長者原温泉　トライアル温泉郷

基本、アメニティなどは宿泊者が準備するスタイルで驚きの低価格ステイを実現した源泉かけ流しの温泉に入り放題の激安温泉宿です。

今回、蔵長屋の鳶という一番安い素泊まりプラン（1名1.980円）で宿泊してみましたが、居間と板張りの座敷がある1階、寝室がメインの2階からなるロフト風の造りで室内は吹き抜けになっているため開放感もあり、快適に利用する事ができました。
デメリットとしましては壁が薄く隣の話声やTVなど生活音が結構聞こえるので、気になる方は寝る時に耳栓があるといいかもしれません。

源泉かけ流しの温泉は男女の大浴場と貸し切り風呂が5部屋あり、どちらも15：00から翌日の10：00まで何度でも利用できます。九州で貸し切りの家族風呂を借りると大体2.000～2.500円位の費用と入浴料が別に必要ですが、一人2.000円以下の宿泊代だけで素晴らしい泉質の温泉に入り放題ですので細かい事を気にしない方々にとって貸切風呂に入るよりも安く泊まれるので、これ以上コスパ最高の宿は中々無いと思います。

価格が安い分、施設の老朽化もありますのでクオリティは値段相応な所もありますが、キャンプ場のバンガロー位な感覚で行くと違和感がないかも？

基本素泊まりで食材や飲み物を持参するスタイルがお勧めですが、国定公園内にある為、部屋でコンロなどの火気使用やホットプレートなども使用厳禁となっておりますのでご注意下さい。
※フロントの売店に電子レンジとアルコール類やスナック菓子、冷凍食品、カップ麺などがあり、部屋に電気ポットがありますので参考まで。

敷地内にある「こはく食堂」を事前予約しておくとリーズナブルな価格で夕食と朝食をいただく事ができ（ご飯はおかわり自由）、弁当を部屋まで届けてくれるサービスもあります。
※シェフや店員さん達のアットホームな接客がとても心地よかったです。
ちなみに今回、大人2名宿泊・こはく食堂で夕食の定食×2・生ビール1杯・朝食×2・源泉かけ流しの温泉に入り放題で掛かった費用はたったの8.980円でした😆

標高が高いので気温が低く、冬季は積雪や凍結が多い所ですので12月から3月位にかけてはスタッドレスタイヤ装着やタイヤチェーンが必要になります。

節約志向でない方々には贅沢な離れの宿やミシュラン級の料亭もあるので、詳しくは関連リンクをご覧ください。
住所: 879-4911 大分県玖珠郡九重町田野２５５−３０