J'sGRACEのブログ一覧

2009年新車発表会の席で、マクラーレン代表のロン・デニスは代表の座から退くことを明らかにした。
後任にはCEOのマーティン・ウィトマーシュが就任し、3月1日から代表職を引き継ぐ。
デニスはF1界から引退するわけではないが、マクラーレンのF1活動において他の仕事に集中することになるようだ。

デニスは「マーティンが引き継ぐ時がきた。これは100％自分の決断である。彼はこの仕事を喜んでくれるだろうから、今後はレース日におけるほぼ全ての決定を彼がすることになる。私は今もF1に大いなる情熱を注いでおり、マーティンの責務のサポートをしたいと思うが、それは単に意見を述べることに留まるだろう」
「私の意見を聞きたくない時にそれを受け取ることもあるかもしれない。しかし、最終的な決断は彼自信が下すことになっても、マーティンが私の意見を聞き入れてくれることを期待している。この決断を下すには適切なタイミングだと思う。しかし、引退と捉えてほしくはない。なぜなら、全く正反対のものだからだ」
と述べた。

マクラーレンにとって、デニスのいないシーズンは1981年以来となる。

さて、上手く機能していくのか、ウィトマーシュの手腕が見物だ！

マクラーレンは、2009年用マシンのMP4-24を
本拠地のイギリス・ウォーキングで発表した。

カーナンバー1をつけた新車は2009年の新しいルールに合わせて、幅の広いフロントウイングと小さなリアウイング、スリックタイヤ、そしてＫＥＲＳを搭載して今シーズンを戦うことになる。
チームはすでに２台のシャシーを完成させており、来週の月曜日からアルガルヴェで始まるテストで初走行を行う予定だ。
最初の２日間はペドロ・デ・ラ・ロサがステアリングを握り、ハミルトンが水曜日、コヴァライネンが木曜日を担当する。

写真の角度や横からのスタイリングは、見れるんですがね～苦笑
でも、さすがはトップチーム！手堅くまとまってます。

MP4-24スペック

シャシー：カーボンファイバー＆アルミニウム製ハニカム複合素材（フロント＆サイドインパクト構造）
フロントサスペンション：トーションバー、ダンパーシステム搭載／プッシュロッド＆ベルフランク式ダブルウィッシュボーン
リアサスペンション：トーションバー、ダンパーシステム搭載／プッシュロッド＆ベルフランク式ダブルウィッシュボーン
サスペンションダンパー：コニ製
タイヤ：ブリヂストンポテンザ
無線：ケンウッド製
レースホイール：エンケイ製
ブレーキキャリパー：アケボノ製
ブレーキマスターシリンダー：アケボノ製
バッテリー：GSユアサコーポレーション製

エンジン
タイプ：メルセデスベンツFO108W
排気量：2.4リッター
シリンダー：8気筒
最大回転数：18000回転
バンクアングル：90度
最大ピストン口径：98ｍｍ
バルブ数：32
燃料、潤滑油：モービル
重量：95kg

トランスミッション
ギアボックス：7速＋リバース、セミオートマチック
ドライブシャフト：マクラーレン製
クラッチ：手動