フロント ダウンサス取り付け リハーサル
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ジャッキアップしたのはダウンサス交換の手順リハーサルのためでした。
工具の不足や外し方がわからないところなどをなくした状態で臨めるように準備します(1回でうまく交換できなかったときの言い訳)。
まずは車高センサーのカプラーを外します。写真のようにコネクター末端を爪で押しながら引っ張れば簡単に抜けました。
念のため、車高センサー自体も車体側のボルト(サイズは10)を取って外しておきます。はじめはセンサー本体のトルクスネジ2本を外そうとしたのですが、左側のネジが空回りして外せなかったので諦めました(裏側から押し出すのか、ヘックスなどがはまるのかもしれませんが、狭くて裏側がよく見えなかったので)
2
フロントショックのDCCのコネクターは外し方が分からず、30分近く奮闘しました。が、結局はこれも爪で末端を押しながら下に引き抜くだけでした。
足回りの交換動画でもコネクターの外し方は割愛されていることが多いのですが、初めてだと戸惑いますね。
3
リンクロッドを外します(締め付け時は 65Nm)。少し錆びていたので拭き取ってスレッドコンパウンドを塗っておきました。
ここはスタビに繋がっているので、両輪を同時に上げないと外すのは無理ですね。2.5トンジャッキを買った甲斐がありました。
4
ブレーキホースのガイドもボルト(10)を外します。
5
そしてショックを締め込んでいるボルトを緩めます。
ここは18サイズのソケットと、14サイズのトリプルスクエアという、かなり特殊なサイズの組み合わせ。この作業のために両方のソケットを購入しました。
もとの締付けトルクが高く、写真のラチェットハンドルでは緩められず、結局30cmのスピンナーハンドルでようやく緩めることができました。(締め付け時は 70Nm+180°)
ショックは意外とキツキツではまっているので潤滑剤を吹いたあと、隙間をこじ開けてやる必要があります。
このための専用工具を買っていたのですが、朝工具箱に入れたはずなのに見当たらない・・・。他のものを家の中で探しているときに紛れ込ませてしまったのかもしれず、家の中も探しましたが見当たりませんでした。
動画では1/4への変換ソケットや、バールで代替している例もありましたが、軽く試してみたところ簡単にうまくいきそうな感じはしなかったので、無理はしないことにしました(リハーサルですし!)
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その後、探しまくって家の中で発見しましたが、こういう工具です。
国内ではあまり売っているところがなく、Aliで購入しました。
縦にして隙間に入れて、ぐりっと90度回すと隙間をこじ開けられるというもの。強引な感じがしますが、これがないと大変だと思います。
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既に今日の時点での交換は無理と分かってはいますが、先の工程もなぞっておきます。
「動画で見たみたいに、ドライブシャフトの根本のボルトを10サイズのトリプルスクエアで外して・・・」と思ったのですが、ドライブシャフト根本を見て目を疑いました。
アルテオンのドライブシャフトは全部ラバーブーツで覆われている・・・。
ということで、アルテオンの場合はセンターハブボルトを緩める方式でないと駄目なことがわかりました。
(ハブボルトの締め付け時は 200Nm+180°)
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写真を撮り忘れたのですが、最後はロアーアームエンドの3本のボルトを取ります。(締め付け時は 40Nm+45°)
以前見た動画でゴルフか何かの車種ではこのボルトの穴が長穴になっていてキャンバー調整ができる(なので作業前にマーキングしておく必要がある)とあったのですが、アルテオンの穴は長穴ではなく、はまるところにしかはまらなかったので、マーキングは不要そうです。
タイロッドエンド(締め付け時は 20Nm+90°)
ストラットタワー上部(15Nm+90°)
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