お暑うございます!
お江戸下町は連日うだるような暑さに見舞われ、日中に出歩くこと自体憚られますが、月に一回の床屋さん通いをしない訳にはいきません。
髭については相変わらずよく伸びるのですが・・・(^^ゞ
そのため、風呂場でヒゲトリマーとT字シェーバーを使ってある程度の身嗜みを整えるのですが、鏡で髪型をみるとチョッとだらしなさを感じてヒゲトリマーで頭を丸めたくなる衝動に駆られます(滝汗;)
と言うことで、散歩を兼ねてちょっくら出掛けることにしましょう。
外は灼熱地獄ですので、
涼しげな麻の作務衣を纏い、下駄を履いてお年寄りの原宿こと巣鴨地蔵尊商店街へと繰り出します。
混雑した都内の道を銀虎を操りコインパーキングを探すなんて・・・、都電に揺られて下町の夏を体感する方が粋でしょ(*^^)v
JR京浜東北線・王子駅で都電に乗り換えます。
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・王子電停にて
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・カーブから現れた都電は、2台しかないレトロ風車両(電番9001はえんじ色、9002は紺色)
ここでひとつ気になったことが・・・
最近になって
都電・荒川線は愛称がついたようで、
東京さくらトラムと命名されたらしく車内の路線図にも都電・荒川線の文字にこの愛称のシールが上張りされ、車内自動アナウンスも愛称名で流れていました。
長年にわたり
荒川線で親しまれていたのだから今更感がしますが、東京オリンピックに照準を合わせているのかなぁ・・・
今でも運転士の過剰なマイクパフォーマンスも気になっているし、今後多国語案内となったら益々社内の風情が無くなるのではないかと少々気掛かりです。
それに、最後の釣掛け式であった
電番7001(前回記事は
こちら)も昨年度いっぱいで
廃車となり、
懐かしの釣掛けサウンドは聴かれなくなってしまったことは、何とも寂しい限りである。
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・乗車した電番9001を見送る(庚申塚電停にて)
と想いを馳せているうちに電番9001(頭でっかちダブルルーフデザインのレトロ風車両)は庚申塚電停に到着、今度はとげぬき地蔵尊に向かって一直線に少し歩きますとみん友JEFさんの経営するヘアーサロン港へ到着します。
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・交差点を少し過ぎた所にJEFさんのお店がある(左手には巣鴨猿田彦大神庚申堂)
今日はみん友さん・がんしっぷ黒鐵改・焔月さんとJEFさんと事前連絡を交わし、時間差攻撃にてJEFさんに調髪して貰うことにしていました。
Gちゃんの調髪はちょちょいのチョイですから、がんしっぷさんが先攻、私が
後攻にまわります。
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・JEFさんに調髪してもらっているがんしっぷさん
予定通り、昼前には二人ともJEFさんの手により男前?となりました。
私は毎回予約が午後派でしたので、散髪を終えると商店街で買い物をしてから家路につくのが慣例のようになっておりましたが、今回は昼前ですので
がんしっぷさんとランチオフをするのが楽しみでした。
がんしっぷさんは毎回散髪の後、ここの商店街で孤独のグルメ?を楽しんでいるようで、定番のお店が数軒あるそうです。
お互いに孤独のグルメファンなので、
今回は孤独のグルメSeason5第12話〝東京都豊島区西巣鴨の一人すき焼き編”で登場した店でランチオフすることに決まったのだ。
このお店までは徒歩15分ほどですので、庚申塚電停に戻る方角で昭和テイスト満載の商店街を明治通り方向へとぶらぶら歩いてゆく。
途中、大正大学の脇を通るが、久々に見たキャンパスは近代的な建築物へと変貌していたのだった。
商店街に面した裏側に当たる建物前には鴨台観音堂(おうだいかんのんどう)と掘られた石碑があり、その右手奥には会津飯盛山にある栄螺堂(さざえどう)とよく似たコンクリート造で平成25年5月に完成した「すがも鴨台観音堂」が落慶されております。
八角・三匝(さんそう)の階堂で、回廊は往路と復路が交わることのない二重螺旋構造となっており、栄螺に例えて「鴨台さざえ堂」とも称しているようです。
