バッテリーの一時交換その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
急に寒くなったここ2週間ほどで、始動ボタン一押しでエンジンスタートしなかったことが数回あり、2発目ではちゃんと起動したものの、VCDSで見ると電流不足という旨のエラーが出ていました。
試しにバッテリーチェッカーで測ったところ、交換せよとのサインが!特にCCAとSOHが悪いですね(このバッテリーは760Ah)
最近のバッテリーは突然死するという印象を持っていましたが、実は数値で測るとずっと悪化して続けていて、閾値を超えたところで突然(?)始動できなくなるだけなのかもしれませんね。
2
今のバッテリーに変えたのは三年ほど前。アイドリングストップはキャンセルしてありますが、一回バッテリーあがりを経験している影響もあるのか、寿命が目に見えて長いという結果にはなりませんでした。
バッテリーメーカーの保証期限は2,3年ほどのようですし、昔みたいに5〜7年ほどもつものという感覚は忘れて、スマホのバッテリーと同じようなを間隔で買い替えるものと思っていたほうがよさそうです。
と、思いながら、外した後もたまに充電しながら保管してあった純正バッテリーをチェックしてみたところ、こちらのほうが数値が良いことに気づきました。
当時、弱ってきた印象があって交換したわけではなく、あくまで予防的に交換したのですが、最初からあまり弱っていなかったのか、バッテリー充電器にサルフェーション除去機能が謳われているので、時間をかけて補充電したことでバッテリーが復活したのかは正直不明です。
そこでこのバッテリーを車につけて、現在ついているバッテリーを時間をかけて補充電することでCCA値が復活するか試してみようと思いました。
3
バッテリー交換時には乾電池を使った補助バッテリーか、電力供給モードの充電器をつなげておくものですが、どちらもちょっと面倒。
前者は1.2Vのenloopばかりの我が家では電圧が足りず、このためだけに乾電池を購入するのはちょっとしゃく。
そこで今回はDC-DC変圧器を買ってモバイルバッテリーから12Vを供給してみようと思います。
これがaliで買った安価な変圧器。本体下のダイヤルを回すと出力電圧が変わります。
4
裏には入力と出力の電圧レンジが書かれています。
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ワニ口クリップ付きのコードを接続し、ショートしないようにビニールテープで巻きます。
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裏面。
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モバイルバッテリーをつなげてバッテリーチェッカーを起動させることができました。
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が、クリップを車体側のバッテリーコネクターにかませて、バッテリーをコネクターを外したところ、突然変換器の表示が2Vになってしまいました。ダイヤルをいくらひねっても表示される数値は上がらず、ピーという音が変圧器からするようになるだけ。失敗です。。。
この時点で車体側への電気は一度切れてしまったので、諦めてそのまま交換作業を続けます。
9
載せ替えてコネクター類をつなげたところで再度計測。2枚目の写真とSOCの値が随分変わっていますね。。。
このチェッカーは車体装着時とバッテリー単体での計測時のどちらかで使うのが正しいのでしょうかね?利用シーンの多さを考えると車体装着時となりそうですが。
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一方の外してきたバッテリーは1枚目の写真よりさらに悪い数値。
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ここから長時間(10日くらい)充電器にかけてみます。
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一時的とは言え、Ross-TechのWikiを見てバッテリー交換時のコーディングもしておきます。
http://wiki.ross-tech.com/wiki/index.php/Battery_Replacement
が、ここでも今までの過ちが発覚!バッテリータイプの設定で、外した私のバッテリーはBLACK-AGM BLA-70-L3 なのでFleeceを選ぶべきだったのですが、字面につられてBinary - AGMを選んでしまっていました。これはOptiomaのようなバッテリー(
https://www.optimabatteries.com/)を使用するときに使うべき項目のようです。
今回装着した純正バッテリーはEFBなので、EFBを選択。
Factory installed AGM often use Fleece
Factory installed Enhanced Flooded Batteries use EFB
Factory installed Sealer Lead Acid (SLA) use Wet
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