーバタンクのLLCがほとんど空っぽになっていたので、下回りを確認したところ画像の通りに。とうとうきたか…この時が。
2
先ずはバンパー外し。
やり方は諸先輩方の整備手帳を参照。
つーか後々思ったけど、全然バラす必要なかったッス。
3
アンダーカバーを外す。
結構漏れてるようだ。
エンジンルーム内を確認するとサーモスタットハウジングの後方、ヒーターホースのホースユニオン?の根元に漏れの形跡があるのでたぶんほとんど折れてしまってるんだと思う。
4
端子を外して押さえの13mmナット(○印)を外してバッテリーを撤去、ECUのカプラー(①のロックをスライド、②を起こしながら同時に③をスライド)を抜いて、バッテリーの台座に固定されているハーネス類、ECU本体の右側にあるアース線を外す。液漏れトレーをどかすと○印の通り13mmが3ヶ所、これを外すといよいよバッテリー台座が外れる。
画像は撮り忘れや思い違いもあったりするので参考程度で。
5
昨年車検でウォーターポンプとフロントカバー交換をした時にホースバンドが交換してあったので、ロアホースのエンジン側からクーラントを抜く。
6
バケツをセットして、本当は良くないけど再利用(笑)
つーか2ℓくらいしか入ってなかったけど、こんなもんなんだろうか?それとも漏れてかなり少なくなってるんだろうか?
7
アンダーカバーは洗っておく。
また漏れた時に発見できないのも嫌だし。
8
スペースができたのでサーモスタットハウジングの取り外しにかかる。
水温センサーのカプラーは画像の通りオレンジのロックを矢印の方向に引き、②の爪を上に上げるとスルッととれる。
その他タービン側に繋がってそうなホースはカプラーの両サイドに四角い押せるところがあるので、そこを押しながら引っ張ると外せる。画像は撮り忘れてしまった。
9
ヒータホースとアッパーホースのバンドをニッパーなどで破壊して取り外す。
アッパーホースは簡単に外れるが、ヒーターホースはちょっと触ったら…
10
もげました(笑)
シリコンスプレーを吹いて捻ったりして無事回収。
しかしなんでここを樹脂製にするかね…
そして用意したのはナゾの対策品。ヒーターホースユニオンがちゃんと金属製になっているから安心…の筈だが、まさかねぇ(笑)
11
画像と内容が前後するが、10mmナットでエキマニの遮熱板が共締めされているのをで外し、2ヶ所10mmボルトを取ってサーモスタットハウジングを外す。
念のためオイルストーンで面出しもしておいた。
12
あとは元通り組み上げて、クーラントを入れてエア抜きするだけ。
ホースバンドは手持ちの在庫より口径の合うものを使った。ヒータホースが22mm 、アッパーホースが37mmだったような気がする。
とまあ、普通ならこれで終わりの割と簡単な作業なんだが、そうは簡単にいかないのがリプロ品を使ったDIY。ホースユニオンのネジ切り精度が非常に悪く、ネジ山の欠けや傷が水の通路になってしまっているようで、ジャバジャバ漏れている…水温センサーもネジ山が悪くて奥までささってないような…
久しぶりにゴミに当たってしまった。
返品交渉してまともな商品を送ってもらおうかどうしようか…
13
仕方がないのでハウジングから外せるユニオンは全てスリーボンド1215を塗って再度組み付け。
水漏れ跡はホースで洗い流して、再びエア抜きを実施。漏れは止まったっぽい気がするが、直った感がまるでないスッキリしない作業終了となってしまった。
このままでは気持ち悪いので、交換した純正もネジピッチの合うホースユニオンを探して復活させて、予備として持っておこうと思う。
14
追記
2日後再度バッテリー周辺をバラしてスマホを潜り込ませて撮った画像。
漏れている形跡はないのでたぶん大丈夫。
今後はリザーバタンクの量とサーモ周辺を上から覗き込む程度のチェックで良いと判断。
いよいよ心配ならエンジンが冷えている時に画像の場所は手を突っ込んで触ることもできるし、それで手にクーラントが付くようなら再度修理しようと思う。
おしまい
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