
もう今年の夏は持たないだろう…と。
言われてからすでに3年。
よくここまで、がんばったものです。
17歳の誕生日を迎えるとは、思いませんでした。
人間だと84歳位だそうです。
この子を飼い始めたことが、
昨日のことのように思い出されます。
自宅を建ててすぐに、飼い始めたポメラニアン。
連れてきたときは車酔いをして、吐いてからは、
車が大嫌いなワン子でした。
それから子供達と共に、一緒に過ごしてくれました。
この子から子供達も学んだことは、多かったことでしょう。
マラリアにかかり、
心臓に負担をかけないように言われてからも10年以上。
それもある時、治ってしまいました。
ここ2年位の間
虚勢をしなかったので、
睾丸が腫れて薬を飲み続けてきました。
元気に散歩に出かけていたのも
だんだんと、距離が短くなっていきました。
この半年は、人間と一緒でボケも入りはじめ、
昼夜が逆転し、
夜中であってもほえるようになりました。
そして、だんだん歩けなくなり、
歩けないワン子の後ろ足に、
タオルで作った帯で、後ろ足を補助しては
嫁さんと三女が歩かせていました。
嫁さんは今年になってから、リビングでワン子と一緒に寝始めました。
受験生の三女が、目を覚ましては面倒を見るからです。
その三女の試験も無事の終わりました。
夜中にほえれば、嫁さんは1時間でも2時間でも
その面倒を見ていました。
平日仕事中の嫁さんは、
昼休みに一度帰宅しては、
この子の面倒を見ていました。
大変なことだと。
休みの日に、私が家にいても、
午前中は寝ていて、
午後の2時半から4時くらいまでは、
ウッドデッキのサークルの中で、
「起こしてくれ!」と「ワンワン」吠えます。
細くなった足を立たせてあげると、
3~5分は歩いていられるのですが、
また倒れます。
その度に、「ワンワン」と
「起こせ!」が始まります。
わかっていても、ずっとそんなことの繰り返しだと、
イライラしてきますw
でも嫁も三女も、不満も漏らさずに、
毛布を引き、湯たんぽをあてたりして、
最後まで一所懸命面倒見てくれました。
そんな二人を見ながら、自分など到底できないことだと…。
仕事中に着信があり、電話をすると、
3月7日土曜日19時20分頃に今亡くなったと…。
嫁さん、長女、三女の見守る中で、
安らかに息を引き取ったそうです。
次女がその後、帰宅したときは、まだ温かったと。
私は仕事でしたので、
翌日自宅に帰宅しましたが、
段ボールに入れて、毛布でくるみ、花を入れ
最後に、家族のメッセージを入れて、お別れしました。
出会いがあれば、別れがあるのは、世の常のこと。
長い間、病気に苦しみながらも、ありがとうね!
長いブログを読んでいただき、ありがとうございます。
Posted at 2015/03/10 14:46:56 | |
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