1階に不動明王の従者である制吒迦童子(せいたかどうじ)を祀り、頂上階にご本尊である聖観自在菩薩(しょうかんじざいぼさつ)=鴨台観音が安置されております。
この鴨台観音堂前には、絵馬処であるオクトパス君が・・・(南三陸を明るく元気にするキャラクターらしい)
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・大正大学(商店街側)
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・鴨台観音堂石碑
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・通称:鴨台さざえ堂
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・可愛らしい真っ赤なタコ(オクトパス君)が目印の絵馬処
ここからすぐ先の明治通りを右に曲がり大正大学正門を過ぎるとR17との西巣鴨交差点があり、近くの路地を少し入った所に目的のお店がありました。
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・しゃぶ辰西巣鴨店(東京都豊島区西巣鴨4-13-15)
こじんまりとして昭和感のある店内に入ると、僅か10席ほどのU字型をした独特なカウンターだけで12時前であっても満席!殆ど客がすき焼き定食を食べていた。
少し待たされ2階の座敷へ案内されたのだった。
急な階段を登り下駄を脱ぎ座敷にあがると座卓が4卓だけで、ここもまた少し煤けた一昔前の空間でのんびりと食事が出来そうな予感がした。
1階のカウンターだと一人鍋が可能だが、
2階の座敷は一般的なお店のように卓に対し1つのコンロとなるので同一メニューがお約束となります。
私は、すき焼きでもしゃぶしゃぶでも問題ナシなので、がんしっぷさんに選択権を譲り、しゃぶしゃぶと決まった。
孤独のグルメで松重 豊氏が演ずる井之頭五郎は上州牛すき焼き定食(2,500円)を注文したが、半分以下の
1,000円でも国産牛のすき焼き若しくはしゃぶしゃぶ定食を選択できるので、なかなか
リーズナブルである。
よって、
国産牛しゃぶしゃぶ定食を2人前、追加として三元豚バラ肉(@900円)を2人前注文し暫し待ちます。
やがて銅引きの鍋がセットされますが、通常のしゃぶしゃぶ鍋だと煙突が付いて周囲が熱くならないのだが、このお店は
丸底の専用鍋でしたのでエアコンの気流の影響もあり自分の方へ湯気と熱気が・・・
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・しゃぶしゃぶ定食と追加の三元豚バラ
少々ふやけ気味となってしまいましたが、
食い気が勝り、ごはん2膳を含め無事完食しました。
この間、他の客はすき焼き定食ばかりでしたので、しゃぶしゃぶよりすき焼きの方が人気なのかもしれません。たぶん・・・
食後は新庚申塚電停方向へ炎天下の中を歩きますが、僅か400m程なので問題なしです。
新庚申塚電停は、R17号を跨いで左は早稲田方面、右は三ノ輪方面となりますので乗車の際には少し注意が必要です。
電停脇の横断歩道で信号待ちしていると、来る時乗車した電番9001が三ノ輪行きとして姿を現し、ダッシュすれば乗車可能でしたが二人とも満腹でしたので見送ります。
都電は、概ね5分間隔で運行されていますので慌てる必要はありません。
往路は乗車、帰路も目の前で見られたのでラッキーか?と問えばラッキーかも(笑)
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・R17を横切る三ノ輪行き電番9001(レトロ風な丸い戸袋窓が特徴)
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・道路向こうには早稲田行きがダンゴ状態(新庚申塚三ノ輪方面電停から)
後続の電車で王子電停へ、王子駅からは京浜東北線に乗り換え、川口まで楽しい会話であっという間でした(^^♪
がんしっぷさん、また行きましょうね~(@^^)/~~~
おしまい
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Posted at
2017/07/29 02:15:06