THULE ウイングバーキャリアを装着
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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取り付け自体は特に難しい作業ではありませんが、3つの別パーツを揃える必要があり、統一のマニュアルも無かったので組み立て→取り付けまでの手順を簡単にご紹介したいと思います。
もしかすると別の正しい方法があるのかもしれませんが、"イメージトレーニング"の補助としてお役に立てれば幸いです。
装着に際しては下記の3点を購入しました。
・アルミウイングバー(黒) [961B]
・ベースフット [753]
・ルーフレール取付KIT [4059]
価格は3点で税込36,450 円(@ネット通販)でした。
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まずウイングバー[961B]のセット内容です。
・ウイングバー本体 × 2 (前後共通)
・アッパーストリップ × 2 (ルーフボックスに接する樹脂ストリップです)
・ロワーストリップ × 2 (バー裏面のスライダーの隙間を埋めるストリップです)
・バーエンドキャップ× 4 (上下の向きがあります)
・スライダー× 4 (バーの"出を確認できる目盛りが刻まれています)
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続いてベースフット [753]のセット内容です。
丸で囲んだ8本のアレンボルトと4つのキャップ(きっと本国ではスクエアバーが標準なのでしょう)はパサートヴァリアントへの装着では不要です。
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車種別の取り付けKIT [4059]の内容です。
要はルーフレールとベースフットを接続させるアダプターのようなもので、「爪」とサポートゴムがパサートのルーフレール形状にフィットする形になっています。
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まずはベースフット [753]に車種専用KIT[4059]の金具を組み付けていきます。
専用KIT[4059]に付属している1本のボルトをベースフット [753]の金属シリンダーに差し込むだけですが、シリンダーの穴をボルト方向に向けてから締め込んでください。
締め込みにには付属のボールレンチを使用しますが、とても使いやすい工具でした。
ここでギッチリ締め込む必要はなく、外れない程度に2〜3回しほどでOKです。
説明書では1〜2回しと記載されていますが、車に取り付ける際に不意に外れてルーフの上に「ボコッ」と落とすのも嫌なので、「落ちない・外れない」ことを優先して少しだけ多めに締め込みました。
これを前後左右分の4セット組み立てます。
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続いてウイングバーにアッパーストリップを挿入します。横からスライドさせなくても上から指で簡単に押し込むことができます。(A)
次にバーの「出」を調整するスライダーをアルミバーに差し込みます。差し込む「向き」がありますのでご注意を。
スライダー裏の出っ張りが先細っている方から差し込みます。(B) ※説明のために裏面を見せていますが、差し込むとき目盛りが見える面を上にします。(C)
その後、↑で組み立てたフット&取り付け金具をアルミバーに挿入します。前後左右の向きはありませんのでヒョイヒョイ入れていき(D)、入れ終わった後にエンドキャップをはめ込みます。(E)
エンドキャップには向きがありますので、(E)の写真で確認してみてください。
尚、バーの「出」の調整は車に装着した後になりますので、この時点でのスライダーの位置は適当でかまいません。
裏から見るとこんな感じです。この部分がルーフレールに接着されます。(F)
ロワーストリップは、ペースキャリアを車に装着してアルミバーの左右の出を調整し終わった後に、こんな感じで差し込みます。(※私はこのストリップを結局着けなかったので装着後の写真はありません)
これで事前の組み立ては完了です。
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装着の前にもう一つ、ベースフットの盗難防止カバーも組み立てておきます。
カバーにキーシリンダーを差し込んで左右に軽くクルクル回しながらねじ込みますが、力をかける必要はありません。左右にネジネジ・スポッ、という感じではまります。
組み立てが終了したので車に取り付けます。
ルーフレールの上に取り付け金具が上手くかみ合うように乗せて前後の位置決めをします。位置を調整するときはは「工程5」で締めたボルトを少し緩めると動かしやいです。
前部バーはBピラーの延長上、後部バーはCピラーの延長上に仮置きして、バーの軸と軸の間が700mm以内に収まるように調整します。(説明書に記載されていた数値です)
※現時点ではまだルーフボックスを載せないので軸間はかなり適当なまま固定しています(^_^)
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本来はアルミバー裏に仕込んだスライダーのメモリを見ながら左右の「出」を調整するのが正しいとは思いますが、寒くて面倒なのでこちらもルーラーで適当に測って固定しました。
固定はネジ1本を締めるだけ(A)なのでとても簡単です。締め込むときは片方をぎゅっと締め込んでからもう片方を締め込むのではなく、左右交互に締め込めと説明書には記載されていました。
ベースフットに同梱されていたアレンボルトは他の車種ではここに締め込むと思われますが(B)、パサートには不要です。入れても噛みません。
あとはキー付きカバーをはめ込めば完成です。
(わざわざ整備手帳に記載する必要ないくらい)とても簡単ですねー。
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